タキノ農園の卵と栗の渋皮煮でパウンドケーキを作る

スポンサーリンク
パウンド パンとお菓子
スポンサーリンク

※当ブログではアフィリエイト広告を利用しています。

 

パウンド

数日前、古平町にある養鶏場「タキノ農園」で平飼い卵を買ってきたとお話ししていますが、今回はその卵を使用して、しかも古平の親戚宅で頂いた栗を渋皮煮にしたやつを入れ込んでパウンドケーキを焼きました。

パウンドケーキと言えば卵、砂糖、小麦粉、パターを同量ずつ加える単純なお菓子ですが、その分素材の味が反映されやすいものです。

今回は奇しくも砂糖と少量のラム酒以外は全て道内産で作ることになりました。

その味はどんなものでしょうか……?

スポンサーリンク

渋皮煮入りパウンドケーキ(別立て法)

渋皮煮が入らなくても作れますが、今回はせっかく作ったので入れた次第です。

渋皮煮とシロップの甘さがあるので砂糖を少し減らしていますが、何も入れずに作る場合は砂糖は卵、粉、バターと同量で作りましょう。

材料 24cm×11cmくらいのパウンド型1本分

材料

薄力粉(今回は道産ドルチェ使用) 200g
卵 200g分(MS玉なら4個ですが、タキノの卵は大きいので3個です)
無塩バター(今回はよつ葉発酵バター) 200g
粉砂糖 180g(90g×2に分けておく)

栗の渋皮煮 入れたいだけ
ラム酒 少々

 

砂糖はグラニュー糖でも上白糖でも作れますが、粉砂糖の方が生地のキメが細かく、べとつかない仕上がりになります。

準備

栗の渋皮煮はシロップごと鍋に入れ、ラム酒を加えて弱火にかけ、シロップがとろりとするまで火にかけ、冷ましておく。

煮詰める

バターと卵は室温に戻しておきます。

薄力粉はふるう。

卵は卵黄、卵白に分ける。卵白は泡立てるので大き目のボウルに入れておきましょう。卵黄は小鉢などで十分です。

型に合わせて切ったクッキングシートを型の内側に貼り付けておく。ボウルの縁に付いた生地を糊代わりにすると、ズレにくいです。

オーブンは200℃でに温めておく。予熱が早いオーブンなら、バターの泡立てが終わったあたりで十分間に合います。

作り方

  1. 卵白を泡立てる。粉砂糖の半分を3回くらいに分けて加えながら、ハンドミキサーで角が立つまで泡立てる。
    卵白
  2. やわらかくなったバターに粉砂糖を全量入れ、1で使ったハンドミキサー(洗わなくて良い)で白っぽく、ふんわりするまで混ぜる。
    バターと砂糖
  3. 2に卵黄を1個ずつ加えては混ぜるを繰り返す。
    卵黄を加える
  4. 卵黄がむらなく混ざったらゴムベラに持ち替え、薄力粉の1/3を加えて粉気が無くなるまで混ぜる。
    粉を入れる
  5. 卵白の1/3を加えてさっくり混ぜる→薄力粉の1/3→卵白1/3→薄力粉1/3→卵白1/3の順に加えて混ぜる。
    卵白を加える
  6. 渋皮煮のシロップを大さじ2程度混ぜ、型に生地の1/3を流す。
    シロップを加える
  7. 渋皮煮を並べて少量の生地を乗せ、その上にさらに渋皮煮を並べる(これは入れる渋皮煮の量で何段になるか変わってくると思います)
    渋皮煮を並べる
  8. 最後に生地をかぶせて表面を平らにならし、両縁を高く、真ん中をやや低くする感じに形を整える。
    ならす
  9. 200℃のオーブンで10分→170℃に落として50~60分焼く。残り30分くらいのところで表面に横一文字の切れ目を入れるとぱっくり割れたパウンドになります。
  10. 竹串を挿して生の生地が付いてこなくなったら焼き上がり。型ごと台に軽く落としてショックを与え、型から外して冷ます。
    焼き上がり

※焼き上がり時間はオーブンの癖によってかなり差が出るようです。実際、うちのオーブンでは合計65分かかりましたが、実家のオーブンではもっと早かったです。(型の厚さなどで違うのかも)

タキノの卵を思いながら食べる

渋皮煮は結構入れたつもりですが、断面にするとあまり多くないような……。

でも、生地にシロップも入れたせいか、香りはすごく良いです。

パウンド

タキノの卵は香りが強く、嫌な臭みがないのでお菓子にも向いていると思います。

発酵バターの香ばしさに負けない卵の香り。半端な卵では焼き上がりがこんな匂いになりません。もっと生臭くなるもんね。

発酵バター、道産小麦、おまけに道産栗の渋皮煮……と良い材料を使うのですから、卵のせいで台無ししたくありません。

香料を使わず単純な材料で作るからこそ、良い卵の味がハッキリと出ることを感じました。

余談ですが……

実はこの栗入りパウンド、親に頼まれて前日に実家でも焼いているのです。しかも型2本分……。

そんなにたくさん焼いたのに、まだしっかり冷めないうちからどんどん味見され、ご近所さんに配布され、ほとんど自分の口には入らなかったのでした……。

あんまり悔しいので、リベンジということで自宅でも焼いたというわけです。実家よりいい材料を使ってやったぜ……!

 

当然ですが、今日作った方が美味しかったです。

実家は平飼い卵とフレッシュタイプの無塩バター、スーパーに売っている外国産の小麦粉と粉砂糖で作りました。渋皮煮は同じものを使用。

うちで作った方が美味しかったのは、バターの風味と道産小麦の美味しさの違いでしょうね。作り手は同じだし。

 

やっぱり、パウンドケーキは材料大事。

バターは無塩でなければいけないし(マーガリンなんて論外)発酵バターだとより風味豊か。

薄力粉も道産の方が美味しいです。卵は言わずもがな。砂糖も粉砂糖の方が断然焼き上がりがきめ細かい。

単純だからこそ材料にこだわるべきお菓子だと思います。

 

ということで今回はここまで。

最後までお読みいただきありがとうございます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました