遂に憧れの北欧菓子パン、セムラを作って食べたのです!

スポンサーリンク
セムラ パンとお菓子
スポンサーリンク

※当ブログではアフィリエイト広告を利用しています。

 

 

この写真!フリー素材じゃないんですよ?

自分で作ったセムラなんです!

前回、お店で売っているシューセムラを食べたレポを書きましたが、そこで不完全燃焼に終わったセムラ欲を満たすため、ついに自作に踏み切ったのです。

スポンサーリンク

本物を食べたことは無いけどセムラを作ってみよう!

セムラについて書かれているサイトを調べてみると、決まったレシピは無く、どうやら以下の条件を満たしているものを指すようです。

  • バターやミルクたっぷりで、甘めに焼いたパン
  • パンにはカルダモンが入っている
  • パンの間にマンデルマッサ(アーモンドのペースト)と無糖の生クリームが挟まっている
  • 上に粉糖を振っている

パンのこね方にも特別な技法があるわけではないので、もしかしたらHBでもいけるかも、と思ってチャレンジしてみました。

材料(直径5cmくらいのパン8個分)

※材料は、本場のスウェーデンではdl(100ml)表記が一般的らしいですが、ここでは自分が作りやすいように一旦g換算してから計量しています。

【パン生地】

セムラ材料

準強力粉(今回はリスドォル)220g
バター50g(室温に戻しておく)
カルダモンの粒 小さじ1(皮をむいて包丁でザクザク刻む。面倒なら粉末でも良いらしいです)
牛乳 カップ1/2
砂糖(上白糖) 35g
塩 ひとつまみ
生イースト 18g

【マンデルマッサ】

マンデルマッサ材料

アーモンド 80g
砂糖 35g
粉砂糖 大さじ2と1/3
牛乳 大さじ4
カルダモン粒 少々(パン生地に使うカルダモンから少し取ります)

 

生クリーム カップ3/4~カップ1(ホイップ後に残っても無糖なので料理に使えます。なので、1パック全部泡立ててしまっても良いかも)
粉砂糖 適量

パン生地を作る

  1. 生イーストと人肌に温めた牛乳を混ぜて溶かす。
    生イーストと牛乳
  2. HBにバター以外の材料を全て入れ、10分ほどこねる。
    パンこね中
  3. ひとまとまりになったらバターをちぎりながら加え、均等になるまでさらにこねる。
  4. (ここまでで20分ほどこねました)丸めて一次発酵。暖かいところに30分くらい置く。
    一次発酵
    30分でかなり大きくなりました。生イーストの発酵力は強い。
    一次発酵完了
  5. 平らに潰すようにしてガス抜きし、放射状に8等分する。
    パン生地八等分
  6. 一つ一つ切り口をとじ込むようにして丸め、2.5倍くらいになるまで二次発酵。
    二次発酵
    一時間後↓
    発酵完了
    このへんでオーブンを200℃に予熱しておきましょう。
  7. 表面につや出しのための牛乳(分量外)を刷毛で塗る。水溶き卵黄のレシピもありましたが、牛乳の方が自然なツヤが出る気がします。
    牛乳を塗る
  8. 200℃のオーブンで12分ほど焼く。砂糖が多いので、長めに焼くとかなり色が強く付きます。今回は焼きすぎたかな……。
    パン焼き上がり
  9. パンを冷ます。その間にマンデルマッサと生クリームの用意をする。

マンデルマッサ、生クリームの用意をする

  1. 鍋にお湯を沸かし、アーモンドを30秒くらいさっとゆでてザルに上げる。
    アーモンドをゆでる
    今回は家にあった素焼きアーモンドを使用していますが、生の方が良いらしいです。
    ざる上げアーモンド
  2. アーモンドの薄皮をむいていく。指でキュッと押すとツルッとむけるので、そんなに大変ではないです。
    アーモンドをむく
  3. むきアーモンド、砂糖、粉砂糖、カルダモン、牛乳をフードプロセッサーに入れてペースト状になるまで攪拌する。
    アーモンドを潰す
    ↓意外と時間がかからずペーストになります。
    マンデルマッサ
    緩めに見えますが、冷やすと固くなります。アーモンドの粒感が残っていてもアクセントになるので気にしなくて大丈夫。
  4. マンデルマッサを容器に移して冷蔵庫で冷やしておく。その間に生クリームを泡立てる。生クリームには砂糖は入れません。
    生クリーム
    生クリームは「泡立てすぎかも……」と心配になるくらいまで泡立てた方が良いです。緩いと盛り付けにくいので……。
    泡立ったら星形の口金を付けた絞り袋に入れます。できれば、生クリームに添付の口金じゃなくてちゃんとした奴を使った方が仕上がりがきれいです。

マンデルマッサも生クリームも、パンがしっかり冷めるまで冷蔵庫に入れておきましょう。

セッティングする

パンが冷めたらセッティングしていきます。

  1. パンの上から1/3あたりにナイフを入れ、上下に二分する。真ん中が少しえぐれるように切ると盛り付けやすいです。
    パンを切る
  2. パンのくぼんだところにマンデルマッサを塗る。粘度があるペーストなので、たっぷりめに塗っても意外と垂れません。
    マンデルマッサを塗る
    今回の分量でマンデルマッサは全て使い切ることができます。多めの方が美味しいよ。
  3. マンデルマッサの上から生クリームを絞る。
    生クリームを絞る
    あまりきれいに絞れませんでした。こちらも多めの方が美味しいです。
  4. パンの蓋を乗せ、粉砂糖を振りかけてできあがり!
    セムラ完成

食べてみよう

できたてをコーヒーと共に食べてみます。

セムラとコーヒー

一口かぶりつくと、クリームがまだ落ち着いていないのか脇から出てしまいます。

味はカルダモンがスッと香り、エキゾチック。

マンデルマッサが超甘いんですが、無糖の生クリームととても合っています。コーヒーにすごく合う。

ただ、初セムラはカルダモンが強くてちょっと違和感を覚えてしまう味でした。

翌日のセムラはより美味しくなっていた

作り立てのセムラはクリームの緩さが目立ちましたが、一晩冷蔵庫で冷やすとクリームが締まり、よくなじんでいました。

誰かに差し上げるなら、前日に作っておいた方が良いかも。

 

そして、不思議なことに!初めてのセムラよりも二回目のセムラの方が美味しいんです!

カルダモンの風味に慣れたのか、全く気にならなくなりました。むしろ、カルダモン風味があった方が美味しい。

そして、三回目に食べる時にはもっともっと美味しく感じるようになっていました。

これがセムラの中毒性ってやつか……。おそるべし。

 

初めて食べて「口に合わないな」と思っても、食べ続けると美味しく感じるようになるものってありますよね。

生イーストは便利だけど購入が難しい

ところで、今回使用した生イースト。

砂糖をたくさん使うパンでもしっかり発酵してくれる便利アイテムですが、「生」と付く通り賞味期限が短いのがネック。

基本的に500gの大きなものしか売られていないのですが、富澤商店では使いやすい100gパックのものを取り扱っていました。

それでもあと80gは余る計算になりますが、普通の食パンにも使えるので何とか期限内に使い切れそうです。

セムラのカロリーは計算したくもない

さて、今回は8個のセムラができあがりました。

うちは二人家族なので、一人合計4個食べたことになります。

全ておやつにするのではなく朝食に差し替えたりしましたが、やっぱりカロリーが気になる。でも、計算するのが怖い……。

材料からして、ハイカロリーなのはわかりますよね。

 

さあ、年末年始はより一層デブになる予感がします。

今回はここまで。

最後までお読みいただきありがとうございます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました