自宅用の釜飯セットの可能性を広げるため、いわゆる「釜飯の素」を使わなくても手軽にできるものはないかと模索中です。
その手始めとして、市販のお惣菜を炊き込んでみたらどうか……と思い立ち、さっそく作ってみました。
今回使用するお惣菜は、我ら道民の台所セイコーマートのお惣菜!
一人暮らしに重宝する、小分けパックのお惣菜シリーズから「ふきの土佐煮」と「きんぴらごぼう」を選び、米一合とともに釜飯にしてみます!
ひとつで50gの野菜が摂れるお惣菜
数あるセイコーマートのCMのうち、林家たい平師匠出演のCMで宣伝されているセイコーマートのお惣菜。
不足しがちな野菜を補えるという売りの商品で、家庭的なお惣菜が数多くあります。
今回使うふきの土佐煮も、きんぴらごぼうも、この小さな1パックで50gの野菜が摂取できるのだそう。
一日に350g摂るべきと言われる野菜のうち50gは大きいですね。
惣菜釜飯を2つ炊く
今回は、米一合、それに合った水、そしてお惣菜1パックというルールで作ります。
セイコーマートのお惣菜は他のお店のお惣菜よりも濃い味ではない印象ですが、ご飯と一緒にして物足りなくならないだろうか?
ところでこのふき煮……。持ち帰ってからよくよく見ると……。
あれ?これ底の方に昆布入ってるね?!確認ミスでした、これは私は食べられない(ヨードを控えるべき病気もちです)ので、夫に味見させて感想を聞きます。
気を取り直して釜飯を炊いていきます。水に浸したお米と水1カップ、そして片方にはふき煮、もう片方にきんぴらごぼう。こちらは昆布は入っていない、良かった。
敢えて具は刻まずに、パックから出したままの状態で入れて炊きます。
そして蓋をしてかまどにセットし、固形燃料に着火します!
ポコポコとお米が沸く音と共に、甘じょっぱい香りが漂う。
そしていつものように、火が消えたら10分蒸らして完成。食事どきなのでテーブルが雑多です、すみません。
蒸らし終わったご飯をしゃもじでざっくり混ぜ、盛り付けて頂きます。
こちらはふき煮ご飯。くそぅ、昆布だしの香りがとても美味しそうじゃないか……。
ご飯に対してふきが大きすぎたかも?
(食べた夫の感想)味は、薄味ではあるが美味しいそうです。おかずも一緒に食べられる味加減。というか、おかず無しでは物足りないとのこと。
やっぱりセイコーマートのお惣菜は塩分少なめのようです。鰹も昆布も入っているのだから、出汁の味で食べさせる煮物なんでしょう。その出汁が米粒にもしみ込んで、ふきの香りも良くていい感じとのことでした。
そしてこちらがきんぴらごぼうご飯。やっぱり色は薄い。
色だけではなく味も薄目で、でもごぼうの香りがしっかり出て美味しいです。
よくあるお惣菜のきんぴらごぼうよりも油分が少なめのようで、くどくないです。
ただ、塩分だけで言えばこちらもおかずありきの味だな、この日のおかず、焼魚と長芋炒めがちょうどマッチしました。
二つとも美味しく作れました。具の量が米一合にちょうどよかったのも成功の理由ですね。
私は薄味でも美味しいと思いましたが、濃い目好きな人や、炊き込みご飯だけで食べたいときは、めんつゆや醤油を少し足したらちょうどよさそうです。
惣菜釜飯、アリです
イチから具を用意して作る釜飯に比べ、具材を切る必要も、計量する必要も無いわりに、ちゃんと手作り感のある釜飯ができました。
本当はひじき五目煮を炊き込んでひじきご飯が作れれば良かったのですが、私がセイコーマートに行ったタイミングでは生憎売り切れで……。でもきっとひじきで作っても美味しいはずです。
小分けパックのお惣菜だけでできる惣菜釜飯は、家でちょっとした炊き込みご飯が食べたいときや、アウトドアで炊き込みご飯を作りたいときにとても便利だと思います。
北海道ならセイコーマートはどこにでもありますもんね、キャンプに行った先で現地調達できるのがいいですよね。
もちろんお家で楽しむのも良し!そして、今回の趣旨と外れますが、、釜で炊かなくても炊飯器でも美味しく作れると思うので、釜飯セットを持たない人も是非やってみて下さいね。
ということで今回はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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