見切り品のあんず2パック。198円なんて、安くない?!屯田の北海市場で買いました。
そして一緒に写っている上白糖は隣のイトーヨーカドー屯田店で98円でした……。
砂糖とあんずが大量にあるなら、ジャムを煮るしかないよね?!
今回はバニラフレーバーの、お菓子のようなあんずジャムを煮ますよ。
クリームチーズやアイスにも合う!バニラ風味のあんずジャム
あんずは6~7月の短期間しか出回りません。(長野あたりの産地はもっと長く出回っているかも)
私はあんずジャムが大好きなのでこの時期になるとソワソワし始めるのですが、あんずは安めのスーパーでも1パックで400~600円くらいして、結構高い。
今回は半額くらいまで落ちた見切り品を入手できたのでラッキーでした!
ジャムにするんだからちょっとくらい鮮度が落ちていても大丈夫!
あんずジャムは砂糖とあんずだけで作れますが、今回はバニラビーンズを入れてフレーバーを付けて作ろうと思います。
材料
生のあんず 2パック
上白糖またはグラニュー糖 種を取る前のあんず重量の35~50%
バニラビーンズ(今回は莢だけ使用)1~2本
あんずは全量で1274gでした。
よって、上白糖は446g入れます。
作り方
- あんずはなり口のヘタを取り、手で二つに割って種を取り出す。簡単に取れます。
- 種を取ったあんず、上白糖、バニラの莢を鍋に入れ、3時間ほど放置する。
1時間もすれば水が結構出てくる。でも、まだ放置。
- 3時間後にはほとんど砂糖が沈むくらいに水分が。ここで鍋を強めの中火にかけます。
- 沸騰してきたら絶えず混ぜ続ける。アクが出たらすくい取る。
果肉を残したい場合はあまり潰さず、ペースト状のジャムにしたい場合はヘラで潰しながら混ぜる。
- 5分くらいでかなりとろみが付いてくる。跳ね上がる汁で火傷しないように気を付けながら、強めの火力のままで混ぜ続ける。
- 加熱開始から10分くらい経つと完成間近です。
氷水に落として散らなくなったら完成。バニラのさやを取り除きます。
- 煮沸消毒した瓶に詰め、蓋を閉めて熱いうちにさかさまにして保存性を高める。これだけで冷蔵庫なら1年もちます。
蒸したり湯せんしたりして脱気すると常温で1年日持ちするようになる。
早速できたところをパンに塗って頂きます。
本当はクリームチーズと一緒に塗るとよく合うのですが、無いのでジャムだけで頂きますよ。
あんずは生だとそんなに酸味を感じないのに、煮るとすっぱくなる。不思議です。
種取り前重量の35%の砂糖だと、かなり酸味がきいた仕上がりになりました。でもこれが夏っぽくて美味しいんですよ!
甘めが好きな人は50%くらいまで砂糖を増やしてもいいかもしれない。
さて、バニラビーンズを入れた影響は……。
バニラとあんずの華やかな香りが一緒になって、花のような香りになっています。
今回はケチって種を取った後のさやだけを入れましたが、これでも十分香りが付くものですね。
この風味が乳製品と合うんですよね。バニラとあんずのレアチーズケーキとか、あんずソースのバニラアイスとか、大好きなんです。
今日、クリームチーズが無いのが残念でたまらない。
次の瓶をあけるときは、クリームチーズも用意しよう。
あんずジャム活用法は
さて、あんずジャムはパンに塗る以外にも使いみちがたくさんあります。
まずはお菓子!レアチーズケーキやアイスクリームのソースにしましょう。
そしてザッハトルテのスポンジに塗るのもあんずジャム。昔のお菓子本は仕上げの艶出しにあんずジャムを使うレシピが多かったですね。
酸味があるので、肉を煮て食べても美味しいです。バニラ風味が付いていますが、これはそれほどうるさくないのでしょっぱい料理にも合うはず。
ジャムを炭酸割にしてジャムソーダとして飲むという方法も。これが一番手軽です。
本当に使い切れなかったらカレーに入れるといいアクセントになります!(何でもカレーに入れる党です)
北海市場はまだ十分な鮮度の果物が安いときがある
あんずを買った北海市場は、意外なものが安く売られていて驚くことがあります。(屯田店だけの特売なのかも)
今回のあんずもそうでしたが、先月はまだまだキレイな小粒のいちごが見切り品として1パック200円で売られていました。
もちろん大量購入して一年分のいちごジャムを製造しましたよ。
また、青森産のにんにくが山積みで1つ100円で売られていたり、鮮度の良い旬の魚が安かったり。
家からは車で行く距離のお店ですが、重宝しています。おすすめですよ。
ということで今回はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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