今日は桃の節句。ひな祭りの日です。
この時期の和菓子と言えば桜餅とうぐいす餅。
数年前に桜餅の作り方をUPしたことがありますが、今年はうぐいす餅を作ります。
今日は全然本格的ではない、買ったあんこと買った求肥クレープで、火もボウルも使わない、包むだけうぐいす餅を作ってやろうと思います!
過去の桜餅レシピはこちら
関西風の道明寺桜餅↓
関東風の長命寺風桜餅↓
包むだけでできるうぐいす餅
今日は本当に簡易版、出来合いのあんこ、皮、そしてきな粉で作るうぐいす餅です。
使うのはまずこしあん。カルディで買いましたが、ちょっと好みではなかった。もっといいあんこにすれば良かったかも……
そして求肥クレープ。プリン大福の残りを消費してしまおうという魂胆です。
最後はきな粉、本当は青きな粉で作りたかったのですが、正月の残りの黄色いきな粉がまだあったので……。これも香ばしくていいよね。
まず、求肥クレープを解凍する。表面の打ち粉をきれいに払って、薄く広げたきな粉の上にのせておく。この求肥クレープ、解凍すると結構べとつくので、それをきな粉でカバーしようという魂胆です。
求肥クレープがいい感じに溶けてきたらあんこを載せて包む。あんこの量はお好みで。
手を汚したくないなら、いちいちあんこを丸めなくても袋から直接絞ってのせて、後で成型すればよい。
そして包み込んでいく。袱紗包みのようにしてから、きな粉の上でちょっと転がして成型するとやりやすい。
4つ全てを包み終えたらお皿に移す。
きな粉が足りないと思ったら、上から追いきな粉します。
どうですか……?うぐいす餅に見えますか……?
断面。あんこがぎっしり、餅薄め。
味はしっかりうぐいす餅!
きな粉とあんこがあればうぐいす味になるんですよね。
求肥クレープの伸びも良く、もちもちとろりとして美味しいです。
正統派のうぐいす餅よりきな粉が少ないのが物足りないですが、そこはあとから追いきな粉してカバーしていきます。
あんこがたっぷりで、小さくても食べ応え十分だ!
求肥クレープは甘いので、あんこは甘さ控えめがおすすめ
前々から思っていたことですが、求肥クレープはかなり甘いです。
なので、きな粉は無糖、そしてあんこも甘さ控えめがバランス的によろしいかと思います。
このうぐいす餅は冒頭で申し上げた通り火を使わないし、あまり手が汚れないし、洗いものは最小限で済むし、思い立ったらすぐできるし、食べたい個数だけ作れるし……といいことがいっぱいの和菓子です。
お子様と楽しみながら作るのも良いですよ。和菓子は難しいと思っている人でもとっつきやすいはず。
贈り物用のお菓子というにはラフすぎますが、ちょっとした春のおやつにいい感じです!
ちなみに求肥クレープは大きい業務用食材店にあります。札幌圏だと大槻食材のキャロットにありました。富澤商店にも赤いもののみ置いていますが、赤だとうぐいす色にならない……。
ということで今回はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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