青唐辛子は、赤唐辛子が熟する前に収穫したもの。
淡い苦みとスッキリとした辛味が特徴で、赤唐辛子ほど刺激的ではないのでそのまま野菜として食べられることが多いようです。
この青唐辛子が夏の終わりから秋ごろになるとスーパー(主に現金問屋グループ)で安売りされるようになります。
これが出回るのはそれほど長期間ではないので、毎年買い逃さないように意識しています。
青唐辛子を使って毎年必ずと言ってよいほど作り置きするのが、「青唐辛子の佃煮」!
山椒やにんにくを入れて中華風の味にしています。
そのまま食べても、刻んで餃子や肉団子などの料理に入れても美味しいので、唐辛子好きな人は是非作ってみて下さい。
青唐辛子の佃煮の作り方
ここでは甘さを入れず、醤油とお酒だけで味付けをします。甘めが好きな人はお酒をみりんに変えるか、砂糖を少し入れてみて下さい。
材料(作りやすい分量)
青唐辛子 300g
にんにく 1かけ
花椒(ホール) 大さじ1
ごま油 大さじ1.5
醤油 大さじ2
紹興酒または日本酒 大さじ2
水 カップ1/2
写真の分量は2倍。この半分くらいの方が作りやすいです。
作り方
- 青唐辛子はそのまま洗い、軸に付いた葉などは落としておく(軸は付いたままでOK!食べる時に取り除きます)。にんにくは薄切りにする。
- フライパンか中華鍋にごま油を熱し、にんにく、花椒を入れて香りが出るまで炒める。
- すかさず火を強めて青唐辛子を入れ、皮目がぷっくりしてしんなりするまで炒める。
- 調味料を全て入れ、煮詰めながら絡めていく。水分が無くなったらできあがり。
にんにくと花椒も食べられます。
青唐辛子本体にはそれほど強いにんにく風味が付いていないので、お弁当に入れる時はにんにくを取り除いて入れれば臭い残りの心配はありません。
青唐辛子・辛いものの見分け方
たくさんパックに詰められて売られている青唐辛子は、「激辛なんばん」などと書かれている青唐辛子よりも辛さが穏やかで、中には全く辛くないものもあります。
でも、たまーに非常に辛いものが紛れ込んでいることも。
辛いものには特徴があって、「種が少ないもの」「皮が固いもの」「比較的大きめのもの」に多い気がします(主観ですが)。
ししとうも種が少ないものが辛いですよね。
皮が固いものについては、恐らく生育中に水不足などがあったために辛くなったのでは……と推測します。
比較的大きめのものは、もしかしたら赤く熟れる直前に収穫されたものかもしれません。
これらは専門的な知識ではなく体感的なものなので、外れていたらごめんなさい!
余談はここまでにして、今回のお話は終了です。
青唐辛子の佃煮は刻んで卵かけごはんに入れても美味しいので、是非チャレンジしてみて下さいね!
最後までお読みいただきありがとうございます!
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