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続・記憶を頼りにガトーウィークエンドを焼いてみる【大成功!】

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ガトーウィークエンド

やった……。やってやったぜ……!

遂に辿り着いてしまった。昔教わったガトーウィークエンドの味に!!

 

昨年、記憶を頼りにガトーウィークエンドを焼いてみているのですが、これはこれで美味しかったものの、学生時代に授業で教わったものとは違う味に仕上がりました。

記憶を頼りにガトーウィークエンドを焼いてみる第一弾はこちら】ガトーウィークエンドがどんなケーキか、どんな材料を使うかはこちらを見ると詳しく書いてあります。

どうしても当時の味を再現したいと思い、配合や手順を変更して再度チャレンジしたところ、かなり近いものができましたよ!

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ヒントは手持ちの本にあった

前回は小麦粉とアーモンドプードルを合わせてふるい、共立て法で作りました。

が、これだと粉が少ないせいか何だか軽く、記憶の味とは違うものに出来上がったのです。

記憶にある造り方では粉砂糖とアーモンドプードルを合わせてふるい、小麦粉は小麦粉だけで加えるレシピだった気がするのですが、家にある本にも、ネット上のレシピでもそれに似たレシピは見当たらない。

しかし!先日別件で開いた手持ちの本「クイーンアリスのクッキーと焼き菓子」の中にヒントがあったのです……。

この本の魅力について書いた記事はこちら

絶版本ですが、中古はそれほどお高くありません。

 

話を戻します。

この本の「バニラケーキ」のレシピが、バターに粉砂糖、卵を入れてからアーモンドプードルを入れるもので、材料も粉砂糖とアーモンドプードルが同量、そしてカトルカール(普通のパウンドケーキ)に近い配合。

ここにオレンジピールを加え、小麦粉を薄力+強力半々にしたら、かなり学生時代のレシピに近い気がする!

ということで、書籍のレシピを参考にしつつ、作ってみることにしました。

別立て法、粉糖とアーモンドプードルを合わせてふるうガトーウィークエンド

今回は記憶があいまいなところを本で補う形で作ります。

そのため、クイーンアリスのバニラケーキと同じようにはならないレシピです。

材料(24cmパウンド型1本、16cmパウンド型2本分)

※これは自宅用と母の日ギフト用に焼いているので、分量が微妙です。21cmくらいのパウンド型なら2本分になります。
材料

薄力粉 150g(江別産小麦「ドルチェ」使用)
強力粉 150g(滝川産小麦「はるゆたか」使用)

粉砂糖 200g
アーモンドプードル 200g

無塩バター 300g

卵(卵黄と卵白に分ける) 6個(卵ラン農場ムラタの自然卵使用)

卵白用グラニュー糖 60g

ブランデー漬けオレンジピール 150g(自家製いよかんピール使用)

【グラスアロー】

粉砂糖 カップ3/4
レモン汁 適量

オーブンは190℃に予熱しておく。

材料は全て室温に戻しておく。

型にはオーブンシートを切ったものを敷いておく。(使い捨ての型を使用するならそのまま。)
型

作り方

  1. 強力粉と薄力粉を合わせてふるう。それとは別に、粉砂糖とアーモンドプードルを合わせてふるう。
  2. 卵白にグラニュー糖を加えながら、ハンドミキサーで角が立つまで泡立てる。
    泡立て
  3. バターをボウルに入れ、ポマード状になるまでヘラで練ったのち、粉砂糖とアーモンドプードルを少しずつ入れながらハンドミキサー(洗わなくて良い)で白っぽく空気を含むまで混ぜる。粉の量が多いので、一気に加えると飛び散ります。少しずつ!
    バターと粉糖
  4. バターと粉砂糖類が完全に混ざったら、卵黄を1つずつ加えては混ぜる。ムラタさんの卵はレモンイエロー!
    卵黄を加える
  5. 卵黄を全て混ぜ終えたらオレンジピールを加え、ゴムベラに持ち替えてさらに混ぜる。
    オレンジを加える
  6. 5に卵白の1/2を加えて混ぜ、続いて粉の1/2を加えて混ぜる。これをもう一度繰り返す。
    卵白を入れる

    粉を入れる
  7. 均等に混ざったら型に入れ、190℃から170℃に下げたオーブンで60分焼く(小さい型は50分で焼き上がりました)。
    型に入れる
  8. 焼いている間にグラスアローを作る。粉砂糖とレモン汁を合わせ、すくうとトロトロ落ちるくらいの固さにする(お好みでここにブランデーを加えると大人の味になります)
    グラスアロー
  9. 焼き上がったケーキが熱いうちにグラスアローを塗り、そのまま置いて余熱で乾かしてできあがり(いつまでもべとつくようならオーブンに入れると余熱で乾きます)
    完成

やっぱりこんもりしてしまうのですが、そこは気にしないことにします。

もう、作っている最中から学生時代の記憶が蘇ってきていたので、味はもう美味しいと分かっています……。

完全に冷めてから切り分けて頂きます。

ガトーウィークエンド

この白さ、このオレンジの感じ。スが入っているのはご愛嬌ということで……。

生地のほろほろ感!これはアーモンドプードルをたっぷり入れないと得られない。そして粉糖を使うことでベタベタしない生地になる。

そしてこの重さ、バターと同量の小麦粉を入れることでこのずっしり感が産まれる。強力粉を混ぜることである程度コシも出ます。

最後に柑橘の香りが残る。

自分で言います、これすごく美味しいです。下手なお店のフルーツケーキより絶対美味しいです。

これは特別なお菓子なので絶対良い材料を使いましょう

これだけの仕上がりになった要因の一つとして、いい材料を使っているというのがあると思います。

小麦粉は道産の、しかも新しいやつを使うと変な粉臭さやえぐみが出ません。

バターは当然マーガリンやコンパウンドバターに差し替えてはいけない……。無塩ですよ!

 

そして卵は言わずもがなだが臭みの無い自然卵。どこの自然卵でもいいってわけではありません。

このお菓子は、自然卵でも魚粉の匂いが強いものだとその匂いが残ってしまいます……。

 

バターに混ぜる砂糖は絶対に粉砂糖で!ここを上白糖やグラニュー糖にしてしまうと、溶け残った砂糖の粒子が焼いている最中に溶け、生地全体をべとっとさせてしまうのです。(卵白に混ぜる方はグラニュー糖にしても大丈夫です)

お菓子を頻繁に作るなら、1kg入りや500g入りで買っておくと安上がりです。50gや70g入りのを買うのがバカバカしくなりますよ。

 

できればオレンジピールは自家製が惜しみなく使えておすすめです。

 

そしてアーモンドプードルも高いからって減らしてはいけない。これが味の決め手ですからね。

……と、まあ、かなり原価の高いケーキになってしまうのですが、贈り物にはこれ以上の焼き菓子は無いと思っています。

同等のものを買うと、大きいパウンド型のなら3000円くらいするんじゃないかと思う。なので結果安上がりなのです。

 

ということで母の日用に作ったのですが(大きいやつは旦那の実家、小さいのはうちの実家、残る1本は味見用)、もちろん喜ばれました。

 

調子こいた言い方をすると、このガトーウィークエンドが私のこれからのスペシャリテになると思います。

自分用にはなかなか作れませんが、誰かに何かお菓子を焼くときは、まずこれが候補に入ることになるでしょう!

 

ということで今回はここまで!長くなっちゃった!

最後までお読みいただきありがとうございます。

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