もなか。こちらの画像はフリー素材ですが、恐らく「とらや」の意匠ではないかなと思います。
とらやのもなか、美味しいですよね……。
と、そんな話はさておき、もなかの皮が自分で作れるらしいのです。
先日作った栗まんじゅうで残った白あんがあるので、もなかの皮が作れたら自家製もなかが食べられるじゃん!と思い、自作してみることにしました。
※とらやを始めとする和菓子店のように繊細な皮にはなりませんでした!悪しからず!
白玉粉とコーンスターチで作れる!もなかの皮
ここでは、洋菓子用の焼き型を使います、タルトレット型、マドレーヌ型(貝型も菊型も)、プリン型などで作れるそうです。
今回は1枚で6個焼けるマドレーヌ型(貝)×2、そしてカヌレ型8個を使います。あと、大量の洗濯ばさみを用意して下さい。これはプラスチックだと溶けてしまうので、木製か金属製を使いましょう。
材料(マドレーヌ型6個+カヌレ型4個分)
白玉粉 大さじ3
コーンスターチ 大さじ1
水 50ml
サラダ油 少々
作り方
- 型に油を塗る。マドレーヌ型は一枚は表面に、もう一枚は裏面に塗る。カヌレ型も4枚は内側に塗り、4枚は外側に塗る。(生地を入れて2枚の型で挟むので、生地に面する方に塗るということ。)
- 白玉粉とコーンスターチを混ぜ合わせ、水を加えてこねる。
白玉団子の生地よりもちょっと緩いくらいに調節する。 - 型に2の生地を薄く塗りつける。(ここでオーブンを230℃に予熱しておく)
マドレーヌ型はこんな感じ。
カヌレ型はこんな感じになります。流動性があるので結構難しい。 - 生地を塗った型にもう一枚の型を被せ、ぎゅっと密着させて洗濯ばさみで2枚一緒に留める。洗濯ばさみはたくさん使った方が良いです。
なお、型を被せる際にカヌレ型はかなり生地が溢れてきました。もなかには向かないのかも……。
- 予熱が完了したオーブンに入れ、12分焼く。
- 焼けたら熱いうちに洗濯ばさみを外し、生地を型から取り出す。(ここで生地がまだもっちりしているようなら生焼けです。もう2~3分焼き直しましょう)
熱いので軍手着用をおすすめします。ミトンでは上手く外せません。 - きれいに型から外れたら、もなか皮の出来上がり。
マドレーヌ型で焼いた方はしっかりした皮になりました。ただ、しっかりしすぎて「もなか」っぽくない……。煎餅だなこりゃ。
これは恐らく、2枚のマドレーヌ型がぴったり重ならず、少し浮いてしまうことから厚みが出たのだと思います。
1個ずつ焼くタイプの菊マドレーヌ型や、タルトレット型ならもう少し薄く作れたかもしれない。
こんな↓やつ。
カヌレ型で焼いた方は底が厚く、側面が薄くなりすぎました。生地を塗っている時の悪い予感が的中しました。向いていない!
次回があったら、カヌレ型ではなくてプリン型でやってみよう(4個しかないから2枚しか焼けないけど)。
白あんを挟んで食べてみよう
先日作った栗まんじゅうの残りの白あんを挟んで食べてみます。
意外とたくさんあんこが入る。
お皿に盛るとそれっぽい!
ただ、皮が固くて食べるとバリッと砕けてしまう!
これはこれで美味しいんですが、あんこが負けている感がある。
サクッとした繊細なもなかには程遠い。
アイスを挟んでみる
一個のもなかに思いのほかあんこを使うということと、固くてあんこがちゃんと味わえないということから、別なものを挟んでみようということに。
もなかと言ったら納豆……ではなくて(一部の北海道民にしかわからないネタ)、アイスです。
セイコーマートのアイスを急遽買ってきてアイスもなかにしてみました。
バニラ。
わっ、これすごい美味しい!
皮が固いおかげでアイスが多少溶けてもフニャッとならず、しかもクリスピーな食感を付加している。
この皮はアイスと食べるために生まれてきたのだな……!
そしてチョコレート。ジャンボではないチョコもなか。
チョコ感がとても強いアイスなのですが、それももなかの皮のおかげで次々と食べられる感じになりました。
私はバニラよりもチョコ派だな。セーコマのチョコアイス自体が美味しいってこともありますが。
ちなみに、カヌレ型で作った方は型から取り出す際に割れてしまったのですが、それもちゃんとアイスを乗せて完食しましたよ!
セーコマのアイスは美味しい
今回挟んだセーコマのアイスは210円のカップアイス。セーコマの中では高級ラインです。
セーコマは乳製品にとても力を入れていて、アイスもかなりの種類が出ています。
今回使ったアイス以外にも、棒アイス、ソフトクリーム、大体が美味しい上に安い!
夏だけでなく、冬もたまに買って食べてます。おすすめ!
ということで、自作のもなかの皮はアイスが一番合うという結論になりました。
アイスを挟むためにまた焼いてみようと思います。家にある材料でできるしね!
今回はここまで!
最後までお読みいただきありがとうございます!
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