立春の食べ物「春餠」を作ってみる!

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春餠セット 料理とレシピ
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昨年の立春に、立春に食べると縁起が良いものについて書きました。

今日は立春!立春に食べると縁起が良い食べ物とは
本日2月4日は「立春」、二十四節気における春、つまり新しい暦の始まりの日です。 その前日の2月3日、節分は大々的に豆をまいたり恵方巻を食べたりと、現代日本でもしっかり定着している割に、立春はあまり意識されていませんよね。 そもそも、節分は「...

ここで取り上げた食べ物の一つに、「春餠(ちゅんびん)」というものがあります。これは中国における立春の定番料理で、小麦粉の薄い皮に色々な具材を巻いて食べる、手巻き寿司のような料理だそうです。専門店もたくさんあるそうですよ。

今日は、その「春餠」を、自宅で作って食べてみようと思います!

 

※お気づきかと思いますが、実際は立春の前日に作って食べています!どうしても立春の朝にUPしたくて……。ご了承ください!

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春餠の皮を作る

春餠の皮は北京ダックに添えられる薄餠と似ていますが、それよりも大きく、直径15cmほどもあるものです。色々な具を包んで食べるからですね。

ちなみに、餠と言っても、中国では日本で言うところのもち米の餠とは異なります。穀物で作った円盤状の食品全般を指すそうですよ。

 

では皮を作ります。二人で食べますが、およそ4人分と言われる12枚くらい作ります。

皮の材料

材料は、強力粉2カップ、ごま油大さじ1、熱湯3/4カップ。そのほか、皮に塗る用のごま油を適量。

ボウルに強力粉を入れ、熱湯とごま油を注いで菜箸でぽろぽろになるまで混ぜる。
菜箸で混ぜる

ぽろぽろになったら手で触れるくらいの温度になっているので、手で滑らかになるまでこねる。ひとまとまりになったら、台に移してさらにこねる。油のおかげで打ち粉なしでもくっつきませんでした。

台でこねる

滑らかになった生地を棒状に延ばし、12等分する。

餃子の皮の要領で、一枚ずつ直径5cmくらいに延ばす。

5cm

6枚の片面にごま油を塗り、塗っていない皮を重ねて手で密着させる。

油を塗る

これをさらに延ばし、直径15cmくらいに広げる。

15cm

フライパンを中火で熱し、重ねた皮を一枚ずつ焼く。真ん中から膨らんできたら、こまめにひっくり返して全面に火を通す。焦がしたり、焼きすぎてバリバリにならないように注意する。

焼く

フライ返しなどできゅっと押し付けると、中に蒸気が溜まってぷっくりと膨れてきます。

焼けた皮を手で潰して空気を抜き、2枚に分ける。

はがす

この皮はあらかじめ焼いておいて、食べる直前まで乾燥しないように密閉容器などに入れておきます。食べる直前に蒸して提供します。

焼けた皮

具を用意する

春餠の具材は特に決まりがなく、肉、卵、野菜など、お好みのものを巻いて食べるそうです。

ということで、今日は家にあるものから、

  • 錦糸卵(塩と砂糖少し)
  • モヤシ炒め(塩コショウ)
  • 豚肉のせん切り炒め(酒と醤油)
  • 春雨炒め(醤油、塩コショウ)
  • せん切りハム(市販)
  • せん切りきゅうり
  • 長ねぎスライス
  • 甜面醤

以上を用意しました。

春餠セット

このほか、「咬春(詳しくは昨年の記事参照)」の習わしから、棒状に切った生大根も添えましょう。

これらと焼いておいた餠をきれいに並べて完成。春盤とも呼ばれるそうです。

お好きなものを巻いて食べる!

では早速食べます。

白髪ねぎ、甜面醤は必須で、それ以外はお好みの具を好きなだけ入れればよいそうです。

巻く前

とりあえず一枚目は、豚肉、錦糸卵、春雨、もやし、きゅうりを巻きます。

巻いた奴

底から具が漏れ出ないように下部を織り込んで、サイドを巻いてできあがり。

こちらをがぶりと一口食べる!

甘じょっぱい甜面醤と、色々な具の味が一気に味わえて楽しいです。まさにパーティー料理です。

次はあれを巻こう、あれも入れてみようと、色々試してみたくなるので話も盛り上がるし、食べる人が勝手に色々やってくれるので、大勢集まるときの料理にぴったりだと思いました。

全部甜面醤味だと飽きるので、きゅうりやハムをたくさん入れたものはマヨネーズを付けて味変したりして楽しめました。もっとタレの種類を増やすとよりいいかもしれません。

大根も具材として巻きながら、結局二人で12枚全部食べてしまいました。満腹です。

春餠は美味しくて楽しい

日本ではあまり意識されていない立春ですが、せっかく春餠という料理を知ったので作ってみました。

とても食べやすくて、美味しくて、楽しめる料理でした。中国で古くから行事食として愛されている理由がわかるな~と思いました!

みんなで楽しんで食べられる、食べる人のお好みで作れる、準備だけしておけばあとは勝手に食べてもらえるなど、日本の手巻き寿司と似ていますね。

私は体質から海苔をたくさん食べられないので、手巻き寿司よりも春餠の方が向いているかも、と思ったくらいです。また来年の立春に作るかもしれない。

 

ということで、今日はここまで!

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

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コメント

  1. にしおか より:

    春餅とてもおいしそうです。私にも作れそう、やってみます!
    いつも手づくりの記事を見るのが楽しいです。私には高レベルな手づくりですが、見るだけでたのしい。
    前回の記事が少し気になって、
    私も昨年から身内の不幸など続き、そういう時期なのかなと自分をなんとか納得させていますが、なぜか辛いことはつづくときがありますね。

    ご都合のよいペースで記事を書いてくださいね。
    たまに明るく毒をはく文章も好きです。(わかる〜と勝手に共感しています) それではまた。

    • 管理人 より:

      にしおかさん

      再びコメントありがとうございます!
      春餠、初めて作って食べましたが、生地を寝かせる必要が無いし、具も冷やし中華と変わらないのでとても作りやすかったです。是非お試しを!

      うちの「いろいろ」はもうね、未解決なので詳しく書きませんが警察のお世話になるレベルのやつ(もちろん被害者です)で……。
      とりあえず、防犯はしっかりね!としか言えないですが、にしおかさんもお気をつけて……。

      毒記事(笑)は自分のガス抜きに書いているつもりでも、意外に反響があったりします。「あるある!わかる!」と言いたい人々の気持ちを大事に、またそのうち毒を吐こうと思います!

      では、またいらして下さいね~!

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