最近、コロナ感染者数の上昇のせいかお出かけもしにくいご時世です。
そんな中、家時間を有意義に過ごすためにお菓子や手の込んだ料理作りに励むことが多くなりました。
で、出来上がったものを自宅消費できないので周囲におすそ分けすることになるのですが……。
おすそ分けすると、「次は○○作って」とか「○○は作れるの?」とか、リクエストしてくる奴いますよね?!
次何食べたい?と聞いてるわけでもないのに……。
今日は、そんなことを言ってくる奴の心理と、言われる側の腹が立つ理由を紐解いてみます。
今日は文句日記になりそうです。人によっては読んでいてイライラするかもしれません。そしてなっがいぞ!!
その点、ご承知おきを……。
「○○作って」と言われると嫌な理由
何かをおすそ分けすると喜んでもらえるのはありがたいのですが、何度か食べてもらうと、何を勘違いしたのか「次は○○作ってよ」と言って来る人が結構いますね。
しかも、たまたまその場に居合わせた、あまり親しくない奴だったりする。
私、これを言われるのがなんだか嫌で……。
食べてもらっておいて何がそんなに嫌なのか?を、考えてみました。
作りたいものは自分で決めます
例えば、アップルパイを作った。そしてそれをおすそ分けして喜んでもらえた。
そしたら「次はモンブランを作ってよ」と言われたとします。
これすごく困ります。だって、アップルパイは作りたくて作ったからいいけど、モンブランは別に作りたくないんです。
作りたくもないものに手間をかけるほど暇じゃないし、その人に喜んで欲しいという気持ちがあるわけでもない。
おすそ分けは、自分の趣味(お菓子作り)の後始末をお願いしているだけであって、誰かを喜ばせたり、自分のポイントを稼ぐためにやっているわけではないのですよ……。
自分で作るほどではない感が腹立つ
作ってと言われても作りたくないので、作り方を説明するとします。
すると、「いや、自分で作るほど食べたいわけじゃないから」とか返してくるんです。
自分で作るほど食べたくないなら人に頼むなよ!
自分がやりたくないことを他人にやらせるなよ!
自分でできないことならまだしも、やりたくないから他人に頼むって人としてどうなの……と思う。
材料(材料費)はこちらの持ち出しが当然と思われているのか
そして、「○○作って」と気軽に言う奴は大抵材料費をくれたり、何かお礼をしてくれるわけではない。
作りたいものを作るための材料費は「楽しむための出費」として割り切れるので、おすそ分けの見返りは全く必要ない。むしろ何かもらうと申し訳なくなります。
でも、誰かのリクエストの「今作りたくもないもの」のために支払うには高い出費なんです。お菓子の場合は特に材料費すごいですよね。
せめて、こちらに「作って」と言う前に材料の一部をくれたり、お菓子とは関係ないけど何かいいものをくれたりすればまだ釣り合いが取れるのに!と思います。
便利な相手だと思われている気がする
前項のお礼をくれない前提で言うと、「タダで食べたいお菓子を作ってくれる便利な人」と思われている気がしてなりません。
こちらへの敬意も感じられず、なんか嫌ですよねぇ。
私はただお菓子を作るのが好きなだけで、みんなに尽くしたいとか、人気者になりたいとかは思わないタイプなので、「あ、便利な奴だと思われてるな」と思ったらすぐにサーーーッとソーシャルディスタンスを取ります。
手作り食品の価値が低いと思われているのでは?
あまりに気軽に要求されると、手作り菓子の地位が売っているものよりもはるかに低く見られている気がしますよね。
次をリクエストしてくる人に、これが買ったお菓子だったらそういうこと言えます?と聞いてみたい。
君は、六花亭のバターサンドをおすそ分けされて「次は柳月の三方六で」とか言うのか?
そんなこと言う人、まずいませんよね。
手作りの食品を舐めているんでしょうかね。それともその人の人間性の問題?
