先日、むらかみ農園の卵で生クリームロールを作ったお話をしましたが、そのときあまりの美味しさに感動し、色々な養鶏場の卵でお菓子を作ってみたい!と思いました。
ということで、今回は江別の太田ファームの卵「ココットレッド」を使って生クリームロールを作ってみましたよ!
ファフィ卵が感動的に美味しかった太田ファーム
前回、太田ファームではココットレッドの大きいやつと、ファフィア酵素を餌にした真っ赤な黄身のファフィ卵を購入しました。
巷で人気の平飼い養鶏卵ではないようですが、お手ごろ価格な上にとても美味しかった。
詳しい感想や店舗情報はこちら
今回購入したのは一番お手ごろなココットレッド。20個で600円です!
10個98円の卵と比較するとお高いですが、高品質な卵の中では、気軽に食べられるお値段です。
こちらは卵の香りはしっかりしつつも、癖が無くて食べやすいのです。
江別や当別の農産直売所によく置いていますが、売り切れていることが多い!
なので、農場に直接買いに行くのがおすすめですよ。
さてロールケーキを作ります
ロールケーキを作っていきます。
詳しい作り方については、むらかみ農園の卵で作った時と同様です。ということで、作り方は下のリンクからどうぞ。
こちらに書いています。
今回もやはり卵4個分で作ります。砂糖は80g、薄力粉は40g。材料のほとんどが卵ですね。
ふわっふわのメレンゲにするのがポイント。
卵黄も卵白も、これ以上ないくらい泡立てるとシュッと消えて無くなるようなスポンジになります。
前回は四角い型に流して焼きましたが、それでは厚みが出過ぎて巻きにくかったので、今回は天板に直接流して焼きます。
180℃で20分。焼いている最中、卵の香りが強く漂います。
こんがりきつね色になったら天板ごと伏せて冷まします。この「天板ごと」というのが重要ポイントで、こうすることでしっとりしたスポンジになります。
そして表面にシロップを塗り、砂糖とバニラとラム酒を加え泡立てた生クリームを塗って巻きます。
ラップなどでしっかり包み、冷蔵庫でクリームがなじむまで置く。
夜作って翌朝食べる
巻いたのは夜なので、一晩おいてなじませます。
翌朝の朝食に。朝食がケーキなんて邪道ですが、スフレパンケーキと変わらないと思っている。
今回は細めのロールになったので、厚くカットして頂きます。
スポンジを薄めに焼いたおかげで前回のようにクリームがはみ出るということはありませんでしたが、泡立て不足なのか、流れ出るようなゆるさ。
次回はもう少ししっかり目に泡立てて巻いてみます。
スポンジが薄いため焼き色が付いている部分が多く、前回よりも香ばしい。
そして、ほんの少しの卵臭さがある。むらかみ農園の卵を使用したものは全くと言って良いほど卵臭さがありませんでしたが、ここが違いとして出ていますね。
私は卵臭さが無い方が好きなのですが、旦那曰く、これくらい風味があった方が好きとのこと。これは好みの問題かもしれません。
確かにこれも卵の香りを構成する要素ですもんね。
シンプルな生クリームと一緒になると、それほど臭く感じません。
生地そのものの味は、香りの強さに反して癖がありません。
このココットレッドはえぐみが少ないというのがセールスポイントだそうですが、まさにその通り。
でも、卵のコクというか、うま味は強く感じます。ゆで卵にしたときもうま味が強いと思ったなー。
いかにも「卵!!!」という味のケーキを焼きたい時は、この卵がいいかもしれない。
ケーキは嗜好品なので、高級食材の使用も厭わない
普段の食事と違い、お菓子は完全なる嗜好品。
たまにしか作らないのですから、材料はなるべく良いものを使うようにしています。
ヘタにケチってマズいものでカロリー摂取するなんて嫌ですもんね。
ちなみに特に違いが出ると思ったのが、小麦粉。
これは江別製粉のドルチェが最高だと思う。(他にも良い薄力粉があると思いますが、どうしても道産小麦びいきになってしまう……。)
一度、別メーカーの道産薄力粉を使ってみましたが、これは焼いているときの香りが悪かった。
同じ道産でも大きく違うもんですね。
今までは粉とバター、生クリームとチョコレートくらいしかこだわっていませんでしたが、卵もこだわるべきだということがわかりました。
プリン、カスタードクリーム、シフォンケーキと、卵をたくさん使うものは結構ありますもんね。
どうせ自分で作るなら、良い材料を使って美味しく仕上げたいです!
ということで今回はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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