本日の夕食はザンギです。
うちはいつも衣に卵を使うのですが、今日はたまたま卵切れ。買いに行ったら売り切れ……。
片栗粉だけの衣もカリッとして美味しいものですが、マヨネーズを衣に入れるとふんわりする上に肉が柔らかくなるらしいと聞き、試してみました。
マヨネーズ衣のザンギを作ってみる
今回のザンギは、以前ご紹介した醤油麹のザンギと同じ調味料で作っています。
鶏もも肉に醤油麹とにんにく、しょうが、五香粉、ごま油を入れるところまでは同じ。
卵の代わりにマヨネーズ、そして片栗粉を揉み込んで冷蔵庫で数時間で寝かせています。
手軽に袋に入れて下味付け。
マヨネーズのせいか、衣が白っぽいです。
これを、やはりいつも通り揚げる。
マヨネーズの酢の香りが立ち上る。これは肉に残らないという話ですが、どうなのでしょうか。
まあ、ザンギにマヨネーズを添える居酒屋も多いので、マヨネーズ風味が残っても不味くはならないでしょう。
出来上がりはこんな感じ!!
醤油麹を使っているのでちょっと揚げ色が濃くなっていますが、焦げているわけではありません。
食べてみよう
粉だけの衣で揚げたザンギよりも、若干ふわっと、そしてカリッとしている印象です。
衣がソフトなだけではなく、肉もやわらかい。
マヨネーズの酢が肉を柔らかくし、乳化した卵と油が肉の水分を逃がさないからジューシーに仕上がるのだそうです。
たしかに肉汁たっぷり!
ソフトとは言え、油でベットリというわけではありません。
マヨネーズはほとんどが油ですから、ギトギトになるかなと思いましたがそんなことはなく。
余分な油は揚げ油に溶け出してしまったのかな?まあ、カロリーは高いでしょうが……。
いつも通りの香味野菜と醤油の味の中に、ほんの少しだけマヨネーズの存在を感じます。
でも、嫌な感じではありません。
酸味がほんのりあるのが味に深みを与えているような感じかな。
あ、あと、マヨネーズの風味が入ると生姜の香りが引き立つ!にんにくと同じくらいしか入れていないんですが、不思議ですね。
この味、ご飯に合います!!もちろんお酒のおつまみにも良いでしょうね。
マヨネーズが特に嫌いな人はその風味に気付いて嫌がるかもしれませんが、そうでない人はそれほど気にならないはず。
卵を使いたくないときには良い方法だと思いました!
ザンギ後の油は再利用しにくい
以前、油の使い回しの記事にも書きましたが、ザンギ後の油は香味野菜と五香粉の匂いが強く付いてしまうので、他の料理に使い回しにくくなります。
衣と肉汁でかなり油が疲れてきますしね……。
今日のザンギも、天ぷら、揚げナス、とんかつに使用した後の油で揚げました。
今回が最後の出番ということになり、あとは廃棄するのみ。
新しい油を一回使って捨てるのとは違い、無駄なくやり切った感があります。
普段は揚げ物を頻繁にはやりませんが、油が古くなる前に使い倒したいので一度作ると天ぷら、フライ、春巻……と、何日か続くんですよね……。
ということで今回はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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