昨日は完熟トマトでトマトピューレを作るレシピをご紹介しましたが、今日はそのピューレを使用してケチャップを作ります。
すんごい手間がかかるんですが、味は市販のものとは大違い!!煮詰め具合や調味料の量を調節すれば、自分好みの味を作り出せます。
自家製トマトケチャップの作り方
ここでは生トマトから作ったトマトピューレをベースにケチャップを作っていきます。
市販のトマトピューレを使う時は、無塩か有塩か確認し、それに応じて塩の量を減らして下さい。
カゴメのピューレは無塩のようです。
材料
トマトピューレ 700ml
【野菜水】
玉ねぎ 25g
にんにく 1.5g
水 大さじ4
【スパイス酢】
鷹の爪 2本
クローブ 6個
粒白こしょう 10粒
酢 75ml
砂糖 60g
塩 20g
ローリエ 1枚
茶色い小鉢は野菜水、青い小鉢はスパイス酢です。
作り方
- 野菜水を作る。玉ネギとにんにくをすりおろし、分量の水で溶いて小鍋に入れ、水分が半分くらいになるまで煮詰めてからさらしで漉す。
- スパイス酢を作る。スパイスと酢を小鍋に入れて一煮立ちさせてすぐにさらしで漉す。
- トマトピューレを鍋に入れ、中弱火で90℃まで温め、砂糖の半分と野菜水を入れて5分煮る。
- スパイス酢を少量ずつ3に加え、60℃~70℃をキープできるように蓋をして10分置く。
- 10分後、残りの砂糖と塩、そしてローリエを入れて混ぜながら中火で10分加熱する。
全ての材料が入ると、もう香りはケチャップ!まだサラサラしていますが、味もトマト味というよりケチャップ味になってきます。 - 10分加熱した後、弱火に下げてお好みの濃度まで煮詰めてできあがり。
今回は味が濃い完熟トマトを使用したので、濃度が付く前にかなり完成された味になりました。
よって、これくらいの緩さで出来上がりとします。
こう見ると全然ケチャップっぽくないんですが、味はしっかりケチャップです。
市販のケチャップくらいの固さにするなら弱火であと40分くらい煮る必要があります。
保存方法はトマトピューレの記事でお話ししたのと同様になります。
本当は蓋にセロハンやラップを噛ませるべきなのですが、すぐ使い切っちゃうだろうと思って省略です。
美味しい卵のオムレツと共に食べてみる
ケチャップもジャムと同じく、出来立てよりも冷まして少しなじませた方が美味しいとされています。
が、出来上がったばかりのケチャップもトマトの新鮮な香りがしてなかなか乙なもの。
今回は先日買った「もっきりや」の平飼い卵でオムレツを作って味見してみます。。
ケチャップだけを舐めるとかなり味が濃いのですが、卵と一緒にするだけでかなりのうま味が広がります。
癖のない平飼い卵なので、ケチャップのトマトやスパイスの香りがとても引き立つ!
このケチャップは多分お湯に溶くだけで美味しいやつだ……。
この組み合わせがあまりに美味しくて、すぐに誰かに言いたくなってしまったくらい。
色々なものを自作していますが、このケチャップは最高傑作と言えるかもしれない。
トマトが余っているなら絶対作って欲しいものの一つです!
しかしながらコスパが悪い
大変に美味しかったトマトケチャップですが、2kgもあったトマトから、たった500mlのケチャップしか取れませんでした……。
市販のチューブ1つ分ですね。安いところなら100円で買える量だ……。
今回かかった材料費は、トマト2kgで1000円弱くらい。それにスパイスやらの副材料、そして光熱費!なんというコスパの悪さ……。
でも、いいんです。自家製調味料には美味しさ以上のロマンがあるんですから!
大事に大事に味わおうと思います。
ということで今回はここまで!
最後までお読みいただきありがとうございます。
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