スペルト小麦でパンを焼く(3)ドライフルーツとチョコレートのパン

スポンサーリンク
焼き上がり スペルト小麦
スポンサーリンク

※当ブログではアフィリエイト広告を利用しています。

 

 

前回のスペルト小麦ベーグルの失敗を受け、生地がダレる原因や対処法を勉強して再びスペルト小麦パンにチャレンジします。

色々なレシピを見ていると、やっぱりスペルト小麦の美味しさを活かせるのはハード系パンのようですね。

今回は生地自体はリーンなシンプル味、その中にドライフルーツとチョコレートをたっぷり入れて焼いています。

 

スペルト小麦で色々焼いたレシピはこちら

スポンサーリンク

ドライフルーツとチョコレートのスペルトパン

スペルトパン生地をダレさせない方法として「水の一部を硬水にする」というものがあるらしいので、それを導入して作ります。

コントレックスやエビアンを混ぜるのが普通のようですが手元になく、家にあったにがりを数滴落として作ってみます。

材料

スペルト小麦粉(全粒粉) 300g
インスタントドライイースト 1.5g
モルトパウダー 0.3g

塩 6g
水 195ml
手作りとうふ用にがり 数滴

レーズン 100g
ドライクランベリー 50g
チョコチップ 80g

パン材料

ドライクランベリーとチョコチップは富澤商店のお楽しみ袋に入っていたもの。買ってよかった!

作り方

  1. スペルト小麦粉とインスタントドライイースト、モルトパウダーを同じボウルに入れ、混ぜ合わせておく。
  2. レーズンとドライクランベリーは一度湯通しして油を落としておく(ノンオイルのものならそのままでも)
    湯通し
  3. 常温にした水、塩、にがりを全て混ぜ合わせ、1のボウルに加えて粉気が無くなるまで混ぜる。このままラップをして20分ほど置く。
    水を入れる

    練った後
  4. 2の生地をHBのパンケースに入れて5分ほどこねる。にがりのせいか、これまで作ったスペルト小麦パンよりもコシがあります。表面がつるっとしたら台に取り出してドライフルーツとチョコレートを混ぜる。
    HB
  5. 具の入り方が均等になるまで混ぜ込み、丸くまとめてとじ目を下にして2時間半から3時間室温発酵。(今回、暖かいところに置いたせいか2時間半で二倍以上に膨らみました)
    一次発酵前
  6. 一度ガス抜きし、丸め直してもう1時間発酵させる。
  7. ガス抜きして生地を2つに分割して丸め、とじ目を下にして置いて濡れぶきんをかぶせて20分ベンチタイムを取る。

    発酵後

    これは分割前

  8. 7の生地を丸く平らに伸ばし、端から3つ折りにしてラグビーボール型に成形する。パンマットの上などに置き、30℃で50分発酵させる。乾燥させないように注意する。
    成形後
  9. オーブンの予熱完了直前に生地に化粧粉を振ってクープを入れ、霧吹きで表面を湿らせる。
    クープを入れる
  10. オーブンに天板を入れて250℃に熱し、予熱が完了したら天板にお湯少々を注いで蒸気を起こし、8の生地を5分焼く→200℃に下げてもう25分焼いて完成。
    焼き上がり

クープの割れが思うようにいかない。具の見え方に差がありますが、同じパン生地です。

断面はこんな感じになりました。

断面

潰れたり、ぺたっとなったりしない、ちゃんとしたパンが焼けました。具が入るので膨らまなかったらどうしようと思いましたがそうならず良かった。

生地に高さが出たのは、やっぱりにがりのおかげでしょうか。こねている最中も弾力があったように思います。

 

肝心の味ですが、塩と粉だけのパン生地にドライフルーツの甘味と酸味が加わってバランスがいいです。

スペルト小麦のほろ苦い香りとチョコの香りも相性が良いようです。これまで作ったスペルトパンの中で一番うまくできた。

こねる作業も難しくないし、小麦粉の個性にも合った味だと思います。

粉特有の風味が前に出過ぎないので、スペルト小麦のパンを焼きたいけれど口に合うか心配……という人にもおすすめの組み合わせです。

品薄状態の北海道産スペルト小麦がやっと再入荷した

先日まで売り切れだった北海道産スペルト小麦ですが、このたび再入荷したようなのですかさず買いました。

グルテンフリーではありませんが、ミネラル豊富で身体に良いそうです。北海道産なので安心感もある。

道内産のものはよく売り切れるので、すぐ欲しい方は海外産が手軽です(味に遜色は無いそうです)。

 

スペルト小麦は、小麦アレルギーの反応が出にくいという報告もあるので、これからヒットするであろう小麦粉です。

私はアレルギーなどはありませんが、スペルト小麦のパンを食べるとお通じが良くなる気がする……。全粒粉なので繊維豊富ということもあるでしょうね。

 

ということで今回はここまで。

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました