農業従事者の親戚からかぼちゃをたくさん頂きました。一度に5個も!
日持ちする野菜とはいえ美味しいうちに食べたいので、煮物にスープにコロッケに、美味しく頂いております。
おかずにしても美味しいが、せっかくの甘い甘いかぼちゃですから、ハロウィン前のこの時期にぴったりのスイーツを作りたいと思います。
まずはかぼちゃを丸ごとオーブンに入れて丸焼きにしてからお菓子の土台となるペーストを作り(一日目)、そのペーストが熱々のうちにバターや砂糖を混ぜ込んでかぼちゃモンブランのクリームを作り(二日目)、残りはかぼちゃバスクチーズケーキ(三日目)、かぼちゃアイス(四日目)にして食べきりたいと思います。
ひとつの記事では書ききれないので、4日に分けまして載せていきます。
つまり今週はかぼちゃウィーク!
では初日はかぼちゃペースト作りからです。
かぼちゃスイーツウィークの記事一覧
オーブンに入れて低温で加熱する
使うのはかぼちゃ丸一個。重量1250g。これで3つのスイーツに使用するかぼちゃペーストが取れました。
これをきれいに洗ってオーブンで焼きます。
なんとなくホイルで包みましたが、これだと水分が逃げず水気の多い仕上がりだったので、ホイル無しの方がいいと思います。
オーブンを160℃に設定して、予熱ナシでかぼちゃを入れて2時間加熱。なんせ丸ごとなので、長時間かけます。別に種まで食べるわけではありませんが、中まで火を通したいです。
いもやかぼちゃなどのでんぷん質の野菜は、70℃前後の低い温度をゆっくりと通り抜けると甘味が出やすいとかなんとか。
だからって70℃でずっと加熱しても柔らかくはならない(さつまいもの低温調理で検証済み)。難しい。
さて2時間経ちました。ホイルの上から竹串を刺してみると、スッと通るくらいまで柔らかくなっています。
ホイルをむくと、焦げたりはしていないが、ちゃんと熱が入っているのがわかる。
ホイルをむいて包丁を入れ、種とワタを取る。ホクホクになるかと思いきや、ワタ付近に水気が多い。
種とワタを取り除いたらスプーンなどで皮からこそげるようにして果肉を取り外します。味は甘いです。加熱方法と言うよりかぼちゃそのものの甘みかもしれない。
ペーストにする 冷凍保存できる
なるべく皮が入らないように果肉をこそげ取り、重量は600gほどになりました。歩留まり50%。
この果肉をスプーンやゴムべらなどで潰してペースト状にする。
これをジップ袋に入れて冷凍すれば、いつでも手軽にかぼちゃスイーツやポタージュが作れます。ただ、かぼちゃコロッケは少し水分が多いかもしれない。
砂糖を入れて煮直せば和菓子に使えるかぼちゃあんも作れます。
今回はバスクチーズケーキ用に200g、アイスクリーム用に100g冷凍しておきました。
今回は作りませんでしたが、パンプキンパイやかぼちゃプリンに使っても美味しいです。
冷凍しなかった分は熱々のうちにバターや砂糖を入れてかぼちゃモンブランのペーストを作るのですが、その工程は明後日。
かぼちゃモンブラン用には250g取りました。残った分は味付け無しで味見して食べきりです。
光熱費がもったいないので是非たくさん作って冷凍を
なんせオーブンを2時間稼働させるわけですから、光熱費がかかります。
でも、レンチンしたりふかしたりするより甘く、香りも良い気がします。このまま食べても美味しいくらい。
だから、せっかく作るなら少量ではなく、かぼちゃ丸一個とか二個とか使ってたくさんペーストを作っておいた方がお得です。
また、160℃で作れるオーブン調理を同時に行うのも省エネでいい感じです。今回私は上段の空きを利用してかぼちゃモンブランの芯となるロールケーキのスポンジを焼いていました。
これと、できたてかぼちゃペーストを使って作るかぼちゃモンブランのお話は明後日更新!
ということで今日はここまで!
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