円山には美味しいパン屋さんがたくさんありますが、最近私がハマっているのが「円麦」のパン。
大きな通り沿いではなく、森彦などがあるあたり、住宅街の奥の奥にひっそりと佇むパン屋さんです。
こちらで買ったパンの味は、小麦やバター、乳の味がしっかりする、素材の良さを感じるパンでした。
雪の日は車で行くのは大変なところにある
円麦は、今の季節のように雪がある時期は、車で訪問するのはちょっと大変です。
いや、見通しが悪い道路なので夏場も大変と言えば大変なのですが……。
遠くにあるわけでも山の上にあるわけでもなく、円山公園駅から徒歩で行ける範囲なのですが……。
なんせ、周囲の道が細い。そのため積雪があると車同士がすれ違えない。
しかもファミリー向けのマンションが近隣に多く、ベビーカーを押す親子連れなどが行き交うために運転に注意が必要という難所なのです。
それでも行きたくなってしまうのは、やっぱり円麦のパンは美味しいから！
マイカーをそろそろと運転しながら到着し、駐車場に車を停めます。お店の隣の空き地を駐車場として利用できます。
お店の佇まいは、古民家風。パン屋の看板が掲げられてなければ、蕎麦屋とか居酒屋っぽい感じです。
店内は小さいけれど、おしゃれで目を引く陳列
陳列は木のケースに並べられ、レトロな感じを醸し出しています。
クリームパンなどの菓子パン、フォカッチャなどのしょっぱい系、クロワッサンやパンオショコラなどのリッチ系、そしてハード系も充実しています。
時間が遅いとパンがほとんど無かったりするのですが、この日は豊富にありました。良かった！
お値段設定は円山価格です。ちっちゃなものでも200円近く。
お店には、パンだけではなくワインなども置かれていました。パンと合わせてね、ということでしょうね。
我慢できず車で食べる
いくつか買って帰る途中、ついつい我慢できずに一つ食べてしまいました。
クリームパン。白パンタイプの、もちもち生地に重ためカスタードが詰まっています。
生地はふわふわというよりももっちり感が強く、おまんじゅうの生地のよう。
カスタードが固いので、弾力がある生地によく合っています。
ミルクの風味、卵の風味と小麦の味、発酵の香りがベストマッチです。
残りは帰宅して食べます。
クロワッサン×2、ショソンオポンム（アップルパイ）、ショコラオランジュです。
クロワッサンは層がきれいに浮いていて、甘さと塩気と脂気のバランスがとても良い。
バターの香りが高くて、いい材料使ってるんだろうなー、と容易に想像できます。
ショソンオポンムはクロワッサン生地ではなく、ちゃんとしたパイ生地で作られている様子。
中には甘酸っぱさを効かせた煮りんごが入っています。アクセントにくるみが少々入れられているのが美味しい。
ショコラオランジュはハード系ですが、表面のどっしりした感じとは裏腹に、中は柔らかくて食べやすい。
チョコのビターな味とオレンジピールのさわやかな香りがアクセントになっていて、少量でも満足できる味です。
どれも、漠然と美味しいと感じるのではなく、どれがどういう効果で美味しい、どの素材が美味しいとわかる味です。
色々なこだわりを持って作られていることがわかります。
本当に良いパン屋さんです。
夜しか行けない人はムーンベーカリーへどうぞ
円麦は人気店ゆえ、営業時間内にパンが売り切れてしまうことがよくあるようです。
そのため、遅い時間でないと行けない人は、なかなか希望のパンにありつけない可能性が……。
でも、円麦では先ごろから「ムーンベーカリー」と称して東急レイホテル内で夕方からパンの販売を行っているそうです。
こちらなら、本店の営業時間内に行きにくい人も買えますね。
各店舗の営業時間、住所は画像をご覧ください……。
ということで今回はここまで、最後までお読みいただきありがとうございます。
今年もあとわずか！美味しいものを食べて幸せな年越にしましょう！
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