国道5号線沿いに小樽に向かって走ると、「自然庵」というお豆腐のお店の看板が見えるのをご存知でしょうか。
この道路を通る機会が多い私は、いつか行こうと思っていたのです。
先日、やっと行く機会に恵まれたので、その感想をお伝えします!
北海道素材で作られたお豆腐が買える!自然庵
自然庵に行くためには、5号線を手稲から小樽に向かう途中、ワークマン札幌手稲店がある交差点を左折します。
ただ、ここは急な坂道、そして真冬なら凍結しがちな道路なので、もう一本先のタイヤ館の交差点から入って回り込むという行き方もあります。
坂を入ると大き目の駐車場と工場、そして直売所の入り口があります。
中には営業時間の看板が。
年中無休なんですね!これはありがたい……。
さて、店内はこんな感じです。それほど広くはありませんが、清潔感があります。
冷ケースが2つ。扉が付いた小さいほうには何も入っていませんでした。普段は納豆なんかが入っているのかな?
大きいケースの方も品切れがいくつかある中、看板商品の豆腐類は結構ありました。
ここで気付いたのが、なぜかびっくりドンキーのドレッシング類が並んでいるということ。
店内の掲示物をよく見ると、びっくりドンキーを経営している会社「アレフ」系列のお豆腐屋さんなのだそうです。
名前のひなびた感じから個人経営かと思ったのですが、実は大手食品メーカーによって運営されているんですね。
今回はお豆腐が食べたくて訪れたので、油揚げ類ではなく絹ごし豆腐、木綿豆腐を購入。
購入者にはおからが1パック無料で付いてきます。買っても70円とお安いけれど、これは嬉しい!!
木綿豆腐は北海道産大豆、海水にがり使用という謳い文句で1丁150円×2。
絹は北海道産大豆の中でも、石狩当別に産地限定して作られているものです。250円と、産地限定でないものよりも100円高い。
絹ごし豆腐を食べてみる
買って帰ったその日に、さっそく絹ごし豆腐を冷奴にして食べます。
ただ醤油で食べるのではなく、梅干しを叩いて刻んだ青じそ、みりんと白ごまを練り合わせたものをかけます。ネギも少々。
お箸を入れると、スーパーで30円や50円で売られている絹豆腐よりもしっかりしている。
何と言うか、安い絹豆腐がプッチンプリンなら、こちらはちゃんと蒸して作られたプリンのような……。チュルチュルした豆腐とは全く違います。
まず、味付けなしで食べると、すごくさわやかな甘さがあります。
そして、大豆の良い香りも。青臭くない、ちゃんと火の通った大豆の香りです。
何よりも感動したのが、豆腐にありがちなえぐみが全く無いこと。大豆や水の質の問題なのか、にがりの問題なのか、豆腐を生で食べるとよく見られる癖が無いのです。
自作の梅ダレで食べると、酸味が豆腐の甘味を引き立てていてこれも良い。口がさっぱりして、ご飯のおかずにもなります。
一人前を1/2丁で付けましたが、あっという間に食べてしまいました。
木綿は湯豆腐にする
絹はその日に冷奴にしましたが、木綿は湯豆腐にしてたっぷり頂きます。
これには美味しい醤油、鰹、しょうが、ネギなどを薬味にして食べます。
絹よりもさらにしっかりした味の木綿豆腐です。熱で甘みと風味が活性化したのか、味が濃くなっている。ただ、ちょっと豆の匂いもするかな。薬味多めが美味しい。
加熱して身が締まったということもあると思いますが、うま味がたっぷり感じられます。
正直に言うと、当別産とそうでないものの違いはわからず……。どちらも美味しいことは間違いありません。
余談ですが、最後の方は味付けにラー油などをかけてみましたが、これはパンチが強すぎて豆腐の味がわからなくなりました……。
豆腐の味を100%楽しむなら、醤油かポン酢がおすすめです。
おからは明日卯の花炒りにする
サービスで頂いたおから。これは3/1までの消費期限なので、明日には卯の花炒りにして食べきってしまう予定です。(これを書いているのは2/28)
豆腐がこんなに美味しいなら、おからも絶対美味しいよね!
300g入りなので、明日の夜食べたらあとは冷凍しようかな。
こだわり素材で作られた豆腐がリーズナブルに食べられるお店でした
自然庵のお豆腐は1丁が150~250円とスーパーのお豆腐よりは高いものの、こだわり豆腐の中ではお安い方だと思います。
しかも満足感が高く、行きやすい場所にあるのでありがたいお店ですね。年中無休ですし……。
自然庵
札幌市手稲区稲穂3条3丁目8-30
TEL 011-686-3134
営業時間 11:00~17:00 年中無休
お近くをお通りの際は、是非行ってみて下さいね!
ではでは、今回はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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