頻繁に自分で焼くほどスコーンが好きなのですが、せっかく食べるならクロテッドクリームも欲しい。
札幌で手に入るのは中沢乳業のものか、輸入のイギリス製クロテッドクリーム(高い)くらい……と思っていたのですが!
北海道でもクロテッドクリームを作っているところがあるんですね!
それは、「十勝しんむら牧場」。ミルクジャムなどを作っている牧場だということは知っていましたが、クロテッドクリームもあるなんて、驚き&嬉しい!
こちらを札幌駅の北海道どさんこプラザで買ってきたので、さっそくスコーンを焼いて食べてみます!
牛乳100%の美味しさ!十勝しんむら牧場クロテッドクリーム
北海道どさんこプラザというのは、札幌駅の西口北側にある大規模な売店。箱入りお菓子や飲料のほか、冷凍冷蔵の水産農産物、パンや乳製品なども豊富に揃っています。
ここに来れば、道内の主要名産品は全て買えてしまうのでは……というくらいの品揃え。
今回買ったしんむら牧場のクロテッドクリームはかなりのレアアイテムですが、それすら置いているってすごい。
ちなみに、今までここ以外で見かけたことはありません。
ということでお買い上げ。小さなひと瓶1080円とお安くはありません(後でその高値の理由がわかる)。
賞味期限まで2週間ほどしかない上に冷凍保存はできないらしい。買い置きはできませんね。
原材料、牛乳のみ。中沢のものはクリームと脱脂粉乳で作られていますが、こちらは牛乳のみ。
何度も言います。牛乳のみ。
たっぷりの牛乳から脂肪分を取り出して、この小さなひと瓶にしていると考えると、美味しさだけではなくありがたみも生まれる。
中はこんな感じで、ちょっとクリーム色がかった白で、バターでもなくホイップクリームでもない質感。アイスクリームみたい。
味は当然ですが甘みナシ。バターよりもフレッシュな感じの脂肪の味と、ミルクの風味うま味が広がります。
こんな素晴らしい食べ物を入手したのですから、敬意を払うという意味でスコーンを手焼きします。(しんむら牧場ではスコーンも製造していますが、これは入手できませんでした。)
以前ご紹介したフードプロセッサーで作る手軽なものですが……。(レシピはこちら)
今回は自宅用なので丸抜きせずに角切りに。
このスコーンを横二つ割りにして!クロテッドクリームたっぷりといちごジャムを付けて食べます!
ジャムは自家製。夏に作って、脱気して保存しておいたやつです。(作り方はこちら)
この、水分多めのジャムとクリームが一緒になったところがたまらない美味しさ。
そこにスコーンのサクッとした歯応え、香ばしさとバターのコクを追加すると、時間が止まったような気になる……。
優雅なアフタヌーンティーというのはこういうものか……。(食べたの午前中だけど)
今回は一緒にストレートの紅茶を飲みましたが、よく合います。
クロテッドクリームはバターとも違うし、生クリームとも違う。唯一無二の食べ物だと思います。何かで代用することはできない。
もっと普及して欲しいと思っていますが、やはりまだそれほど認知されていない食べ物なのでしょうね……。
本場の味に近いらしい
国産品でよく見かけるのは、やはり中沢乳業のものですよね。こちらは同じ重量で400円とリーズナブル。
ただ、原材料だけではなく製法も違うらしく、クリーム自体の質感もトロトロです。
確かにこちらも美味しいのですが、今回頂いたしんむら牧場のクロテッドクリームの方が新鮮な味がして、口に残らない。その味の衝撃は大きかった。
しんむら牧場は放牧牛の乳を使用して作られているそうです。美味しい牛乳だけを使って作るんですから、美味しいのは当たり前ですね。
また、このクロテッドクリームは本場のものに近い味がするとも言われています。
そんな逸品が手に入るなんて、ありがたいことです。
1本1080円は決してお安くないですが、イギリス製のベノアやらロダスやらの輸入品を買うよりもお得です。
今回私が買ったどさんこプラザのほか、十勝しんむら牧場の直売所、公式オンラインショップで買うことができます。
スコーン好きの皆さま、是非!
ということで今回はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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