自家製漬け込みフルーツでシュトーレンを作る(本番)

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粉砂糖 パンとお菓子
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今年はシュトーレン(シュトレン)を自作します!

若い頃は気力があれば作っていたのですが、最近では色々なお店でシュトーレンを取り扱うようになったおかげでその食べ比べに忙しくなり、いつしか自分では作らなくなってしまいました。

それが今年は外出自粛ムードもあり、発売日に合わせてお店に買いに出向くのがなんだか億劫に……。人気店は並んだり、混んでいたりしますもんね。

 

ということで久々に作るシュトーレンです。

既に一部のドライフルーツを自作して、洋酒に漬けこむ準備までを終わらせています。

自作シュトーレンの記事一覧(随時更新)

自作シュトーレン
「自作シュトーレン」の記事一覧です。
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よくあるシュトーレンを作る

今回ドライフルーツミックスはレーズン、クランベリー、いちじく、りんご、洋梨、オレンジピールが混ざったものを使います。

(以前記事にしたあと、さらにフルーツを継ぎ足して大量に作りました!大瓶サイズ!)

大瓶

それ以外は、耐糖イーストで中種法で……という何の変哲もないシュトーレンです。せっかくローマジパンを買ったので、マジパンを練りこむ作り方でやります。

4本作って、2本は人にあげ、残り2本は自宅消費します。

自宅消費分は少し寝かせたものとしばらく寝かせたもので味を比べてたいので、2本。

材料(4本分)

【中種】
中種

準強力粉 75g
耐糖性インスタントドライイースト(金サフ) 6g
牛乳 75ml
きび砂糖 小さじ1

【本捏ね】

本捏ね

準強力粉 300g
きび砂糖 30g
塩 5g

ローマジパン(マジパンローマッセ) 60g
発酵バター(食塩不使用) 150g
卵黄 2個(写ってません)

カルダモンパウダー 小さじ1.5
ナツメグ 小さじ1/2
シナモン 小さじ2

洋酒漬けフルーツミックス 300g
くるみ(乾煎りしておく) 100g
棒状に切ったローマジパン(1本35gくらい、200gのパックを使い切りたかったのでこの重量にしました)4本

【仕上げ】

仕上げ

ラム酒 適量(カップ1/4以上は使いました) 
溶かしバター(食塩不使用) 100gくらい これでも少ないくらいです
バニラシュガー(ただのグラニュー糖でも) 適量
粉砂糖 適量

すっごい材料多いね!

そしてドライフルーツ、ナッツ、バター、マジパン、ラム酒と、値の張る材料が多い!

お店のシュトーレンが2500円とか4000円もすることに納得です。

作り方

  1. 中種を作る。人肌に温めた牛乳にきび砂糖とドライイーストを混ぜ、粉が入ったボウルに上から注いで粉気がなくなり均等になるまでヘラで混ぜる。
    牛乳入れる
  2. 1のボウルにラップをかぶせ、室温に1時間置いて発酵させる。
    発酵前

    発酵後
  3. 生地用のマジパンを室温に戻して柔らかくし、指でちぎって細かくする。きび砂糖の1/3と一緒にボウルに入れ、むらがなくなるまでゴムベラで擦り混ぜる。
    マジパン練り
  4. 室温に戻したバターを少しずつ加え、均等になるように混ぜる。途中、泡だて器に持ち替える。
    バター入れる
  5. 残りのきび砂糖と塩、スパイスを加えてかき混ぜ、白っぽくなったら卵黄を入れて混ぜる。
    砂糖入れる
  6. むらなく混ざったら粉を加えてカードで切り混ぜる。パン生地のようにはなりません。ポロポロのまま粉気がなくなればOKとします。
    粉入れる
  7. 最初に作った中種をちぎりながら加え、カードで切り込み、ある程度中種が細かくなったら手で均等になるまでこねる。中種の白いところが見えなくなるまで!
    中種入れる
    こねているうち、手の熱でバターが溶けてなじみ、ひとまとまりになっていきます。
  8. むらなく混ざりまとまったら、生地を室温で30分発酵させる。あまりふくらみません。
    こね完了

    発酵後
  9. 発酵させた生地にドライフルーツとくるみを練りこみ、もう30分発酵。
    練りこむ

    練りこみ後
  10. 台に打ち粉をして生地を移し、4等分して丸める。
  11. 生地を楕円にのばし、マジパン棒を芯にして折りたたみ、ちょっとずらした半月型に成形する。イエス様の枕の形だそうです。ドライフルーツがはみ出ているところは焦げやすいので、ちぎり取るか生地の中に押し込む。
    マジパン入れる

    発酵前
  12. 成形した生地をオーブンシートを敷いた天板の上に並べ、30℃で60分ほど置いて二次発酵させる。
    発酵後
    発酵後。ちょっとふっくらしました。
  13. 180℃に予熱したオーブンで40分焼く。焼いている最中、揮発した酒気が室内に充満する……。
  14. 焼いている間、仕上げ用のバターを小鍋に入れて溶かしておく。発酵バターじゃない方が良い説がありますが、発酵バターしかないのでこちらで。
  15. ラム酒と刷毛、バターの鍋、バット、バニラシュガーを並べて置いて焼き上がりを待つ。
    準備
  16. 焼き上がった生地にラム酒をたっぷり塗り、バターの鍋から直接溶かしバターをかけるようにしてから全面に何度も塗りこみ、バニラシュガーをたっぷりまぶし、網に並べて冷ます。見るからにすごいカロリー……。
    バター

    砂糖まぶし
  17. 完全に冷めたら粉砂糖をたっぷりと、たっぷりとまぶし、ラップでぴっちりくるんで冷蔵庫保存。
    粉砂糖まぶし
  18. このまま10日以上寝かせてから食べる。
    ラップ巻き

今すぐ食べたくなるくらい良い香りをぷんぷんさせているのですが、まだ食べごろではないので我慢我慢。

めっちゃ日持ちします

シュトーレンはできたてはあまり美味しくなく、ドライフルーツの水分や、マジパンの糖分、コーティングのバターと洋酒、糖分がパン生地部分にしみ込んでなじんだ頃が美味しいとされています。

熟成期間は最低10日ほどですがそれではまだ未熟で、食べごろは1~2か月後と言われています。それくらいは待つ覚悟で作りましょう。

今回はお酒をしみ込ませているし、砂糖で分厚く包んでいるので、包丁を入れる前なら日持ちはかなりするはずです。

クリスマスに合わせるなら11月頭くらいに作るのがいい頃合いかもしれません。今年はちょっと遅すぎたな。

実はまだ味見していません

実は、これを書いているのは焼き上げた翌日なのです。

そのためまだ熟成が終わっておらず、肝心の味は未確認。

でも作っている最中から失敗せずにできた手ごたえがあったので、きっと美味しいと思います。

焼いているときの香りも良くて期待大。

実際に味見したらまた記事にしようと思っています。

 

これだけ手間をかけたシュトーレン。見た目はお店のものには敵わなくてもすごく愛着があります。

大事に大事に、一番美味しい瞬間を狙って食べよう……。

 

ということで今回はここまで。

最後までお読みいただきありがとうございます。

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