ミートソースと言えば、トマトと挽肉で作る酸味のあるものが一般的。
実は私、子供の頃はそんなミートソースが苦手で……。
大人になってからは平気になりましたが、特別好きというわけでもなく。
それからしばらくして、勤めていた給食施設でまろやか味のミートソースに出会いました。
これは普通のミートソースとは違う……!!と感動し、レシピを教えてもらったのです。
そこから家庭で作りやすいようにアレンジしたミートソースのレシピをお伝えします。
デミグラスソースと大豆が入る!給食ミートソース
ここでお伝えするのは給食のミートソースがベースとなっているため、嵩増しと栄養のために大豆をかなり入れています。
まろやかな味になるので苦手でなければ是非入れて頂きたいですが、面倒ならばその分肉を増やしてもOKです。
材料 12~15人分くらい
合挽肉 800g
あれば刻んだベーコン 50gくらい
玉ネギ 大2個(今回は小さめ玉ねぎを6個使用)
人参 1本
セロリ 葉ごと1本
にんにく 2かけ
トマト缶 2缶
デミグラスソース 1缶
大豆水煮 カップ2
赤ワイン カップ1~2
ローリエ 3枚
固形ブイヨン 3個
バター 大さじ2
塩、こしょう 適量
その他、バジルやオレガノなどハーブ類
ワインの量を多くすると渋味が加わり、大人味になります。食べる人に応じて調節して下さいね。
作り方
- 玉ネギ、人参、にんにくは皮をむいてみじん切り。セロリも葉ごとみじん切りにする。フードプロセッサーが便利です。
- トマト缶はフードプロセッサーでピューレ状にする。大豆もフードプロセッサーで粗いペースト状にする。
- 大き目の鍋を中火にかけ、バターを溶かしてにんにくを入れる。
- 香りが出たらその他の野菜を全て加え、嵩が減ってねっとりとするまで炒める。
↓
- ひき肉、刻みベーコンを入れ火を強め、ポロポロになるまで炒める。
- 塩以外の残りの材料を全て加え、アクを取りながら弱火で煮込む。
- 一時間くらい煮込むと濃度が出てくる。塩で味を調えてできあがり。
挽肉からかなり脂が出てきます。カロリーが気になる方は冷蔵庫で冷やしてから取り除くと良いでしょう。
冷めたらジップ袋に小分けして薄く延ばし、冷凍庫で保存します。
食べる時は冷凍のまま袋から出し、鍋やフライパンに入れて再加熱します。
食べ方は
ミートソースですから、パスタにかけて食べるのが王道。
ですが、せっかくたくさん作ったのですから、色々な食べ方をしましょう。
ミートオムライス
オムライスのソースにすると、ボリューム満点、栄養もバッチリ!!
中のご飯は白飯でも美味しいです。おすすめはガーリックライス。
ラザニアのソースに
このミートソースとラザニア生地、チーズを交互に重ねて焼くと簡単にラザニアが作れます。
デミグラスソースのおかげでまろやか味なので、ホワイトソースが無くても食べやすいです。
薄切りのナスも重ねるとより美味しい。
じゃがいもと混ぜてコロッケに
潰したじゃがいもとソースを混ぜて、丸めて揚げてコロッケに。
凍ったままのソースをじゃがいもで包んで揚げると、食べる時にとろっと流れ出るごちそうになります。
酸味が苦手なお子さんにもおすすめ
このミートソースはお子さんに人気のメニューでした。
酸味が穏やかなおかげだと思います。
小さいうちは意外と酸味に敏感な子が多いので、トマト100%のものは苦手という声も少なくありませんでした。
トマト味のものを食べたがらないお子さんに、是非作ってみて下さいね。
ということで今回はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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