今日は十五夜!月餅型で手作り月餅を作ろう!

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月餅型 パンとお菓子
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2022年の中秋の名月(中秋節)は9月10日、つまり今日でございます。

この日に食べるものとして、日本では月見団子、衣かつぎなどが知られていますが、中国では月餅を食べるんだそうです。

月餅……、月餅と言えば、私、月餅型を持っているんです。

 

↓この記事でスペキュロスを焼いているのですが、その型の代わりになるかとネットで購入したのでした。

スパイス入りのビスケット「スペキュロス」を月餅型で作る
「スペキュロス(スペキュラース)」というお菓子を知っていますか? オランダやベルギーなどで12月5日または6日に食べられている、スパイス入りのビスケットです。 クリスマスに食べるジンジャーマンビスケットに似た茶色い容姿ですが、こちらは「ミラ...

これ以降、この型の出番は無く、ずっとしまい込んでいました。

それで今年こそ月餅を作ってみようと思い立ち、出してきた次第です。

 

ということで、今日は月餅型を使って模様がついた月餅を作ります!(実際に作っているのは十五夜の数日前)

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あんことドライフルーツの月餅を作る

月餅の本場中国では、「鹹蛋(シェンタン)」というあひるの卵の塩漬とあんこが入った月餅を中秋節に食べるのだそうです。

鹹蛋はきっと北大前の楽市などに行けば手に入ると思いますが……、手作り月餅初チャレンジなので、今日は食べやすそうな具を入れて作ります。

せめて、塩気があった方が本場の味に近いかな?と思い、こしあんに混ぜるバターを有塩バターにしてみました。

材料(10個分)

材料

【皮】

中力粉 100g(中力粉が無かったので、強力粉と薄力粉を半々に混ぜています)
砂糖 10g
ラード 30g
水 50ml

【A】

薄力粉 70g
ラード 35g

【具】

こしあん 270g
バター 30g

くるみ、干しいちじく(干しナツメとかプルーンでも良さそうです)

艶出し用の卵黄 1個分
みりん 少々

作り方

  1. 【皮】の材料を全て合わせこねる。台に出し、艶が出てなめらかになったらラップに包み冷蔵庫で20分くらい寝かす。
    A
  2. 【A】の材料をボウルに入れ、ゴムベラで艶が出て滑らかになるまでこねる。台に出して手でこねてみたところ、べたべたくっついてしまいました。だから、ボウルとゴムベラ推奨です。粉と油分が均等に混ざったらOKです。やはりラップで包んで冷蔵庫で寝かせておく。
    B
  3. 寝かせた1の生地、2の生地をそれぞれ10等分する。
    10等分
  4. 1の生地で2の生地を包む。おまんじゅうのように丸めます。
    1で2を包む
  5. 4を延ばして端からくるくる丸める。
    のばして丸める
  6. 5をまた延ばし、くるくる丸める。向きを変えて合計4回くらい丸める。これで折りパイのような層ができるんですって!具の準備をしている間、できた生地は冷蔵庫に入れておきます。
  7. こしあんに溶かしバターを混ぜておく。くるみは乾煎りし、いちじくは大きければ1つを4等分くらいに切る。
    あんこねる
  8. バター入りこしあんを10等分し、くるみといちじくを入れて丸める。
  9. 6の生地を軽く延ばす。渦巻きが上に来るように置いて延ばします。
    完成生地
  10. 8のこしあんを包み、丸める。
  11. 9を月餅型に詰め、
    つめる
    プレスして模様を付ける。月餅型、大きい方だと生地が少なくて薄くなるし、小さい方には入らない……。仕方がないので大きい方で作る。
    プレス
    8個を模様付きで作ったほか、2つばかり丸めただけのものも作りました。
    成形完了
  12. 全て形作ったらみりん少々で溶いた卵黄を2~3回重ね塗りし、少し乾くまで休ませる(15分くらい)。
    焼く前
  13. オーブンを190℃に予熱し、15~20分ほど焼いてできあがり。中の具まで完全に火を通す必要は無いので、生地が焼けて、いい感じに焼き色が付いたら取り出します。今回ちょっと焼きすぎた。
    焼けた

結構膨らむ。そのせいで形が崩れてしまったところもありますが、模様がはっきり出たので良しとします。

この中華風パイ生地だと、焼き上がり時に型の凹凸が無くなってしまいます。それでも模様をはっきり出すために上塗り卵黄は欠かせない。ただの水溶き卵黄ではなく、みりん溶きにすると焼き色が濃くつくのでおすすめです。

あんこが飛び出ちゃっているのがありますが、これはご愛嬌ということで……。

完成した月餅を食べてみる!

月餅

どうですか、月餅型のおかげで売っているものに近い手作り月餅ができました。

模様を付けなかったやつを一つ味見。割って断面を見ると、薄い生地でもちゃんと層のようになっています。

層

お饅頭と同じ、あんこと小麦粉の生地ですが、バター入りこしあんがこってりしてるところが和菓子と全く違う。このオイリーさが中国菓子って感じですね。

皮はちゃんとサクサクしていてパイのようになっている。

あんこだけでなく、具を入れたのが良かった。あんこの水分を吸ってしっとりしたいちじくの軽い酸味、香ばしいくるみの歯触りがアクセントになっていい感じです。

 

ひとつだけ味見して、残りは十五夜に食べます!できたてよりも一日置いた方がしっとりして美味しいそうですよ。

型が無くても大丈夫そうです

初めて作った月餅、思ったより作りやすかったです。バターよりも融点の低いラードを使うから扱いにくいかな?と思いましたが、多少柔らかくなってから折り込んでもちゃんと層になってくれました。

今回はせっかく持っているので月餅型を使いましたが、ただ丸めて焼いても作れます。

表面に胡麻やけしの実を飾ったりすれば、見た目の地味さはカバーできるし、むしろまん丸で黄金色の方がお月見っぽいかもしれません。

今年は月見団子ではないお菓子を用意したいなら、是非月餅も候補に入れてみてください。

 

ということで今回はここまで。

最後までお読みいただきありがとうございます。

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