聖金曜日に食べるパン「ホットクロスバンズ」を作ろう

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ホットクロスバンズ パンとお菓子
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基本的に無宗教ですが、宗教にまつわるイベントや食べ物は積極的に取り入れる、都合がいいというか、現代の日本人らしい暮らしをしています。

 

ということで、4月9日はキリスト教における大イベント、イースター(復活祭)です。

今日はイースターの食べ物……ではなく、その前の「聖なる三日間」のうち一日、聖金曜日に食べるものとされているイギリスの菓子パン、「ホットクロスバン(ホットクロスバン)」を作ってみようと思います。

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卵と乳製品を使わないホットクロスバンズ

ホットクロスバンズ、最近では日本のベーカリーでも見かけるようになりました。キリスト教徒に向けた商品というよりは、シュトレンやセムラのように「期間限定のイベントのパン」という感じで売られていますね。

私はキリスト教に関しては浅学のため、認識が正しいかは自身がありませんが、ホットクロスバンズは四旬節(イースターの40日前)、その中でも特にイースターの2日前の聖金曜日に食べるのが伝統だそうです。(今では時期を問わずいつでも食べられているとか)

どんなパンかと言うと、ドライフルーツ入りの甘い菓子パンで、上にアイシングや小麦粉などで十字の模様を入れているのが特徴です。

聖木曜日から聖土曜日の3日間に食べられているものは卵や乳製品を使わないルールがあるそうです。

今日は聖金曜日のため、このルールを守りつつ作っていきたいと思います。

材料(9個分)

材料

強力粉 300g
インスタントドライイースト 5g
砂糖(きび砂糖使用) 30g
水 200ml
塩 5g
オリーブオイル 小さじ2
シナモン 少々
↑以上、全てパンケースに入っています

レーズン 50g
オレンジピール(刻む)50g

【模様用のペースト】

強力粉 30g
粉砂糖 10g
水 大さじ2

作り方

  1. 菓子パンだし、イースト多めということで、HBを使って手軽にいきます。ドライフルーツ以外の材料をパンケースに入れて、こね完了までHBにお任せする。
  2. こね上がったら生地を打ち粉を振った台に出し、広げてレーズンとオレンジピールを散らして巻き込む。
    ドライフルーツ散らす
  3. 生地を丸くまとめ、ボウルに入れて2.5倍くらいになるまで室温で発酵させる。
    発酵前
  4. 1時間置きました。発酵完了です。
    発酵後
  5. 9等分してドライフルーツが表面に出ないように丸め、上から覆い(タッパーを逆にしたもの)を被せてベンチタイムを20分取る。オレンジピールが汁っぽくて、なかなか包みにくい。
    分割
  6. 再度一つずつ丸めてオーブンシートを敷いた角型に詰め、二倍くらいに膨らむまで二次発酵。1時間くらいかかりました。
    二次発酵前
  7. 二次発酵させている間、模様用のペーストの材料を練り合わせて絞り袋に入れる。
  8. 発酵が完了した生地に7のペーストを絞り出す。袋の先端を細く切り、一つ一つに十字になるように絞ります。
    十字
    本当はここで塗り卵か牛乳を塗ると艶が出て見た目がいいのですが、今回のルールに反するので塗りませんでした。
  9. 180℃に予熱したオーブンで18~20分焼いてできあがり。あれ、十字の部分にまで焼き色が付いてしまいましたね。
    ホットクロスバンズ

シナモン、レーズン、オレンジの香りが素敵な菓子パン

ななめから

出来上がりました!艶出しを塗っていないため、マットな質感の素朴な見た目に焼き上がりました。

卵、牛乳やバターが入らなくてもシナモンとドライフルーツのおかげでとてもいい香り。ちょっと焼きすぎたかな?という色味になりましたが、それも香ばしくて美味しそうです。

表面はカリッとしていて、中はふんわり。

味も甘さをしっかりめにしたため物足りなさはなく、おやつにぴったりの味わいです。

紅茶がとても合いました。ごちそうさまでした!

久しぶりに菓子パンを焼きました。楽しかったです。

 

ということで今日はここまで!

最後までお読みいただきありがとうございます。

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