秋なのに花粉症?!秋花粉症に注意!

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美容健康のこと
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鼻がムズムズ、目が痒い……。でも今は秋だから花粉症ってことはないよね?

……と、私も思っていました。

実は、「秋花粉症」というものもあるのだそうです。

まだ夏真っ盛りですが、今回は、これからの季節注意したい秋花粉症についてのお話です。

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秋花粉症とは

秋花粉症とは、その名の通り秋に症状が出る花粉症。

 

一般的な花粉症はスギやヒノキによって引き起こされるものを指し、これらは冬の終わり~春に症状が出ることが特徴です。

これは、スギやヒノキが春に花粉を飛ばす植物だから起こる病気というのは誰もがご存知だと思います。

 

では、秋花粉症は……というと、これは単純に秋に花粉を飛ばす植物にアレルギーがある人が発症する病気。

秋花粉症を引き起こす植物として、ブタクサやヨモギがあります。

これらは夏~秋に開花し、花粉を飛ばし始める植物なのです。

 

症状は鼻水、くしゃみ、目の痒みが代表的ですが、人によっては気管支喘息や喉のイガイガを引き起こすこともあります。

私も気管支喘息を引き起こすクチです。

 

ちなみに、春に多いスギ花粉症は全人口の25%の割合で存在すると言われていますが、ブタクサ・ヨモギなどの秋花粉症は15%くらいの割合だとか

秋花粉症の代表的な植物

秋花粉症はキク科植物によって引き起こされることが一般的です。

ブタクサもヨモギもキク科ですね。

せっかくなので画像と共にご紹介します。

ブタクサ

これがブタクサ……らしいです。

「らしい」というのは、世間に出回っているブタクサの画像は「セイタカアワダチソウ」という別な植物の画像と混同されているものが多いからです。黄色い花と枝ぶりが似ている植物ですが、セイタカアワダチソウの花粉は花粉症を引き起こさないので、冤罪も良いところですね。

本当は自分の目で見て写真を撮って来られれば良いのですが、私もかなりのブタクサアレルギーなので近寄りたくないのです……。

もし、撮影する機会があれば差し替えますね。

 

ブタクサは通常8~10月に開花し、花粉を飛ばします。

そして繁殖力が強いため、畑や野山などの緑多いところだけではなく道路脇やアスファルトの隙間からもどんどん生えてきます。

そのため、都会に住んでいる人も安心はできないのです。

ヨモギ

お次はヨモギ。これはまだ蕾が付く前の画像ですが、白く細かい花が咲きます。

山菜としてそのまま、または餅やおだんごに搗き込んで食べるほか、古くは薬にも使われた便利な植物なのですが、実はその花粉は人体にアレルギー反応を起こさせるものなんですね~。

ヨモギ花粉アレルギーの人はヨモギは食べても問題ないと言われています。あくまで症状が出るのは花粉で、葉そのものではないからです。

スギ花粉症の人が建材のスギに近付いても平気だというのと同じ原理です。

 

ヨモギは8月中旬~10月に開花するのが一般的です。

ブタクサと開花時期がほとんど一致するうえ市街地でも簡単に育ってしまうという特徴まで一致するため、秋花粉症持ちの人は、どの植物にアレルギーがあるかはっきりわかっていない人も多いのだとか。(両方にアレルギーがある人も多い)

秋花粉症持ちの人は、これにも気を付けて

秋花粉症はヨモギやブタクサだけを避けていれば良いというわけではありません。

アレルギー反応を起こしやすい人は、これら以外のキク科植物に反応を起こす可能性が高いらしいです。

中には意外なものもあるので、ご紹介しますね。

蚊取り線香

キク科アレルギーの人は蚊取り線香に要注意

蚊取り線香は「除虫菊」という植物の地上部分から作られているため、花や花粉も含まれているらしいです。

除虫菊に含まれる「ピレトリン」は、花の子房に特に多く含まれているそうで、花までしっかり材料にされているのです。

そのため、花粉成分が含まれていると考えてもおかしくはありませんよね。

 

私は他のお香や線香は平気なのですが、蚊取り線香を焚いている場所に行くと喘息発作が生じます。

子供の頃はその原因がわからず何度も迷惑をかけました。

 

蚊取り線香を初夏のうちから使っているご家庭もあるようなので、秋に限らず注意が必要ですね。

カモミール製品

リラックスできるハーブでおなじみのカモミールもキク科植物です

カモミールティーは花を使うため、これでアレルギー反応を起こす人もいるようです。

 

