もう既に見た目がイングリッシュマフィンではありませんが……。
家にあるバラのマフィン型で焼いたスペルト小麦のイングリッシュマフィンです。
先日はベーキングパウダーで膨らませるアメリカンマフィンを焼きましたが、今回はイーストを使うイングリッシュマフィン。
成形しにくいスペルト小麦の生地も、型に詰めればきれいに焼けるのではと思い、作ってみました。
スペルト小麦のイングリッシュマフィンを焼いてみよう
一般的なイングリッシュマフィンの材料で、小麦粉をスペルト小麦に、水の一部をコントレックスに差し替えて焼いています。
普通小麦の薄力粉を混ぜた方がそれらしくできるかも、と思いましたが、小麦アレルギーの人がスペルト小麦を利用することを考え、スペルト100%で作りました。
材料(マフィン型6個分)
スペルト小麦粉全粒粉 200g
はちみつ 12g
スキムミルク 10g
インスタントドライイースト 4g
水 105ml
コントレックス 40ml
バター 8g
コーンミール 適量
※今回はHBでこねますが、手ごねでも作れるはずです。ただちょっとべたつくので大変かな。
スペルト小麦粉は北海道産は相変わらず品薄状態。うちも今あるのが切れたら海外産を買うしかなさそう。
作り方
- コーンミール以外の材料を全てHBのパンケースに入れ、こね終了までHBにこねさせる。
- こねが終了したら丸くまとめてボウルに移し、ラップをして室温で2倍くらいになるまで一次発酵。
↓
室温23℃くらいで70分ほど置いています。やっぱり高さが出ない……。 - 6等分し、丸め直して15分ベンチタイムを取る。
かなりべとつくので、打ち粉を多めに振っています。 - ベンチタイム後、生地にコーンミールをまぶして型に入れる。
イングリッシュマフィン型が無く、手持ちのバラ型(恐らく適正サイズではない)に詰めています……。
- 型をひっくり返すようにしてオーブンシートを敷いた天板に置き、30℃で二次発酵60分。
↓
これでは何倍になっているかわかりません……が、60分でやめておきます。 - 200℃に熱したオーブンで15分焼いてできあがり。
意外とバラの柄がきれいに出ました。焼いてすぐしぼむとか、過発酵のにおいがするとかはありません。
割ると、中はちゃんとふんわり。
香りはしっかりスペルト小麦の香り。そしてバターやミルクの風味もかすかにします。
食べると全粒粉のイングリッシュマフィンと同じような食感で、表面のさっくりと中のふんわりがいいバランスです。
型も無いのに見切り発車で作ってみたイングリッシュマフィンですが、美味しくできたと思います。
焼いた当日はとても美味しく食べられましたが、翌日になるとちょっとパサつきました。
しかしリベイクするとコーンミール部分がカリカリしてこれもまた美味しい!
ジャムよりもハムやチーズなどのしょっぱい具とよく合います。
スペルト小麦はハード系パンだけではなく、バターやスキムミルクが入るパンでも美味しく作れることがわかりました!
成形が難しいので型に入れるパンが作りやすい
これまで作ったスペルト小麦パンは生地のべとつきのせいで成形が難しかった。
でも今回のように型に詰めるだけならとても楽で、しかもきれいに出来上がるのが良かったです。
次も何か型に入れて焼くパンを試してみようと思いました。
ということで今回はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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