インドカレーには珍しい豚肉カレー!ポークビンダルーを作ってみる

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カレー スパイスとかカレーとか
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前回、薬研を使ってガラムマサラを作りました。

今日はそれを使って、インド料理を作りますよ!

その名も「ポークビンダルー」。ポークと付くので豚肉を使う料理というのはわかりますよね。

ポークカレーは日本では珍しくありませんが、実はインドでは豚肉料理って珍しいんですよ!

 

※こちらは、過去記事に加筆修正して再掲載しています。

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インドでは肉と言ったら鶏や羊だが……

インドのカレーに使う肉は鶏や羊が多いです。

なぜなら、牛を聖なる動物とするヒンズー教の国であり、イスラム教国が隣接しているため豚肉もあまり食べられていないからです。

 

しかし!インドの西部、ゴア地方はポルトガルに占拠された歴史があるためキリスト教も盛んな地域であり、その結果豚肉料理も結構食べられているのだそうな。

その一つに「ポークビンダルー」という料理があることを知ったのは最近のこと。

インドのスパイス文化とポルトガルの豚肉食文化が出会って生まれた料理だそうです。

 

これ、絶対食べてみたい……!と思ったものの、どこで食べられるのかわからない。(あとで調べたら、今はポークビンダルーも食べられるカレー店結構ある)

ということで、作ってみることにしたのです。お店で食べて正解を確認する前でいいのかしら……?と思いながらも、もうガラムマサラも作っちゃったし、家に立派な豚肩ロースもあるし……と、見切り発車で出発です!!

きっと美味しくできるはず!

豚肩ロースブロックでポークビンダルーを作る!

「ビンダルー」っていうのはいかにもインドっぽい響きですが、ポルトガル語だそうです。

お酢「vinegar」とかワイン「vin」が語源で、お酢とにんにくを効かせた料理の名前です。

コリアンダーとクミンとターメリックはホールを自分で粉にしています。最初から粉を使った方が楽です。

材料 4人分

材料

豚肩ロースブロック 500g

【肉のマリネ液】
にんにく 30g(すりおろす)
しょうが 30g (すりおろす)

バルサミコ酢 大さじ4
ココナッツミルク粉末を濃いめに溶いたもの 大さじ4←本当はココナッツクリームを使うらしい

乾燥ミント 一握り
コリアンダー 大さじ1
粉唐辛子 小さじ1
パプリカパウダー 小さじ2
ターメリック 小さじ1/2
クミン 小さじ1

ガラムマサラ(前回作ったやつ) 小さじ1
ブラックペッパー 少々

材料

【ホールのスパイス】
シナモンスティック 1本くらい
ローリエ 1枚
鷹の爪 1本

【スパイスミックス】
コリアンダー 小さじ2
クミン 小さじ1
ターメリック 小さじ1/2
粉唐辛子 小さじ1/2
パプリカパウダー 小さじ1

【具】
玉ねぎ 小さいの4個 みじん切り
トマト 小さいの2個ざく切りとトマト缶1/2缶(本当は全て生トマトが望ましいはず)

はちみつ 小さじ1
塩 小さじ1~2
オリーブオイル 大さじ3くらい
お湯 適量

一日目 肉をマリネする

肩ロース肉を一口大に切り、マリネ液の材料を全て入れて揉み込み一晩寝かせる。

ミントが結構多い。
もむ

すっごいにんにく臭なので、袋に入れて揉み込み。空気を適度に抜いて密封し、袋のまま冷蔵庫に入れます。
寝かす

バルサミコ酢のせいなのか、ヨーグルトを入れていないのにタンドリーチキンのような酸味のある香りがします。

二日目

テンパリング
フライパンにオリーブオイル、ホールスパイスを入れ、鷹の爪の色が変わってきたら玉ねぎを入れて強めの中火で炒める。
玉ねぎを入れる

玉ねぎがきつね色になったらトマトを入れて炒め、スパイスミックスと塩とお湯大さじ2を入れて2分ほど炒める。
トマトを入れる

肉をマリネ液ごと入れて炒め、色が変わったらお湯大さじ2を入れてざっと混ぜ、弱火に落として蓋をし45分煮込む。
にこみ

最後にはちみつを入れて混ぜ、さらに2分ほど煮て、味をみてお好みで塩を追加して出来上がり。結構甘くなったので、レシピにある量に塩を追加しました。

45分後

 

ご飯を添えて頂きます

ポークビンダルーはどんな主食と合せるべきか……。

トマトやお酢の酸味がある甘じょっぱ味、しかも豚肉となったらライスが合いそう。

ナンやチャパティ、ポルトガルの文化が入った料理ということでパンなども合わないことはなさそうですが、やっぱりご飯が好きです。

カレー

結構な量のミントが入っているのですが、いわゆるミントガムのような味ではなく、紫蘇っぽい風味になっています。これはクミンのせいもあるのかも。

唐辛子が入っている割にあまり辛くない。こういうものなのかな?もう少し辛味があった方が好きなので、過去に作った辛味追加用のスパイスを振って食べるとちょうど良い。

バルサミコ酢の酸味は煮詰めたせいかかなり弱まっていますが、これが正しいのだろうか。本場のを食べてないのでわからないな。

美味しいことは確かです!

 

とろみのあるルーではありませんが水分少なめで味がしっかりしているので、ご飯によく絡んで食べやすいです。

ただ、大量のお肉を使っている割にすぐ無くなります。普通に食べるなら4人分で足りますが、うちはたくさん食べる者がいるので3人前しか取れませんでした。3人前に肉500gか……。コスパは悪いかな。

時間をかければ難しいものではないが、食材の用意が大変かな

手間としてはバターチキンカレーやチキンティッカマサラと同じで、スパイスと調味料で一晩漬けこんで翌日マサラソースで煮るだけ。

思いついてすぐ作れる料理ではありませんが、スパイスとココナッツクリーム、バルサミコ酢の用意さえあれば難しいものではありません。

しかし、それならスパイスとヨーグルトでできるチキンティッカマサラを作るかな~……という感じ。

 

豚塊肉を安く買えたら、また作ってみるかもしれません。

 

ということで今回はここまで。

最後までお読みいただきありがとうございます。

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