先日、イコロランでシフォンケーキを作ってとても美味しかった経験から、美味しい卵はお菓子にしてみるべきだと思うようになりました。
シンプルな卵料理も良いんですが、臭みやコクなどの違いが大きく出るのがお菓子!
ということで、今回は先日買ったむらかみ農園の卵でロールケーキを作ってみましたよ!
卵たっぷりスポンジに生クリームだけのロールケーキ!
むらかみ農園の卵は優しい香りと甘みを感じる卵でした。
それを使って、卵と砂糖と小麦粉だけのスポンジを焼き、生クリームを巻いたロールケーキを作りました!
使ったレシピは、山本麗子先生の「101の幸福なお菓子」から。既に廃版となっている本なのですが、どのお菓子も本当に美味しい!
出版物なので詳細は書きませんが、卵1個につき砂糖20g、薄力粉10グラムの計算で作れる単純なレシピです。
砂糖は二等分にしておきます。粉は2回ほどふるう。天板か焼き型にオーブンシートを二枚重ねに敷いておく。
あっという間にできるので、オーブンはもう180℃に温めておきます。
卵は卵白と卵黄を分け、まずは卵白を角ピン状態になるまで泡立てる。ハンドミキサーがあると便利。砂糖は3回くらいに分けると泡立ちが早いです。
そして卵黄にも砂糖を加えてクリーム状に泡立つまで泡立てます。ハンドミキサーは洗わなくてOKだそうです。
こちらは一気に砂糖を加えてよい。
卵黄はこれくらいで良い。
ここに卵白の半分を加えて泡を潰さないようにゴムベラで混ぜる。
混ざったら粉を一気に加えてさらに混ぜる。
そして残りの半分を加えて混ぜる。
むらなく混ざったところで紙を敷いた型に流す。
かなり空気を含んでいるので、そのまま落としたのでは平らになりません。カードやゴムベラでならします。
平らにならしたら180℃のオーブンで20分焼く。
焼き上がったら型ごと伏せて冷めるまでそのまま置く。これが、生地を乾燥させないコツだそうな。
冷めたら紙を全て剥がします。表面にはラム酒ベースのシロップを塗布。(今回はラムキャンディスの汁を使用)
今回はロールケーキにするので、ここに生クリームを広げて巻きます。
カットしたり型で抜いたりしても使いやすいはず。
生クリームカップ1に対して砂糖を30gとラム酒少々を入れています。泡立ては七分立てくらい。
巻いて冷蔵庫で数時間落ち着かせ、カットした姿がこちら!
失敗!!!
どうやらスポンジに対してクリームが多すぎたようで、身割れが一か所、そしてはみ出てしまいました!!
本当なら作り直したいところですが、なんせ貴重な卵なので気にせず食べます。自宅消費用ですしね。
味見する
熱いコーヒーと共に味見します!
スポンジがふわふわで、フォークが簡単に入ります。
口に入れると、生クリームとのなじみが良く、溶けるような生地。
安い卵で焼いたスポンジケーキのような卵臭さは無く、優しい香りがします……。
このレシピのケーキは今までさんざん作りましたが、その中で恐らく一番の仕上がりだ!
作業における大きな違いは無かったので、これは純粋に味の違いということになりますね。
うーん、やっぱり美味しい卵はケーキにすることで真価がわかるのかも。
なんてったってロールケーキが好き
今回は見た目はイマイチでしたが、味は大成功でした。
実は私、生クリームだけのロールケーキが大好きなんです。
シンプルな材料なのに、お店のケーキはどうして美味しいのかしら……と思っていたのですが、卵にそのヒントがあるような気がします。
(今回は薄力粉は「ドルチェ」、生クリームは十勝純乳脂肪45を使用したのも勝因だったかも)
洋菓子は素材のごまかしが効くようで効かないもんです。バターの代わりにマーガリンやショートニングを使うと思いのほか味が変わりますよね……。
よーし、他の卵でもどんどんケーキを焼こう。ダイエットなんて知るか!
ということで今回はここまで!
最後までお読みいただきありがとうございます!
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