そもそも図々しい人が苦手
最後に、そもそものそもそもですが、なんで、私に食べたいものを要求できる立場でもないのに気軽にそんなことを言えるのだ、という疑問が湧き出てしまって、その人の人間性を疑ってしまうのです。
単純に図々しい人が苦手ということですね。
距離感が近い人の方が付き合いやすいという人もいますが、私はそのタイプではないですねぇ。
何人かに聞いた、「○○作って」と言ってしまう理由
この「○○作って」問題、あまりにも自分の中で煮詰まりすぎて、近しい人にそれを言う理由を聞いてみました。
みんなに当てはまることではないと思いますが、まあその心理もあるか……と納得できる点もありましたので、挙げていきます。
それが褒め言葉だと思っていた
圧倒的に多いのが「美味しかったから別なものも食べたいな!」という褒め言葉のつもりだった、という人。
そして、そういう要求はコミュニケーションの一環だとも。
ダメ元で頼んでいるらしいのですが、その割に要求が具体的だったりします。「あれとこれが入ったこういうものが好きなんだよね!」と……。
こちらとしては、そこまで期待されているのかと感じて、断りにくくなってしまいますよ。
なんとしてもそれが食べたい
単純に食べたいから作って欲しいという人も多いです。
いや買えよ、店行けよ、と言いたいところですが、店ではあまり食べられないものだったりする。(例:家庭で作るピーマンの肉詰め)
外食産業を探しても見つけられないから、作れる人を探していますという感じですか。
こういう人は大体お礼をくれるのであまり悪印象はないんですけどね。
自分で作るという選択肢がないのはどうかと思いますが……。
材料費はタダ同然だと思っていた
お菓子など作らない人って、家で作れば材料費はほぼかからないと思っていることが多い。もちろん光熱費も結構かかっているんですが、それもわからないらしい。
この誤解から気軽にリクエストするようです。
私の場合、材料だけで言えばかなり高級路線の本物志向ですが、それを惜しげもなく使っておすそ分けしているから「きっと材料費なんて安いものだろう」と思われていたようです。
まあ、手作りお菓子(おやつ)は、買い置きの市販菓子が無い時に家にあるもので安く作るという価値観の人もいますね。そうではない人もいることを知ってほしい。
「要求に応えてもらう」に特別な価値を感じる
これはちょっとメンタルに問題あるな、と思ったもの。
「自分のために作ってもらうのって嬉しいじゃん」と言った人がいました。いや……、全否定はできないが、お前がそれを求める相手は私ではないぞ……。
つまり、「モンブランを作って」と頼んで作ってもらったモンブランがいいのであって、たまたまもらったモンブランではダメだということ。
一回、別な人にあげる用(何かのお礼だったと思う)のついでに、リクエストした人にもおすそ分けしたら、「私が作ってって言っても作ってくれなかったのに、他の人のためなら作るんだ……」と、じとーっとした目線で嫌味を言われました。そういうところだよ!
甘えやわがままを受け入れてもらうことに喜びを覚えるタイプなんだな……(そういう人本当に苦手)と一歩引いてしまいました。
作るのが好きそうなのでお題を与えているつもりだった
もう一つ、こいつもメンタル、いや性格に問題あるなと思った人の意見。
「次に作るもののお題を与えているつもりだった」という人が……。な、何様……。
確かに、毎日の夕食などはネタが無くて家族に「今日何食べたい?」と聞くことはありますよ。
毎日の食事は嫌でもなんでも作らなきゃいけないので、ほかの人の意見を取り入れたりしますが、趣味のお菓子作りの類は別ですよ。
作りたいものがないなら作らなきゃいいだけの話ですからね。
上から目線で「じゃあ次はシナモンロールで!(実際に言われた)」とか言ってこられると、作って当然なのかとこちらが錯覚してしまい、逆にスルーしにくい……。
私に原因がある可能性が出てきたよ
いつか誰かにこの手の愚痴を話したとき、「みんなのお母さんみたいだね!」と言われたことがあります。いや子供いないし、そのポジション望んでないし……。
そういえば、「○○作って」以外にも、普通の人なら縁切りレベルの無茶振りとか、多い気がします。
一度「いい加減にしろ!」と怒ったら、「多少のことは許してもらえそうな雰囲気だったから……」と言われてしまいました。
どうすればこの扱いから抜け出せるでしょうか。
駄文でした。今日はここまでにしておきます。
最後までお読みいただき(読んだ人います?!)ありがとうございます。
コメント
こんにちは!とても共感しました。
そういう時は、何かあなたにお礼するようなことがあれば考えておくね!とサラッと伝えます。本当に特別な友人や家族以外には全部これで通してます。
もしくは『なんで?』 とケロリとしたりします。色々深読みできる返答なので何度も聞いてくる人にはおすすめです(性格悪いですかね…)。だいたいは二度と作れと言ってきませんよ。
ちゃちゃまるさん
お久しぶりです!コメントありがとうございます。
「なんで?」って言ってスカッとしてみたい……。実は若い頃一回言って、「えー何この人ノリ悪い」みたいにこっちが悪者にされたことがありなかなか言いづらかったりします。
「今度、機会があればね」みたいな感じでスルーするのが精一杯です。八方美人な己の性分が憎いですね。
ここ、掘り下げると根の深い話になるのでこのへんにしておきます(笑)