本来、新生姜が盛んに出回るのは初夏ですが、家庭菜園産の生姜の収穫期は秋。
今年は自家製の生姜があるので、そちらを使用して紅生姜を作ります。
家庭菜園の生姜は失敗ぎみ
栽培記録や収穫直後の画像が無いのですが、家庭菜園での生姜づくりは総合的に見て失敗でした。
理由は、寒さに弱く、強い日照が必要な作物のため、植え付けが遅くなり、収獲を早める必要が出てしまったこと。
端的に言うと、北海道での路地栽培には向かない作物だということですね。
1kgの種生姜を植えて、収穫できたのは新生姜300gくらい。全く元が取れていませんよね……。
ただ、種生姜は腐っていなければひね生姜(普通にスーパーに売っている生姜)として食べられるとのことなので、こちらも紅生姜づくりに使おうと思います。
ひね生姜の紅生姜はちょっと筋っぽいですが、美味しい梅酢を使えばちゃんと美味しくできます。
ひね生姜も使う紅生姜の作り方
基本的な作り方は、昨年に記事にした新生姜の紅生姜づくりと同じです。紅生姜づくりの記事はこちら
塩漬けまでの画像がありません。申し訳ない……。
新生姜は皮のまま、種生姜は薄く皮をむいておきます。(合計で1kgくらいありました)
種生姜の皮はかなり厚ぼったくなっているので、これをこのままにしていては口当たりが悪いですし、おまけに梅酢の入りも悪くなる。
そして総重量の4%の塩を揉み込み、ジップ袋に入れて一晩おいて水を出す。
翌日、生姜をさっと水洗いしてキッチンペーパーで余分な水気を拭きとり、竹の盆ザルに並べて天日干しします。
やっぱり自家製はあんまりきれいじゃないですね。まあいっか。
日差しが強いところに置くと、10月でも半日くらいで生姜の表面がからりと乾きます。
触れても手に水気が付かなくなったら、ジップ袋に生姜を入れて、ひたひたになるくらいまで梅酢を注いで空気を抜き、ジップを閉じます。
今回もやはり自家製梅干しで発生した赤梅酢を使います。紫蘇少なめなので、ちゃんと染まるか心配です。
この一回目の漬け込みは下漬けで、一週間ほど経過したら新しい梅酢に漬け直してできあがりです。
保存性を重視しないなら一回漬けでも十分美味しいそうですが、うちではしばらく日持ちさせたいので、二回漬けています。
梅酢も生姜も今ネットで買える
6月くらいが新生姜の季節と言われていますが、秋も生姜の旬なんですよね。
そのため、今の季節もスーパーやネットで新生姜を見かけます。
市販の梅酢は年中ネットで手に入るので、梅を漬けていない人は買うと良いでしょう。
続きは一週間後
今回は一回目の漬け込みまでを載せています。
続きの本漬けや味見をする様子については、一週間後あたりの更新になると思います。
それまでお待ちくださいませ!
ということで今回はここまで。
続きはまた今度!
【一週間後追記】
一週間漬け込んで切って断面を確認したところ、中心がまだ白かったです。
梅酢が薄いのか、ひね生姜が染まりにくいのかわかりませんが、まだ中まで梅酢が入り込んでいないようです。
ということで、本漬けはもっと先になる予定です。
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