先日粕漬を作った際に、少しだけ酒粕を取っておきました。
寒い季節のあったまりドリンク、甘酒を作るためです!
残しておいたのは50g、普通の濃さなら多めに1杯分くらいの量なので、手軽に電子レンジで作ります。
最後の方に酒粕で作る甘酒の栄養価などについても書いています。
上川大雪酒造の酒粕を使います
使用する酒粕は上川町にある「上川大雪酒造」という酒蔵の酒粕で、コープさっぽろで購入しました。
地元の酒造好適米、大雪の水で作られる日本酒が美味しいと評判の酒蔵なので、その酒粕も美味しい。麹の風味が活きています。
大半は粕漬に使いました。
電子レンジで酒粕の甘酒を作る
用意するものは、酒粕50g、水100~150ml、砂糖大さじ1(お好みで増減)、おろししょうが。
しょうがは画像にあるよりも少ない量で足りました。
器は大きめのマグカップ。
まず、酒粕を適度にほぐしてマグカップに入れ、分量の水から大さじ2くらい取って電子レンジで30秒前後加熱する。
熱によって酒粕が柔らかくなったら、小さい泡立て器などで混ぜてペースト状にする。すぐにトロトロになります。立ち上る香りがSK-2……。
そこに砂糖と残りの水を入れて混ぜ、
さらに電子レンジで加熱して飲みやすい熱さになるまで加熱する。あまり熱すると沸騰して飛び散ります。
最後におろししょうが少量を加えてざっと混ぜてできあがり。
酒粕とは言え酒気が少し残っているので、酔わないようにちびちび飲みます。
熱々なのでフーフー吹きながら飲む。麹の香りがふわっと広がります。
胃に流れ込んだ瞬間から、体がじわっと熱くなる。生姜の効能もありますね。
やっぱり麹を醸して作る甘酒よりもアルコールがありますし、この酒粕の個性なのか若干の辛み苦みがあります。
砂糖は大さじ1入れたけど、もっと甘くてもいいかも……。
麹で作る甘酒よりも大人向けの味です。
酒粕の甘酒は思ったよりアルコールが含まれていて、たくさん飲むと酔っぱらった感じになりますね。もう運転する用事もないしと思って、たっぷり飲んでしまいました。
身体はじんわり汗をかくほどぽかぽかになりました。
甘酒は夏の季語ですが、冬に飲むのが一番美味しい。これは真冬の野外イベントとかで出されたら嬉しいでしょうね。
「美味しんぼ」でも、真冬に近所で火災があり、その消火活動後に酒粕の甘酒を振る舞うシーンがありました。一緒に作ってた粕汁も作ってみたいな。
酒粕甘酒の栄養価は
酒粕は要するに日本酒の搾りかすですから、お米でできています。つまり、エネルギーは砂糖を入れる前から高いです。
100gで227kcal、半分の50gで114kcalとかなりのものです。
なので当然ダイエット中は向きません。
でも、酒粕は美容健康には良い食材と言われています。
まず、食物繊維は5g/100gと結構多め。便秘解消などによさそうです。
ほかに、ビタミンB群が豊富で代謝が良くなり美肌になるとか、アミノ酸が多く、麹、酵母などにより免疫力が高まるなどの良い効果があるんだそうです。
ただ、過ぎたるは及ばざるがごとし、食べすぎ(飲みすぎ)は糖質のとりすぎに繋がるおそれがあるので気を付けましょう。
健康食品としてではなく、あくまで嗜好品として楽しむのが良いと思います。
ということで今回はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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