家庭菜園で腕が湿疹だらけに!!またダニか…?と思ったら!

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うで ダニ
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うで

いきなり見苦しい画像ですみません。

これは先日の私の右腕です。

見ての通り湿疹だらけで大変です……。

 

去年、そして今年の春にやられたダニ刺され跡に近いものがあったので、またダニを疑ってみたものの、どうやら違うようでした。

この症状に関して、私の考察を述べさせて頂きたいと思います。

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湿疹の出方と症状

画像からもわかる通り、小さな湿疹が腕全体に広がっています。

なんせ範囲が広いので痒みが強いのですが、春のダニ刺されとは異なり、何とか我慢できるくらいでした。

ただ、うっかり掻くと、そこを発端として広範囲に広がるような感じ。

自分はアトピー体質らしいので、刺激が加わると他に外的要因が無くても湿疹が広がってしまうようです。

 

春のダニ刺されと大きく異なるのは、こんなに一気に出たものが、翌日になるときれいサッパリ消えてしまうこと。

ダニ刺されの場合は何日も、下手をすると何週間も長引いたものですが、今回の湿疹は昼過ぎに出て夜には落ち着き、朝には消えてしまいました。

でも、翌日の昼過ぎには同様のが出る、というのを数日繰り返しておりました……。

なぜ、昼過ぎに出て夜に落ち着くのかを考える

右腕だけに出ることから虫などの外的な原因である可能性が高い。

でも、朝に湿疹が治ったと思ったら、昼過ぎにまた出るとはどういうことか……と考えたところ、思い当たる節が!!

 

それは、家庭菜園。

私は毎日午前中に家の前の家庭菜園に出るのが日課なので、そこでダニなどに刺され、午後に腫れてきているのでは……。

あー、確かに雨などで外に出なかった日は湿疹も無いわ……。

 

そしてもう一つ思い当たる節が。

湿疹が出始めた頃が、ズッキーニの人工授粉を開始した時期と重なるということです!

右腕だけというのも納得がいく。

人工授粉時は軍手を着用しているのですが、左手で葉を押さえ、右手を花がある株の中心部に突っ込んで作業します。

そのせいで手のひらは守られても、右腕の皮膚はズッキーニの葉に触れまくっているんですよね。

 

犯人(犯虫?)は家庭菜園、ズッキーニのあたりにいる!と確信して、調査を開始しました。

せっかく買ったスマホ顕微鏡でダニチェックをする

ということでズッキーニを中心に調べてみましょう。

8月時点でズッキーニはワサワサワッサリと育っています。

そして、その葉を見ると大量のアリが……。でも、アリに食われてるわけではないと思います。

ズッキーニの葉

この白っぽいツブツブはきっとアブラムシ。ダニがいるなら、これよりも小さいはず……。

 

この葉っぱのツブツブをセロハンテープでペトリと取って、先日買ったスマホ顕微鏡でチェックします。

まず目についたのはこちら。

あぶらむし

アブラムシですね。植物にとっては害虫ですが、これが人を刺すとか、噛むなどという話は聞いたことがありません。

40倍くらいでこのサイズですから、結構大きめです。

 

もっと倍率を上げ、100倍くらいで見かけたのがこちら。

ダニ?

セロハンテープの圧が強かったのかちょっと潰れていますが、これはアブラムシとは違う虫です。

調べてみると「ハダニ」の一種のようです。これも害虫ですね。

 

このハダニが私の腕を刺しているに違いない!と決めつけ、水をかけたり(ハダニは水に弱いらしい)植物用のダニスプレーをかけたりして駆除してみました。

ハダニを駆除しても湿疹の出方は変わらない

対策しても完全に駆除することは難しいだろうと思いますが、かなり数は減ったと思います。

これで湿疹も出なくなる、もしくは範囲が狭くなるだろう……と期待しましたが、相変わらずズッキーニを触った日は昼過ぎに出て夜におさまる。

 

ここまで来て、本当にハダニなのかと疑い、調べてみると、ハダニは人を刺すものではないそう。

ダニの体液にアレルギーがあれば接触しただけでかぶれることもあるらしいですが、ネットで出てくる画像は私の症状とは違う気もする。

 

「犯人はダニ」というところを一旦忘れて考え直してみると、ある原因が浮かび上がりました……!!

犯人はズッキーニ自身だった

ところで皆さん、アレルギーの「交差反応」というものをご存知でしょうか。

花粉症などのアレルギーを持つ場合、それと近いたんぱく質を持つ植物でもアレルギーが起こってしまう現象のことです。

 

例えばシラカバ花粉症の人はバラ科の果物、つまりりんごやイチゴを食べると口腔内が腫れる症状が出ることがあります。

スギ花粉はトマトなどのナス科が該当し、そして私が持つブタクサ花粉症はウリ科……。(ブタクサによる秋花粉症について、こちらに書いています

 

そう、犯人はウリ科であるズッキーニそのものだったのです!!

 

交差反応は接触性アレルギーよりも口腔アレルギーがメジャーですから、交差反応によるアレルギーについては失念しておりました……。

だって、ズッキーニを食べても、実を素手で調理しても平気だったんだもの……。(口腔アレルギーが起こらなかったのは生食していないからかも)

ズッキーニ

 

後で自分でパッチテストをしてみたところ、ズッキーニの葉や茎のトゲトゲに触れたところから湿疹が出るということがわかりました。(しっかり洗ってハダニを落とした葉でも出たので、ハダニが原因という可能性はほぼ消えました)

ついでにキュウリの葉で腕をさすったら、こちらでも湿疹が出るようです……。キュウリは食べても全く平気なんですけどね。メロンも!

どうやら自分は、口腔ではなく接触アレルギーの方が起きやすく、しかも果実よりも葉や茎の方が出やすい体質のようです。

今後の対策として

対策としては、当然ですがズッキーニやキュウリのお世話をする時は手袋とアームカバーを着用するくらいしかできません。ガタイがいいので長いアームカバーでないとカバーしきれないんですが……。

まあ、もうすぐ夏野菜の季節も終わるので、今年はもう湿疹に悩まされることも少なくなりそうです。

 

もう一つするべき対策は、「交差反応のある植物を食べ過ぎないこと」。

交差反応によるアレルギーは、ある日突然始まるそうです。

ゴム手袋(ラテックス)アレルギーを持つ友達が、好きだからとマンゴーを大量に食べていたら、急に体が受け付けなくなり、アレルギー症状が出るようになったとか……。

ラテックスアレルギーと大半の果物は交差関係にあるらしいですね。特に南国フルーツに多い。

このことから、きゅうりもズッキーニもメロンもスイカも、ほどほどに食べるようにするべきとアドバイスされました。

制限するのは面倒ですが、一生食べられなくなるよりもマシ、ですね。

ウリ科の季節が終わったらブタクサの季節だ

ということで、思わぬものが犯人だった今回の湿疹。

家庭菜園をされている方は、ご注意なさいませ。

 

うちの菜園ではズッキーニもキュウリももう終わりごろですが、これから私の天敵、ブタクサの季節がやってまいります。

既に外を歩いていると鼻水が出てきているので、こちらも対策を万全にしなければ!!

 

ということで今回はここまで!

最後までお読みいただきありがとうございます。

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