雪解けとともに顔を出すふきのとう。
以前、食生活の北海道あるあるについて書きましたが、これからは春夏秋冬と季節ごとに分けて書いてみたいなと思います。
地域によっては該当しないものもあるかと思いますが、「こんな風習のところもあるのね!」と豆知識程度に覚えておくと面白いですよ!
春の北海道あるある
では、北海道あるある春編をどうぞ!
卒業式は雪解けで路面がドロドロ
卒業入学シーズンが桜色だったことはありません。
色で言えば「灰色」。
目に入るのは空気中の塵をかぶって黒く染まった路肩の残雪、その雪解け水を含んで黒くなったアスファルト。
そんな中での卒業式ですから(晴着を汚さないように)親に車で送ってもらう人が多いのですが、その車も冬の間に浴びた泥水でドロドロ。
入学式もやっぱり桜はまだ咲いておらず、年によってはまだ雪が残っていたり、タイミングが悪いと吹雪の中だったり……というのが北海道の定番です。
TVで見るような桜が舞い散る卒業式、憧れたわぁ……。
雪解け完了と同時に洗車ラッシュ
路肩の雪が消えてなくなる頃になると、洗車場が大混雑し始めます。特に晴れた土日。
タイヤ交換と同時に洗車も済ませてしまう人も多いかも。
前述の通り越冬した車は泥まみれなのが普通ですが、雪解け水を浴びる心配が無くなると、この数カ月の汚れを落とそうと洗車場に向かう人が多くなるのです。
雪があるうちに洗車しても無駄ですし、身体も冷えてしまいますからね……。
そして洗車翌日に季節外れの雪が降るっていうのも北海道あるある。
GWに花見をする(ジンギスカンあり)
さて、桜はいつ咲くのかというと、大体GWの後半あたり(札幌圏)。
せっかくの大型連休ですから、昼間からお酒を飲みながら花見をしたい大人が花見スポットに集います。
そして、そこで欠かせないのがジンギスカン……。
花見しながら肉を焼くのって北海道だけらしいですね(前回の北海道あるある記事にも書きましたが)。
カラスと戦いながら食べますよ!
ちなみに、夜桜見物は北海道民はあまりしません。GWと言えど夜はまだまだ10℃以下。(寒さ対策にジンギスカンをするという説もあり)
うっかり酔って寝てしまったら凍死してしまいますね。
本州のクマ撃退ニュースを見ると「どうせツキノワでしょ?」と言う
さて、春になると冬眠から目覚めたクマが出没します。
山菜採りシーズンと重なることもあり、人とクマが出会ったニュースも多くなります。
よく全国ニュースで「拳でクマ撃退の男性 お手柄」などと報道されていますが、これを見た北海道民はもれなく「どうせツキノワ(グマ)でしょ?」と言います。
ヒグマに比べたら大したことない、の意味で……。(それを言う本人がツキノワグマを倒せるかと言ったらそうではないのですが)
もちろんツキノワグマも恐ろしいものですから、それを勇気を持って撃退するのは素晴らしいこと。
でも、ヒグマに出会ったら一瞬で死を覚悟するほどの威圧感があるそうですよ……。(ツキノワグマは体長~1.8m、ヒグマは~2.8m)
次は北海道あるある(夏)!
あるある春編はここまで。
本当はもっともっと出てきそうなものですが、春が過ぎてしばらく経ったせいか思い出せません……。
次は夏編を予定しています。
最後までお読みいただきありがとうございます。ではでは。
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