また、アレルギーとは関係ないのですが、私のような気管支喘息持ちはカモミールティーはあまり良くないと言われています。

喘息の発作は夜に呼吸器の平滑筋が緩むことで起きやすくなるため、ハーブの力で急にリラックス状態を作ると呼吸がしにくくなり、喘息発作へと繋がるのだとか。

このストレス社会のせいか、どんな病気に対しても「治すためにはリラックス!癒し!リラックス!」と言いたがる人が多いのですが、喘息に関してはリラックスは逆効果なのです。

寧ろ、神経が尖る作用のあるカフェインを摂った方が良いとされています。

ウリ科の野菜果物、セリ科の野菜など

花粉症を患っていると、「交差反応」という反応が起きることがあります。

これは、その人のアレルゲンである花粉と似た構成のたんぱく質を持つ野菜や果物でもアレルギー反応が起きてしまうことを指します。

その多くは口腔アレルギーや接触アレルギーで、食べてから口の中が腫れたり、喉が腫れたりする症状が多いようです。

 

ブタクサ花粉と交差するのはきゅうりやメロンなどのウリ科、キク科花粉は人参やセロリなどの野菜です。

交差反応は全ての花粉症持ちに出るわけではありませんが、これらの食べ物を食べる時は、注意しましょう。

今年の北海道は、秋花粉症の到来が早そう

これを書いている私は北海道住まいなのですが、7月下旬の現在すでに秋花粉症の症状が出始めております

今年の北海道は猛暑が早く来てしまったため、その間にあらゆる植物が一斉に成長した結果のようです。

これは体感的なものですが、6月、7月に猛暑日があった年は秋花粉症の到来が早いような気がします。

全くと言って良いほど症状が出ない年もあるのですが、今年は症状が強そうです……。

 

残念ながら、全国的な状況はわからないのですが、やはり猛暑年はひどくなるのではないかなと思っています。(翌年の春花粉症にも影響を及ぼすらしいですしね。)

おすすめの対策グッズは

対策といっても、外出時にはマスクをするくらいしか無いと思われがちですが、使って良かった対策グッズは結構ありました。

アイリスオーヤマ めがねスキマガード

このめがねスキマガードは、手持ちのメガネにシリコンを付けて花粉をシャットダウンするというもの。

なかなかの密着具合でしたが、目に跡が付くことがあるかも。

自宅周りでの作業(草むしりとか)に活用中です。水中眼鏡するよりも見た目がおかしくないですからね。

ただ、壊れやすいので脱着には注意が必要です。

 アレグラFX

嵐の大野くんのCMでおなじみの市販抗アレルギー薬です。

アレグラはこれまでの抗アレルギー薬と比べて、眠くならないし効果が出やすいしで良いことずくめだと思います。

もちろん健康保険を適用させて3割負担で処方してもらうのが一番なのですが、耳鼻科は大体混んでいて時間がかかる&診察が短時間なのにそこにお金がかかるというのが嫌なこともあるので、そんな時は市販薬に頼ります。

最近始まったセルフメディケーション税の対象なので、レシートや領収書は取っておきましょう!

ワセリン

ワセリンを目の周りや鼻の中に塗って花粉を粘膜に入れないようにする、という対策法を知っていますか?

これは、私の場合は目の縁に上手に塗れば痒さが少ないような気がしました。(鼻の穴は綿棒を入れすぎたのか、くしゃみが出て大変だったので断念しました。)

外出するときはコンタクトレンズを着用することが多いので、ちょっと塗り方を間違えると油でレンズが濁って大変でした。

なので、眼鏡で外出する時、しかもアイメイクをしっかり入れない時にのみ活用しています。

まあ、ワセリンは花粉症対策以外にも使い道がたくさんありますから、1本持っておいて損は無いですよね。

さいごに

秋花粉症の概要から注意したいこと、おすすめ対策グッズまでご紹介しました。

北海道は花粉症の心配が無いと言われていますが、秋花粉症についてはしっかりリスクがあるんですよね~。

 

秋になると鼻がグズグズしたり目が痒くなりやすく、「私って秋花粉症かも……?」と疑っている人は、病院でアレルギーテストをしてもらいましょう!

花粉症だけではなく、思わぬもののアレルギーが見つかったりすることもありますからね。

 

では、今回はここまで!

最後までお読みいただきありがとうございます。ではまた。

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