もう昨年の話になりますが、夫婦で神戸~姫路に旅行に行きました。
そのとき食べた「アーモンドトースト」という食べ物がとても美味しかったのです。
食べたのは姫路ではなく神戸三宮ですが。
家でもアーモンドトーストが楽しめるスプレッド、アーモンドバターなるものも姫路市内のスーパーやお土産屋さんで売っていたのですが、要冷蔵品だったために購入は断念。
それからというもの、「また食べたいなぁ」という思いは消えず今まで過ごしてきました。
調べるとどうやらアーモンドバターは自作も簡単なようなので、作ってみることにします。
本式はマーガリンを使うらしい
凡その材料は、姫路のスーパーの売り場でアーモンドバターの裏書を見て知っている。
アーモンド、砂糖、マーガリン、コーンスターチと香料や着色料だったと思う。
多少添加物は入っているが、それ抜きでも自作できそうな感じ。
ただ、気になるのはマーガリン。うち、マーガリンなんて10年以上買ったことないぜ。トランス脂肪酸がどうとかを気にしているんではなく、単純に味が苦手。
ということでバターで作ります。「バター」と付くくらいですから、バターでも大丈夫でしょ!
現在バターは品薄の傾向と聞きますので、マーガリンが家にある方はそれを使った方が手軽だしコスパもいいと思います。
配合はネットのレシピを調べたうえで、自分好みに調整して作ってみます。
アーモンドトーストのためのアーモンドバターを作る
今回はバター100gを軸に作っていきます。砂糖多めの、脳髄にガツンと来る甘さにしたいと思います。
また、バターは有塩。甘じょっぱい方がB級グルメっぽくなりそうなので……。
材料
有塩バター 100g
グラニュー糖 75g
アーモンドパウダー 30g
アーモンドダイス 30g
グラニュー糖はキビ砂糖とかてんさい含蜜糖に差し替えると、風味豊かになってこれまた美味しいと思います。
うちにあったのが生アーモンドパウダーと生アーモンドだったので、どちらもから煎りしています。
アーモンドダイスはホールのを煎る→刻む。皮は付けたままにしました。
作り方
- バターを室温に戻し、指で押して跡がつくくらい柔らかくなったらグラニュー糖を加えすり混ぜる。
- 空気を含んで白っぽくなったらアーモンドパウダーとアーモンドダイスを混ぜて、均等になるまでさらに混ぜる。ちょっとバターを柔らかくしすぎたかな……。
↓
- 2を密閉容器に入れて完成。冷蔵庫で保管する。
材料からいって日持ちするはずですが、一旦柔らかくしたバターだし、油脂の酸化が気になるので早めに使い切ります。
冷蔵庫に入れるとかなりガチガチになります。塗りにくいけど、マーガリンじゃないから仕方がない。
食パンに塗って焼いてアーモンドトーストを作る
さて、アーモンドバターができたところでトーストにします。
用意するのは食パン。姫路のアーモンドトースト名店カフェドムッシュの写真を見ると、どうやら山食のようです(多分山でも角でもどっちでもいいはずですが)。
なので、うちも山食を用意します。自作のはるゆたか食パン!友達がくれたはるゆたか強力粉で焼きました。
これを厚めに切って、アーモンドバターを厚めに塗る……というよりのせて、
トースターでじくじく言っていい焼き色がつくまで焼く!
バターが溶けてきたところで一度スプーンなどでならすと、均等にパンに広がります。
バターと砂糖、アーモンドの香りがたまらない……。構成から言ってデブの餌だということはわかっているのですが、抗えないよね!
コーヒー淹れて頂きます。やっぱりこの手の食品にはコーヒーが合う。
脳にガツンと来る甘さ。有塩バターの塩気、バターのコク。アーモンドの香ばしさ。パウダーだけではなくダイスも入れているおかげで食感にメリハリが生まれます。
自作パンも美味しい。パンのサクサク、じんわり出てくるバターの油。これはたまりませんね!
旅先で食べたのはこれよりアーモンドバターが少ないトーストだったので、それより満足感が高いです。
そしてマーガリンではなくバターを使っているためにとてもリッチな味。ジャンクフードなのにリッチ!いいですね!
カロリーを計算するべきではない
一枚で、出来上がったアーモンドバターの1/5近く使ってしまいました。
これだと、バター20g、砂糖15g、アーモンド12g+厚切り食パン1枚分のエネルギーを摂取したことになります。
ざっくり計算で、1枚500キロカロリーほど……。
おっほっほ、計算しなければよかったぁ~。
ちょっと走ってきます!
ということで今回はここまで!
最後までお読みいただきありがとうございます。
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