札幌はすっかり雪解けして、ふきのとうが道路脇からにょきにょき顔を出しています。
もう雪かきの面倒くささから解放される……と思った矢先、あることに気付いてしまいました!
それは、ズボンがきつくなってきているということ……!
つまり、太ってしまったということですよ。
考えるにこれは、雪かきでついた筋肉が急激に落ち、リバウンドしてしまったのではないだろうか。
ということで、今回は、雪かきのダイエット効果についてお話ししたいと思います!
雪かきの消費カロリーはサイクリングと同じくらいらしい
雪かき経験がある人ならわかると思いますが、雪かきは瞬間的な筋肉の動きと緩やかな動きが組み合わさっている作業です。
つまり、かなりの筋トレになる上、有酸素運動の要素も満たしているということです。
しかも、一度始めたら数分では済まない作業になるので、長時間の有酸素運動にもなり得る。
家電メーカー、パナソニックのサイトによると、雪かき30分の消費カロリーは137kcal。これはサイクリングと同じくらいだそうです。
これは、小さめに握った塩むすび一個分くらいのカロリーに相当します。
たった30分でもそれだけのダイエット効果があるとすると、これは馬鹿にできないですよね。
しかも続けるごとに筋肉が付いていくのですから、消費カロリー/時間の数字はどんどん高くなっていくということ。
ですから、雪かきの必要がある環境にいる人は、できるだけ長時間、そして毎日雪かきを行うことでかなりのダイエット効果が見込めると考えられます。
私の場合はこんな生活でした
これは私の場合ですが、昨年の12月~3月上旬くらいまで、毎日ではないですが週に3~5日は30分程度の雪かきをしていました。
大掛かりな排雪は旦那任せでしたが、家の前や物置の前に積もった雪を寄せたりする作業は基本的に私の仕事。
降雪が無い日でも、気分転換も兼ねて何かしらの除雪作業をしていました。
これによって、ダウンジャケットでは暑くなってしまうくらいの汗と、息が弾む程度の運動量が得られていたと思います。
ですが、3カ月程度の短期間のせいか、体重は増減なし。ただ、身体は多少引き締まってきた自覚がありました。
恐らく、脂肪が燃焼する前に筋肉が付いたのだと考えられます。筋肉は脂肪よりも重いので、同じ体重でも見た目が細く見えるんですよね。
特に背中回りと太もものあたりは引き締まったと思う。雪かきでよく使うせいでしょう。
ちなみに食生活は全くダイエットを意識しておらず、食べたいものを食べたいだけ、の暮らしでした。
それでも体重が増えていないということは、やっぱり雪かきの成果と言えます。
しかし、雪かきの必要が無くなってからはブクブクと太り出し、引き締まったように思えた筋肉もすぐに衰えてしまいました。
やっぱり一年中続けないと、維持はできないものなんですね~。
雪かきダイエットはリバウンドしやすい
自分の経験から、雪かきダイエットはリバウンドしやすいということがわかりました。
そりゃそうですよね、冬しか動かないんですから!
そして、たった3カ月だと筋肉は付きますが、厚く積み重ねられた脂肪を全て燃やし切るところまでは行きません。
ダイエット目的で雪かきするなら、かなり頑張らなければ冬のうちに脂肪を減らすことはできないのです。
しかも、雪かきの必要が無くなったからと言って食事の量を減らすことも難しく……。
消費カロリーが減ったのに食事を減らさないとなると、それはリバウンドして当然ですよね。
雪かきダイエットでリバウンドしないためには
リバウンドしないためには、
- なるべくカロリー消費を意識した雪かきをする
- 雪が解けたらご飯の量を減らす
- 雪かきと同程度の時間のサイクリングをする
などの方法が良いのではないでしょうか。
カロリー消費を意識した雪かきというのは、なるべく効率の悪い雪かきをするということ。
一度に運べる量が少ない除雪用具を使ったり、何往復もしたり。無駄な動きが多いほどカロリーが消費されていきます。
ご飯の量に関しては、雪解けと同時に野菜が安くなるので、肉や炭水化物を減らして野菜中心に切り替えれば良いと思う。
肉よりもカロリーが低い魚も安くなってきますしね。
そして、雪かきの必要が無くなってもそれと同程度の運動をする。サイクリングと同カロリーなので、同じ時間だけサイクリングをするというのがわかりやすいですね。
雪が解けると自転車で動きやすくなるので、ちょっと離れたスーパーまで自転車で行くようにするというのも気分が変わって良さそうです。
来年はリバウンドしないように頑張ろう
今年は既にリバウンドしてしまいましたが、来年こそは雪かきで痩せた身体を維持したいです。
鬼が笑うような来年の話ですが、毎年この調子でリバウンドを繰り返していたら、着られる服が無くなってしまう……。
ということで、今回はここまでになります。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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