こちらの画像の、牛タン定食の皿の上にちょこっと付いているアレが好きです。
牛タン定食自体あまり食べに行く機会が無いので、青唐辛子の味噌炒め?佃煮なのかな?などと深く考えずに食べていましたが、ある日調べてみるとどうやら生の青唐辛子を味噌漬けにしたもののようです。
最近安く青唐辛子を買うことができたので、作ってみました。
青唐辛子の味噌漬けを作ってみる
仙台の牛タン定食に付き物の青唐辛子の味噌漬けですが、生の唐辛子を味噌で漬けるレシピ、塩漬けした唐辛子を味噌で漬けるレシピ、味噌も生味噌そのままだけのものから砂糖や酒を混ぜて調味したものまで様々なレシピがあるようです。
今回は、塩で軽く下漬けした青唐辛子を使い、自家製の麦・米合わせ味噌に砂糖とお酒を入れた漬け床で漬けます。
青唐辛子を塩で下漬けする
今回は、スーパーで買った青唐辛子200gを使います。
札幌大長辛なんばんという品種。細身で皮がしっかりしています。100g2袋で、200g。
この青唐辛子、よく見ると虫食いがあります。それらを除けつつ、長い軸が付いているところをカットして洗います。
そして、大さじ1の塩をまぶしてもみ込む。
大さじ1っていうのは適当です。恐らく唐辛子をしんなりさせる目的で、味噌漬け前に洗い流すので、大体の量を入れました。
塩がまぶったらジップ袋に入れて冷蔵庫で3日置きます。
ちょっとちぎれたところがあるのは、虫食いを切り取ったからです。ほんの少しの虫食いで1本丸々捨てることはできない……。
3日後、味噌漬けする
3日が経過しました。
あまりしんなりしている様子はない。若干水は出ている模様。
これをさっと水で洗い流し、一本ずつキッチンペーパーで水気を拭きとります。
味噌床を作ります。
味噌200gに砂糖大さじ2、お酒大さじ2を入れて練り合わせます。味噌は唐辛子と同量くらいあるとちょうど良いように思います。
砂糖を入れるのは味噌が辛めだからで、お酒を入れるのは保存性の向上目的と味噌床を緩めて絡めやすくするためです。
甘口の味噌なら砂糖は入れなくても良さそうです。
味噌床が均等に混ざったら、青唐辛子に絡めてジップ袋に入れます。
そして空気を抜いて冷蔵庫で漬け込みます。
こちら、漬け上りまで最低一ヶ月かかるそうです。
そのためここではまだ味見はできません。今後、変化を記録していきたいと思います。もし失敗した場合も、その原因の考察とともにこちらに載せます。
3カ月後追記 ちょっと画像が行方不明なのですが、刻んで食べてみました。漬け込んだ味噌も一緒に練り合わせて食卓へ。この手間が面倒なので、塩漬け後刻んでから味噌漬けにした方が楽かもしれません。
なお、今回漬けたものは唐辛子そのものの品質のせいなのか皮が固いので、かなり薄切りにしないと食べにくかったです。
味は激辛!苦みが少しありますが、それよりも辛い!当たりのししとうの十倍くらい辛い!
でも不味いっていうわけではなく、ちょっとの量でご飯がかなり食べられます。
量がたくさんあるので、料理に使う方法も展開していきたいです。
牛タンを買うお金ができたら牛タン焼きと共に食べよう……。
青唐辛子は秋を過ぎると高くて買えなくなる
昨年青唐辛子の醤油漬けのレシピを載せたことがありましたが、やはり秋ごろだったと思います。
袋にたくさん入った北海道産の青唐辛子は秋くらいまで出回り、それを過ぎると全く見なくなってしまいます。
少量入ったものはたまに見かけますが、とても高価で、味噌漬けや醤油漬けには勿体なくてできない。薬味用なんでしょうね。
今回の味噌漬けがうまく漬かったら、来年は栽培からやってみようかとも思っています。
品種名が「札幌大長」というくらいですから、札幌で育てられないことはありませんよね。
ということで今回はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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