鍋とガス火でシナモンロールも焼ける!【ベーシックドウ法】

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ひときれ パンとお菓子
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二次発酵

数日前、電気をなるべく使わないというコンセプトで鍋で焼くちぎりパンの作り方をご紹介しましたが、「電気を使わず菓子パンも焼ければ夢のようだ!」と思い立ち、鍋焼きシナモンロールにチャレンジしてみました。

菓子パンの生地には色々ありますが、ここでは「ベーシックドウ法」という、バターと卵を先に混ぜてから粉を練り込む方法でやっています。フワフワで、まるでケーキのような食感になるので好きなのです。

 

しかし、ガス火は焼き色がムラになりやすいため、砂糖が多い菓子パンをなるべく均等に焼くのは難しかったです……。

努力の結晶を、どうぞご覧ください。

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ベーシックドウ法で生地を作り、ガスで焼くシナモンロール

レシピは、パン作り愛好家の神とも言えるつなちゃんのレシピの配合(ショートニングをバターに替えているけど)を使わせて頂き、節電のために作業工程を全て手作業、焼成はガス火というふうに変更しています。また、気温が高い季節ということで途中冷蔵庫に入れていますが、本当は室温のみで完成できれば言うことなしですよね……。

また、つなちゃんのオリジナルサイトは既に閉鎖されており、それを復元したものが上のリンクになりますが、それでも不十分なところがあるので、わからない点は自己流で補填しながら行っています。

材料(26cmのストウブ1台分)

材料

強力粉 240g
薄力粉 60g
ドライイースト 6g
塩 3g
スキムミルク 15g

砂糖 60g
無塩バター 60g
全卵 Lサイズ1個

水 120ml

シナモンシュガー(シナモンパウダーとグラニュー糖をお好みで混ぜる) 適量 

お好みでアイシング(粉砂糖とレモン汁を10:1の割合で混ぜる) 適量(今回は使いませんでした)

作り方

  1. バターと卵は室温に戻す。小麦粉類、スキムミルク、ドライイースト、塩は全て合わせてふるう。
  2. 室温に戻ったバター、砂糖を大き目のボウルに入れ、泡立て器(ハンドミキサーが楽です)で白っぽくなるまですり混ぜる。(パウンドケーキを作る時と同じく)
    ばたーさとう
  3. 溶いた卵を3~4回に分けて入れ、その都度よくかき混ぜる。
    たまご

    バター砂糖
  4. 卵が全て混ざったら1で合わせておいた粉類、水を加えてカードなどでざっくり混ぜ合わせ、ひと塊になったら手ごねする。(節電の必要が無い方はHBが楽です)
    粉を入れる
  5. ここではグルテンを出す必要が無いので、生地の表面がつるりとしてボウルから離れやすくなったところでこね完了。7分くらいこねました。
    こね完了
  6. 丸くまとめて、室内の暖かいところで一次発酵。25℃の環境で70分くらい。
  7. 大きくふくらんだらフィンガーテストして、十分発酵しているようなら丸め直して15分ベンチタイムを取る。
    フィンガー
  8. 7の生地を冷蔵庫に入れ、油分を落ち着かせる。1時間くらい。冷やさなくてもできるようですが、そのままだとバターが多いのでベトベトして扱いにくいのです。
    ベンチ
    ↓(冷蔵庫に入れるため、小さいボウルに移しました)
    冷蔵庫へ
    冷蔵庫に入っていても、発酵は進みます。
  9. 8の生地を四角くのばし、表面にシナモンシュガーをまぶして縁からグルグル巻く。けっこうたっぷり目にまぶした方が美味しいです。シュガー

    巻く
  10. 9を9等分し、クッキングシートを敷いた鍋に並べる。(型や鍋の大きさに合わせてカット数を増減して下さい)
    発酵前
  11. 鍋の蓋をして、二倍くらいになるまで暖かいところに置いて二次発酵。今回は下にぬるま湯を入れたフライパンを重ねました。
    二次発酵
  12. ガス火を使ってパンを焼いていきます。ごくごーく弱火で15分→蒸らし10分。
    途中はこんな感じ。なんか渦が盛り上がっている……。
    焼き途中
  13. 新しいクッキングシートの上にひっくり返し、鍋に戻して続けて弱火で15分→蒸らし10分。
    焼き中
  14. 網の上などに取り出し、完全に冷めたらお好みでアイシングをかけてできあがり。
    完成

 

とても工程が多いですが、普段パウンドケーキやクッキーを作る機会が多い人なら難しくない作業ばかりです。

 

注意すべきは焼き加減。砂糖が多い生地の上、シナモンシュガーを巻き込んでいるのですぐに焦げます。これをどうやって回避するかが、鍋焼きパンの最大の難関です。

何度か試していますが、どうしても真ん中が焦げる……。どれだけ弱火にしても、火があたるところが丸く焦げてしまうんですよね。

画像では真っ黒ですが、実物はもう少し茶色っぽい。食べてみると意外と苦くありませんでした。砂糖が焦げた色のようで、カラメルの風味がします。

ふんわりシナモン香る贅沢パン!

ひときれ

焼きたてを一つ頂くと、シナモンの甘くてちょっとピリッとした香りが立って、とてもコーヒーに合います。

アメリカではシナモンロールを始めとする甘いパンのことを「コーヒーケーキ」と呼ぶそうです。コーヒーが入っているわけではないのですがそう呼ぶのは、コーヒーに合うからだそうな。「お茶菓子」と同じ意味ですね。

 

シナモンって、それだけ嗅ぐとお菓子の香りとしか思えないのに、カレーに入るとちゃんとカレーの香りの一員として働いてくれる。

不思議なスパイスですよね~。

漢方薬にも使われるように、健康効果もあります。冷え性改善とか、毛細血管の若返りとか……。あとはリラックスなども。

 

今日は鍋で焼きましたが、節電期間が終わったらオーブンでもっときれいに焼きたいです。まあ、このムラありの焼き色も味があっていいんですけどね?!

 

ということで今回はここまで。

最後までお読みいただきありがとうございます。

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