涙をなるべく出さずに大量の炒め玉ねぎを作る方法

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作り置きと保存食
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このブログの中でも人気がある記事に「玉ねぎの大量消費レシピ」があります。

記事の中で炒め玉ねぎにして冷凍保存する方法をお伝えしていますが、書いた当時は画像が無く、載せていませんでした。

 

先日たくさんの玉ねぎを頂いたので、それを炒めて保存するまでと、涙を出さないコツについてお伝えします。

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炒め玉ねぎの作り方と保存方法

ただ玉ねぎを炒めるだけでしょ?と思った方もいるでしょう。

 

しかし、ただ炒めるだけでもちょっとしたコツがあるんです。

特に、涙を出さないための準備は知っておいて損は無いですよ!

涙を最小限にするための準備

  • 玉ねぎを冷やしておく

玉ねぎを冷やすことで涙を出させる成分「硫化アリル」が揮発しにくくなります。

切り始める半日~3時間くらい前から冷蔵庫で冷やしておきましょう。ただ、冷蔵庫で玉ねぎを長期保存すると傷みやすくなるので、その都度使う分だけを冷やして下さい。

  • 鼻栓をする

硫化アリルは目から入りますが、鼻からも入ります。そして鼻を通って目に抜け、涙を出させるのです。

目を塞ぐことは難しいですが、ティッシュやコットンなどで鼻に栓をして塞ぐことで涙の出方が半減しますよ。

鼻栓は炒め終わりまで詰めておくことをおすすめします。炒め中も意外と涙が出やすいんですよね。

  • 包丁をよく研いでおく

切れ味の悪い包丁よりも、良い包丁の方が涙が出にくいです。

切れる包丁だと断面が潰れにくく、玉ねぎの細胞が壊れる数が減り、硫化アリルの流出が少なくなるため。

スピーディに切ることができるというのも涙が出るリスクを下げることに繋がります。

  • 換気扇を回し、寒くなければ窓を開ける

硫化アリルは空気中に散乱しますから、切っている間~炒め終わりまで換気は必須です。

また、窓を開けておくと硫化アリルが外に逃げていくだけではなく、目の痛みがきつくなった時に外気を吸えるというメリットもあります。

材料

今回は3kgの玉ねぎを使用し、26cmの深い鋳物鍋で炒めます。

こんなに必要ないという人は量を減らして下さい。量が少なめでも鍋は大きめを使った方が炒めやすいです。(玉ねぎが鍋肌一面に薄く広がるため水分が飛びやすい)

 

トップ画像にある玉ねぎで大体3.2kg(小さめの玉で25個くらい)。

この皮をむき、芯を取り除いて約3kgになりました。

他には、大さじ4のサラダ油を用意して下さい。玉ねぎが多いので油も多めです。

作り方

  1. 今回はハヤシライスに使いたいので、スライスにして炒めます。(ハンバーグやソースに使うだけならフードプロセッサーでみじん切りにした方が楽)
    繊維に沿って、なるべく薄く切ります。薄い方が火の通りが良いので、頑張って!
  2. 大きな鍋にサラダ油を入れ、その中にどんどん玉ねぎを入れていきます。

    3kg全て切って、26cmの深めの鍋からあふれるくらい。
  3. 全て切り終わったら蓋をして中~強火にかけましょう。蓋をした方が早く火が入り、しんなりします。
  4. 5分ほどそのまま火にかけ、玉ねぎがしんなりして嵩が減ったら火を中火にしてざっくりと底から混ぜ、また蓋をして5分……を、3~4回繰り返します。

    こんなに水分が出てきます。蓋が浮くくらいあった嵩も減り、鍋の八分目くらいに。
  5. ここで蓋を取り、火をまた強めて絶えずかき混ぜながら、焦がさないように水分を飛ばしつつ炒め続けます。15分くらい炒めると全体が茶色くなり、強い甘みが出てきます。

    六分目くらいに減りました。まだ少し水分があります。
  6. さらに水分を飛ばし、好みの濃度になったら火を止め、冷まします。
  7. 冷めたらジップ付き袋に入れて薄く延ばし、冷凍保存します。

    中サイズのジップ袋で8つ分くらいできました。今回は全て冷凍せず、半量をハヤシライスに使います。

使う時は

使う時は、冷凍したものをそのまま鍋に入れて解凍すれば良いだけです。

スープやトマトソースに少しだけ入れたいなら、袋の中でパキッと折って使うと楽ですね。

 

なお、今回は薄切り玉ねぎを炒めているので、ハンバーグなどに使う場合はそのままでは繊維が残ります。

そんな時は、凍ったまま包丁でざくざく刻んでタネに混ぜ込むと気にならなくなりますよ。

次回は、ルーを使わないハヤシライス!

炒め玉ねぎの作り方はここまで。

この玉ねぎを使ってハヤシライスを作ったので、そのレシピを次回にご紹介したいと思います。→こちら!

玉ねぎのうま味が満点なので、市販のルーを使わなくてもコクのあるハヤシライスが作れました。

 

では、今回はこのへんで。

最後までお読みいただきありがとうございます。

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