梅シロップを仕込まれている皆さん!
蒸し暑い夏は梅シロップが進みますよね!
そんな夏も終わり、シロップを消費した後の梅の実が残っているご家庭もあると思います。
↑これは3年前の梅シロップ。
この翌年も翌々年も梅シロップを作り、とっくにシロップは飲みきっているのですが、残った梅の実の行き場に困ってしまいました。
消費しないとどんどん溜まっていく……。今年作った分もあるし。
うちはいつもそのまま食べるか、梅好きの友達にあげるかしていたのですが、今日は目先を変えて「チャツネ」にしてみようと思います。
そう、カレーに入れて、添えて美味しいチャツネです。一般的にはリンゴやなんかで作りますね。
梅もりんごもバラ科植物、だからいけるはず……。元々梅ジャムをカレーに入れたやつが好きなので、作ってみたら大成功!でした。
梅の実だけではないけれど、お好みでアレンジできます
今回、せっかくなのでバナナ、レーズン、干し柿(!)と、カレーに合いそうな残り物ドライフルーツをあれこれ入れて作っていますが、梅の実と玉ねぎとスパイスだけでもきっと美味しくできると思います。
砂糖やはちみつを入れずに梅シロップで甘さを足します。
冷凍保存できるので多めに作るといいですよ。
材料(カレーにして40皿分)
去年の梅シロップの梅 8~10粒くらい(漬ける前は3L~4Lでした)
※梅だけで作るならもっとたくさん用意してもいいと思います。
梅シロップ カップ1/2くらい
炒め玉ねぎ 1個分
バナナ2本、レーズン50g、干し柿5個(このあたりは適当で)
※レーズンと干し柿は、カチカチに乾いたものなら湯通しした方がいいです
にんにく、生姜各一かけ(すりおろす)
酢 カップ1/2
シナモン1/2本、ナツメグパウダー少々、オールスパイスパウダー少々、クローブ10個くらい、粉唐辛子小さじ1
塩 小さじ1/2
作り方
- 梅の実は種を取る。干し柿は角切りにする。バナナは適当にぶつ切り。
- 梅の実、バナナ、レーズン、干し柿をフードプロセッサーに入れてペースト状になるまで回す。
バナナと梅はあっという間に潰れますがレーズンと干し柿が固くて固形が残りやすかったので、カチカチのを使うなら湯通し等した方がいいと思います。 - ある程度ペーストになったら、これとその他の材料全てを鍋に入れて火にかける。
- 弱めの中火くらいで、木べらで混ぜながら加熱する。
最初はなんだかまずそうなベージュ色ですが、あっという間にちょっと透明感が出て市販のフルーツチャツネっぽくなります。
- 水分を飛ばすように混ぜながら加熱し、ぼってりしてきたら完成です。
これを冷まして、使う分ごとに分けてラップに包んで冷凍します。汁気が少ないのでラップで包みやすいです。
うちは一回に10皿分のカレーを作るので4等分して冷凍。5皿分しか作らないなら8等分して冷凍しましょう。
さっそくこのチャツネを使ってカレーを作りました。お水を入れるタイミングでチャツネも投入。
チャツネが入っている以外はごくごく普通の、市販のカレールーと豚肉のカレーです。
チャツネが甘さを加えるので辛口がよく合います。
甘酸っぱい&スパイシーなカレーになりました。お店の欧風カレーっぽい味わいになります。
そして梅のフルーティーな風味がしっかり感じられます。
カレーにフルーツの酸味が加わるとご飯が進むようになりますよね!不思議!
作り置きチャツネがあれば、いつでもこの甘辛カレーが食べられるので便利です。
元々カレーに梅ジャムやあんずジャム、りんごジャムなどを加えて作ることが多いのですが、市販のジャムだと勿体なくてね……。
しかし、これからはわざわざジャムを用意しなくてもよくなりました。
今後は梅ジュースの実は、チャツネにしよう。
家にある果物をあれこれ入れて作るのもいいかも
今回は家にあったレーズン(粒が大きすぎて使いにくかったやつ)、頂き物の干し柿、いずれバナナジュースにするつもりだった冷凍バナナを加えて作りましたが、これらが無くても、これ以外の果物を足しても、大体美味しく作れると思います。
ぼけたりんごとか、打撲が多い桃とか、熟れすぎてブヨブヨになった柿とか、色々と入れて試してみてください。
玉ねぎとスパイスが全体をまとめてくれるはずです!
ということで今回はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございます。
コメント