先々週くらいから仕込んでいるひね生姜も入れた紅生姜。前回の更新から10日あまりが経過しました。
だいぶ生姜に梅酢が入り込んだようなので、ここで次の工程に入ろうかと思います。
ひね生姜を混ぜた紅生姜の作り方
やっぱりひね生姜は赤梅酢の入り方が遅かったです。
2週間くらい経過して、やっと新生姜で作るのと同じ色味になったところ。これは使用した赤梅酢の紫蘇が少なかったせいもあるかも……。
赤く染まった紅生姜を天日で干す
※量が少し減っているのは、加工途中に人に分けてあげたため。その人も自分の家で干してから梅酢に漬け直すとのこと……。
ザルに紅生姜を並べ、カンカン照りの下で表面が乾くくらいに干します。もう秋が深まっているので、日差しが強くても乾くまで時間がかかる……。
結局、半日干してもまだ若干湿っている状態でした。その後室内で乾くまで放置します。
この干した紅生姜を、新しい赤梅酢と赤しそ(梅干し作りで発生したもの)で漬け直します。
赤しそで紅生姜をサンドするような感じでタッパー類に詰めていき、最後はしそで蓋をして、赤梅酢を注ぐ。
この状態で保存すると、冷蔵庫で一年もちます。もちろん取り出す際は清潔なお箸を使いましょう。
まだ色が薄いですが食べてみます
早速食べます。一度漬けの状態だとどうしても色が薄め。ひね生姜だからということもあるかもしれない。
勿体なくて、形が変な端っこの部分を切り取っているので、きれいなせん切りにはできませんでした。
鮭ときのこの炊き込みご飯に添えて頂きます!
昨年の紅生姜を食べ終えたのは4月くらいなので、半年ぶりの味。
やわらかな新生姜を漬けたものより筋っぽいのは仕方がないか……。
この歯触りもまた味の一つと思えば気になりません。
これでまたしばらくは紅生姜を楽しめるわ!
ひね生姜で作る場合の反省点
今回は自家栽培の新生姜も三割くらい含まれていましたが、残り7割はひね生姜です。
そのせいか、新生姜100%で作るのとはかなり勝手が違う点がありました。
まず、赤梅酢の色素が入るまでに時間がかかるということ。
それを想定して皮をむいて入れてみましたが、それでも皮つきの新生姜よりも遅い。
ひね生姜で作る場合は、塊のままではなく最初からスライスして塩漬け→下漬け→本漬けにした方が良いと思いました。
そして、歯触りが固めなので、かなり細めのせん切りにしないと結構な存在感が出てしまうこと。
炊き込みご飯くらいなら多少歯応えがあっても美味しく食べられますが、冷やし中華とかだと結構パンチが効いてくるかもしれない。
これらの弱点があることを考えると、ひね生姜の紅生姜は、最初からかなり薄切りにして漬け込んだ方が良いということになります。
次回ひね生姜で漬けることがあったら、薄切りにしてから漬けてみよう。
たった1kgだとおすそわけでほとんど消える
私が紅生姜を作ると、欲しがる人が結構多い。
言われるままにおすそ分けしていると、あっという間に無くなる……。
でも、年中手に入るひね生姜でも漬けられることがわかったので(多少欠点はありますが)、これからは梅酢がある限りなら、気前よくおすそ分けしてもいいかなと思いました。
ということで今回はここまで!
最後までお読みいただきありがとうございます。
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