前回に引き続き、北海道あるある夏編です。
夏の北海道は涼しい!というか一時を過ぎると寒いくらい!
上にあるような鮮やかなブルーの海はなかなか見られません。
では、今回の記事をどうぞご覧ください!
夏の北海道あるある
涼しく過ごせる北海道の夏は、他の地域には無い過ごし方が満載です。
運動会は秋ではなく夏に行う
基本的に北海道の小中学校(高校もかな)の運動会、体育祭は夏に行います。
幼稚園や保育園の中には秋に行うところもあるようですが、やっぱり多いのは夏の運動会。
これは、秋に実施することになるとすぐに寒くなることや天候が乱れやすいことなどが理由です。
全国的に運動会を行うのは10月くらいだと思いますが、北海道の10月は平均気温が10℃前後。
既にジャンパーや秋コートを着て通学する寒さですから、Tシャツ短パンで外練習はもう無理です。
ちなみに、北海道の一部地域では運動会のお弁当にそうめんや冷や麦を持ち込む風習があります。
これも夏の運動会ならではのものですね。
あとから追記:今では全国的に初夏に運動会を開催する傾向があるようですね。気候と言うより受験の都合とかなんとか……。
北海道では私が子供の頃、いやその前(40年くらい前)から初夏開催でした。
海でキャンプしてジンギスカンをやる
夏と言えば海水浴。
海水温が低い北海道でも盛んに楽しまれていますが、なぜか北海道民は浜辺でキャンプをする習慣があります。
登山しやすい山やキャンプ場がたくさんあるのに、わざわざ砂浜にテントを立てて、そこで一泊するのです……。(しかも夜寒いので身体が冷える)
テントを立てられる海岸というと必然的に砂浜になりますから、帰宅時には全身ジャリジャリ、塩でベタベタという状態が普通なのです。
帰りに温泉施設に立ち寄って砂と塩を落とし、冷えた身体を温めて帰宅する人が多いようです。
そして、浜辺でも必ずと言って良いほどジンギスカンを食べます。
主食は、飯ごうでご飯を炊いたりするよりも、鉄板で焼きそばや近くのコンビニで買ったおにぎりを持ち込む人の方が多いかな。
海水浴場では世間でいうアウトドア的なカレーやダッチオーブン料理はしないんですよね。(真水がたくさん出る炊事場が近くに無いからかも)
海辺で焼きそばと肉とおにぎり、これが北海道のキャンプ!
七夕に「ローソクもらい」を行う
これに関しては以前書きましたね。→こちら
一部地域を除いて、北海道では旧暦に近い日付に合わせて8/7に七夕祭りを行います。
そして、七夕の夜には笹の葉と短冊を飾り付けるだけではなく、子供たちが近隣を回ってローソクとお菓子(こちらが本命)を貰うという行事をする地域があるのです。
今では廃れた行事とも言われていますが、札幌でも七夕近くなるとスーパーで個別包装された袋菓子をメインとした特設コーナーができるので、絶やさずに続けている町内会もあるのでしょうね。
どこでも実施しているわけではないのでメジャーイベントとは言い切れないですが、北海道特有の行事として今後も残し続けてほしいものです。
休日の昼食やおやつが「とうきび」
30代半ば以上の年齢層なら「土曜日の昼食がとうきび(トウモロコシのこと)だった」という思い出がある人が多いはず。
まだ土曜がお休みでなかった頃は、土曜、正午近くに帰宅するために自宅で昼食を摂っていました。
そんな昼食として、夏場によく出るのが山積みになったゆでとうきび!
他にはおかず無し、とうきび本来の甘さとゆで塩の塩気だけで頂きます。
しかも昼食だけではなく夏休みのおやつもゆでとうきびが多かった……。あとスイカ。
それでも不満はあんまり無かったように思うのは、とうきび嫌いな子供が少ないからかもしれません。
大人になって思うのは、ヘタなスナック菓子よりゆでとうきびの方が全然美味しいということ。
ちなみに、大通公園でおなじみの焼きもろこしは家庭ではあまり食べません。
バーベキューのついでに焼くことはありますが、丁寧に醤油をハケで塗るのが面倒なので、結局ゆでてそのまま食べてしまうのです。
次回はもちろん秋編
いかがでしたでしょうか!
北海道の夏の過ごし方についてのあるあるでした。
昼食がとうきびという話についてですが、なぜか日曜の昼はあまり出なかったように思います。(土曜と違い時間的余裕があるからかも)
学校から帰ってすぐの子供に食べさせるのに、ゆでとうきびは何かしら都合が良いのでしょう。
ではでは、今回はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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