今年の梅干しに使うために赤紫蘇を自家栽培していたのですが、収穫後に遅れて生えてきた株が何本かありました。
何かに使う機会があれば収獲しようと放置していたら、もう花芽がつくくらいの大きさに。
これ以上放っておくと種が付いて、来年もここが赤紫蘇まみれになってしまう……と慌てて引っこ抜きました。
束にしてみると結構量があるので、これで「紫蘇ジュース」を作りたいと思います。
生の赤紫蘇から作る紫蘇ジュース
材料は、赤紫蘇、砂糖(グラニュー糖でも上白糖でも)、りんご酢(業務スーパーのアップルサイダービネガー)。
道具はホーローの鍋、消毒した保存瓶、コーヒードリッパー、コーヒーフィルター。
あと、衣類に汁が付くと染まってしまうのでエプロン。多少飛び跳ねてもいいように赤紫色のエプロンを着用します。慣れないミシンで初めて作ったエプロンです。
まず葉っぱをむしる。多少枝が入っても大丈夫です。
自家栽培の無農薬赤紫蘇なので、虫がついている可能性があります。
虫チェックをしながらむしり、よーくよーく洗って水けを切る。
ここまでは梅干しに入れる紫蘇の処理と同じですね。
葉っぱの重量、150gくらいありました。
紫蘇の量が極端に多いとか少ないとかでなければ、砂糖や水の分量は大きく変える必要は無いと思います。
まず、鍋に800mlのお湯を沸かして、ここに赤紫蘇を入れて中火で5分煮る。
赤紫蘇、加熱するとなぜか緑色になる。でも、あとで鮮やかな赤色が戻ってくるので心配なし。
5分煮たら葉っぱを取り出して汁だけにして、ここに砂糖150gを入れて中火にかけ溶かす。
中火のまま30分煮詰める。アクなどは出ないが、砂糖が多いため火が強いと焦げやすいので注意します。
部屋中紫蘇の香りでいっぱい!煮詰めていくとかなり量が減ります。
火を止めてりんご酢80mlを加える。
ここで化学反応が起きて、茶色がかった渋い紫色の液体がきれいな赤紫色になります!!
紙や布で漉す。コーヒードリッパー+コーヒーフィルターで漉しましたが、これは時間がかかる……。
この液体を清潔な瓶などに入れて冷蔵庫で保管する。
飲むときは炭酸や水などで5倍に薄めます。
冷めるのが待てないので、熱いシロップに氷をいっぱい入れて炭酸で割って飲んじゃう。
赤紫蘇は普段は梅干しに使う以外ないので、あの香りで甘いというのが不思議な感じ。
でも、りんご酢の酸味や香りとこの色で、ぶどうジュースを飲んでいるような錯覚を覚えます。
これはさっぱりしていいね!もっと夏本番のうちに作ればよかった。
この原液は、清潔な瓶に入れておけばかなりもちます。お酢がたっぷり入っているしね。
冷蔵庫で1か月は大丈夫らしいです。
でもわりとすぐに飲みきってしまいそう。花粉症に効くとか、身体にもいいという話を聞くし。秋花粉症ピークだから気休めでもどんどん飲みたい。
ゼリーなどのお菓子にも使えるかもしれない。
エプロンと紫蘇ジュース、全く同じ色でした。
ミントシロップにもお酢が合うかも
今年の夏は「マンタロー」というミントシロップの水割りを飲むことが多かったのですが、これは甘いだけのドリンクでちょっと物足りないときもありました。
でも、紫蘇にお酢のドリンクがこんなに美味しいなら、ミントにお酢でも美味しく飲めるかもしれませんね。
今年は赤紫蘇はもう生えないと思いますが、ミントは引き続き成長中なので、これがまた繁殖したらミント酢ドリンクを作ってみようと思います。
ということで今回はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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