この夏、旭川~美瑛に日帰りドライブ観光に行ってきました。
昨年も行った谷口農場でトマトを大量にもぎとり、ランチにお蕎麦を……ということで立ち寄ったのが東神楽の「蕎麦 蓬(よもぎ)」。
旭川はお蕎麦が美味しいお店が多いのですが、こちらもその一つ。
秘境と言っても過言ではない立地ということもあり、非日常なランチを頂くことができました!
旭川空港よりもさらに奥へ奥へ!蕎麦 蓬
蓬がどこにあるのかというと、旭川の外れにある旭川空港よりももっと進んだところ、山道の奥にあります。
空港に沿うように走ると、↓のような看板があります。
この看板に従って進むと、車道が狭い、しかも片側が崖といういかにもな悪路に入ります。
それに耐え、ずっと進むと「蓬」の看板が見えてきます。
庭も素敵!
雨上がりのタイミングだったので、花も水気があってきれい。
お店は一戸建てを改装したようなつくり。
平日の13時半くらいの入店で、先に2組のお客さんがいました。
でも、すぐに食べ終わってお店を出たので、その隙に店内写真を一枚。
民家とお店の中間くらいのインテリアが風情を出していますね。
窓の外の景色もなかなか見ごたえがありますよ。
大きなトンボも遊びに来ていました。ご店主によると、毎年来るんですって。
先に店舗情報を……。
蕎麦 蓬
住所 北海道上川郡東神楽町東3線20号
TEL 0166-83-5991
営業時間 11:00~15:00 売り切れ次第終了←30食限定という噂なので、混雑期はお早めにどうぞ
月曜、火曜定休(1~3月は冬季休業)
十割天ざるを食べる
蓬では二八蕎麦と十割蕎麦があります。
今回は私は十割の天ざる蕎麦。1100円でした。
太いの細いのが混ざっている。乱切り蕎麦という感じかな。
天ぷらは大葉、ごぼう、玉ねぎ、なす、舞茸。揚げたて!塩が付いています。
さすが十割蕎麦、香りと喉越しがすっごく良い!そしてツユが甘辛で、とても美味しいです。
大雪山の伏流水で打ったお蕎麦だと何かで見ました、「お水が美味しい!」と感じたというより、余計な味がしないと思いました。これも大事な美味しさの一つですね。
添えてあるわさびも美味しい……おろしたてなのかな?
何より美味しいのが天ぷら!野菜ばかりの天ぷらですが、カラッとしていて噛むとじゅわっと美味しい。
ゆで加減が固めで香り強い蕎麦と勝負させるのにちょうど良い天ぷらです。
大葉の大きさから言って、自家栽培かな?そう言えばお店の前に畑があった。
春の季節だと山菜天ぷらが付くそうなので、その時期にも一度行ってみたい。
旦那は「十割つけ天せいろ(1200円)」にしていました。
天ぷらもお蕎麦も天ざると同じですが、汁が温かい。
冷たいツユよりも量が多いですが、しっかり醤油が効いていて、蕎麦の水気で薄まる心配はありません。
一口もらうとこれも美味しい。
蕎麦があんまり美味しかったので、勢いが付いちゃってついでにいなり寿司(2個で300円)も追加。
甘辛お揚げがパンパンになるほど酢飯が詰められています。
運ばれるとき、ご店主が「うちのいなりは蕎麦より美味しいっていう人もいるくらいだから!」と冗談を交えながらお話ししてくれました。
自慢のおいなりさん、頂きます!
注文後に酢飯を詰めているらしく、あったかい。
そしてあったかいからこそ酢の風味と揚げの甘味が引き立ちます。酢飯は酢が効いていて、揚げもちょうど良い味。
確かに蕎麦に負けないくらい美味しいです!せっかく遠出してきたなら、是非いなり寿司も食べてみて下さいな。
帰りは来た道を戻るのが吉
鳥のさえずりと虫の声しか聞こえないような場所で食後の一休みをしていると、ずっとそこにいたいような気持ちになってしまいます。
しかし!この日は次の目的地も、次の次の目的地もあるので、名残惜しいと思いつつお店を後にします。
うちの車のナビでは来た道と逆側から帰れると表示されるのですが、この通りに従うと砂利道を走ることに……。
なので、来た道をそのまま戻って旭川空港そばまで出るのが安心です!
ということで今回はここまで。
明日は美瑛のあの隠れ家パティスリーの記事ですよ!
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