なぜ七夕にはそうめんを食べるの?ローソクもらいについても言及!

スポンサーリンク
暮らし
スポンサーリンク

※当ブログではアフィリエイト広告を利用しています。

 

こんにちは!今日は全国的には七夕(北海道では一部地域を除き8/7、この理由は話すと長くなるのでまた別記事で……)ですね!

七夕の定番メニューと言えばそうめん!確かに暑さが本格的になるこの時期、さっぱりしたそうめんは最高に美味しいですよね!

ところで、この七夕の日にそうめんを食べる理由、ご存知でしょうか。暑い季節にそうめんが美味しいから、という単純なものではなくちゃんとした理由があるようです。

 

※この記事は、過去記事に加筆修正して再投稿したものです。

スポンサーリンク

その由来は遡ること平安時代!

七夕とそうめんのお付き合いは、今大河ドラマでも話題の平安時代からだそうです!

平安時代に作られた「延喜式」という式典についてまとめられた書物には、既に七夕の式典にはそうめん(の前身である食べ物)をお供えすると定められているそうです。

実際にはそうめんそのものではなく、「索餅(さくべい)」という小麦粉と米粉を練って麺にした中国伝来の食べ物とのことですが、これが後々進化してそうめんになり、七夕のお供え物として使われるようになるんですね。

なぜ索餅を供えるのかというと、これは中国のある伝説から来ているのだとか。

 

舞台は昔の中国、貴族の子供が7月7日に亡くなり、その魂が鬼となって周囲に疫病を振り撒くようになります。

その祟りを鎮めるために子供が生前好んでいた索餅をお供えすることで平和を取り戻す……という故事が元になっているそうです。

 

つまり、子供の好物だった食べ物が他国に伝わり、今でも毎年供えられている(というより食卓に上っている)ということですね。

何だか不思議な感じがしますね。もっと鬼となった子供を供養するつもりで食べた方がいいんだろうか……。

とにかく、七夕にそうめんは意味のある組み合わせだということがわかりました。

我が家でも今日の夕食はそうめんにしようと思います。

「ローソクもらい」は一般的な行事ではない

ところで、ローカルネタが流行中の現在ですが、その流れで北海道では七夕に「ローソクもらい」をするという話を聞いたことがありませんか?

七夕の夜に「ローソク出~せ~出~せ~よ~~」と歌いながら子供が集団で近所を巡り、ろうそく、またはお菓子や小銭をもらうという行事です。

 

これ、TVやSNSなどでは北海道全域で行われているかのように言われていますが、実際はそんなことありませんからね?!

少なくとも私の出身地(道央の海沿い)、そしての親しい友人の出身地(札幌近郊)では行っていませんでした。ちょっとやりたかったとも思う。

昔は行っていたけれど年と共に廃れていった可能性もありますが、そもそも昔から習慣がない地域も少なくないようです。

 

ただ、昔から行われている地域の中では、現在でも町内会ぐるみでローソクもらいを続けているところもあるとか。(コロナ禍の際に中止となった地域もありそう)

文化の保護のためでしょうか、夏休みの思い出作りでしょうか。(しつこいようですが、北海道の七夕は8/7なので……)

スーパーマーケットで働いている人から、子供が好きそうなお菓子を買っておくのが楽しみだというお年寄りがいると聞いたことがあります。

現在は手あたり次第訪問するのではなく、保護者同士や、賛同者の家にしか行かないというシステムを採用しているところもあるそう。ハロウィンみたいですね。

今のご時世、いきなり知らない人の家に突撃訪問(しかも物乞い)は怖いですもんね。

 

ちなみに、ローソク出せと言っていますが、マジでろうそくを出すと嫌な顔をされるらしいです。

やっぱりお菓子、しかも飴や和モノではなく個包装のクッキー類やカントリーマァムなどの腹に溜まる(しかもお高め)の洋菓子が喜ばれるとか……。

ロッテのチョコパイとか嬉しいよね!夏は溶けちゃうかー。

ろうそく、かわいらしいものなら欲しいと思うんですけどね、大人と子供の感性は違うか……。

誰か来ないかな?と待ってしまう自分がいる

七夕とそうめんの関係、北海道特有の行事「ローソクもらい」についてお話ししました。

 

うちは子供がいないので、ローソクもらいもハロウィンも無縁な環境にありますが、その時期が近付くと心のどこかで「もし、万が一、近所の子供が来たら何をあげよう?!」と考えているところがあります。そのために、コストコで大容量のお菓子を買ってみたり……。

実際に誰かが来たことは無いのですが……。(道路遊びにうるさいオバサンなので、近所の子供に危険視されているかも)

 

と、いうことで、今回はここまで。最後までお読みいただきありがとうございます。

スポンサーリンク
暮らし
スポンサーリンク
スポンサーリンク
管理人をフォローする
スポンサーリンク

コメント

タイトルとURLをコピーしました