美味しんぼ13巻「涼風そうめん」の梅ダレのそうめんを再現

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涼風そうめん 料理とレシピ
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今日は久々に美味しんぼの再現料理です。と言っても、そうめんを茹でるだけなのですが……。

今回は夏に美味しいそうめんが登場するエピソード、「涼風そうめん」から、暑気あたりでも美味しく食べられるそうめんを作ります。

材料には一部こだわり、作中で紹介されていた三輪そうめんと梅のタレを作って頂きます。

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「涼風そうめん」はこんなエピソード(ネタバレあり)

美味しんぼ13巻の表題は「激闘鯨合戦」、山岡さんたちと捕鯨反対運動をしている団体との闘いが描かれています。

この巻より前から登場している日本料理修行中の外国人ジェフが捕鯨反対運動にのめり込むが、山岡らがジェフに鯨の美味しさだけでなく、文化としての重要性を説くというお話。この時代の美味しんぼではまだ少なかった社会派エピソードでした。(この時代から作者の思想が見え隠れ……)

 

さて、今回再現する「涼風そうめん」はそんな殺伐としたエピソードとは打って変わって、栗田さんのおばあちゃん、たま代さんとその彼氏となる大柱さんの出会いのお話。

街で易者の真似事をしている大柱さん(お金持ちなのに人間観察のためにやっている、なかなかの変人)が夏バテで倒れたところに通りかかった栗田さんとたま代さん一行。面倒見のいいたま代さん、この縁で大柱さんの看病を買って出るが、看病疲れで自分の方が倒れてしまう。

そこで元気になった大柱さんが、食欲がないたま代さんのために美味しいそうめんを作るというお話です。

13巻

↑うちにある美味しんぼ13巻、初版本なのでボロッボロ……。

奈良の三輪そうめんと梅のタレで作る涼風そうめん

では作っていきます。レシピというほどでもない、ゆでたそうめんに裏ごし梅のタレを合わせて食べるだけの涼風そうめんですが、麺そのものの解説に結構なコマが割かれています。

大柱さんが最初に作ったそうめんの麺がどういうものかは細かく書かれていませんが、伝統的な手延べ式で作るそうめんの良さなどが語られていました。

ここで使われているのは奈良県の「三輪そうめん」、作中で描かれているのはおそらく池利の「蒼龍の糸」だと思われます。

が、札幌では見つけることができず、デパ地下でやっと買うことができた「三輪の瑞垣」という銘柄の三輪そうめんを使います。

三輪そうめん

販売者は「奈良県三輪素麵工業協同組合」というところ。小規模の生産者が作ったそうめんを買い上げ、この協同組合の名前で販売しているそうです。

裏書

 

調理作業に入ります。麺をゆでる前にタレを先に作っておきます。作中では「梅干しを裏ごししたものをダシで溶く」とし書かれていません。ダシと言っても醤油を入れないだし汁ではないよね、多分……。

ということで、めんつゆを薄めに割って、それにたたき梅(金属の裏ごし器しか持っていないので、たたきました)を入れて作りました。

鰹などでだしを取って自分でめんつゆから作るべきなのでしょうが、夏バテ中ということで市販めんつゆで失礼します。梅干しは自家製の、塩と紫蘇だけで漬けたものなのでお許し下さい。

たたき梅

 

タレの準備ができたら麺をゆでていきます。鍋にお湯を沸かしておきましょう。

麺を束のまま、先端近くを木綿糸で縛ってからゆでます。こうすることで盛り付けやすくなるとのこと。

先端縛る

乾麺の状態だと糸が滑ってすぐ抜けてしまうので、糸をちょこっと水で濡らして縛るといいです。

 

袋表示のゆで時間通りに茹でます。袋には1分半と書かれている。

ゆでる

水に取り、よく洗って冷やしてから端をつまむと、なるほどよくまとまる。

ゆでめん

木綿糸で縛った先端を切り落とします。(この切り落とした部分が勿体ないので、固いところもあったけど食べちゃいました)

先端切る

そして氷を敷いた器に一口ずつきれいに盛り付けて出来上がり。

ここでちょっと失敗してしまったのが、冷凍庫から出したての氷をすぐに器に入れたせいで、そうめんが氷にくっついて食べにくかったこと。

これから作ってみる方は、氷を少し濡らしてから器に入れた方が良いと思います。

さあさあ食べましょう

涼風そうめん

作中では薬味は添えていないようでしたので、無しで食べてみます。香味の強いものが無い方がそうめんの味がわかりやすそうですし……。

取りやすい

小分けに盛りつけたおかげで取りやすい!(氷にひっついている部分もあったけれど)

たれにつける

この冷たさ、細さ、柔らかさがのど越し良く、確かに夏バテ中でもするっと入りますね。

梅入りのタレがまたさっぱりして、どんどんいけちゃう。香りも良いし、タレの鰹出汁との相性も抜群!

そして、この酸味があるおかげでそうめんの甘みがよくわかりました。小麦粉の香りも感じられて、それでいて乾物臭さはうまく隠せている。とても美味しい食べ方です。

薬味を用意しなくて正解でした。ネギや生姜があると、そうめんそのものの美味しさが存分に味わえなくなりそうです。

ただ、麺だけでは物足りないという方は、きゅうりや錦糸卵などのさっぱり系の付け合わせを添えるとよく合うと思います。

 

一束(50g)しか茹でなかったのを後悔するほど食が進みました。三輪そうめんの美味しさが素晴らしいし、梅のタレも良かった。夏に最高の食べ方でした。

ごちそうさまでした!

体力低下時でも食べやすかったです

実はこれを作ったときはまだ病み上がりで、普段通りの食生活はまだ重たく感じるくらいの時期でした。そんなときでもするする入るこのそうめんは本当に良かったです。

たま代さんのように暑気あたりで食欲が低下しているときはもちろん、風邪のとき、歯が弱っているとき、暑い日の夕食に軽く食べたいときなど、あらゆるシーンで活躍しそうです。

美味しんぼの再現というにはシンプルな料理でしたが、やってみる価値はありました。

興味がある方は是非お試しあれ!

 

ということで今回はここまで。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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