今日はスペルト小麦でベルギーワッフルを焼きます。
ベルギーワッフルと言えば、マネケンのワッフルのようにしっかりした生地のものを想像する人も多いかと思いますが、こちらは「リエージュタイプ」と呼ばれるもので、ベルギーワッフルにはもう一種類「ブリュッセルタイプ」というものもあるそうです。
こちらはイーストで発酵させた緩めの生地を型にとろーっと流して四角く焼きあげたもので、サクッとした軽さとモチモチ食感が味わえます。
スペルト小麦の味や生地の感じから言ってこの「ブリュッセルタイプ」が美味しいのではないかと思ったので、今日はこちらを焼いてみます。
スペルト小麦でベルギーワッフル(ブリュッセル)を焼く!
スペルト小麦粉は北海道産の全粒粉を使います。
こないだ買ったら、いつの間にか1袋900gから800gになってた……。
また、ここでは、ビタントニオのワッフルメーカーを使って焼き上げます。
もちろん直火タイプのワッフルメーカーでも焼けます。その場合は焦げないように気を付けて!
ワッフル(8枚分くらい)
スペルト小麦粉 150g
きび砂糖 45g
塩 ひとつまみ
インスタントドライイースト 小さじ1弱
卵 2個
牛乳 250ml
溶かしバター(食塩不使用) 75g
型用バター、きび砂糖
お好みでアイスとかホイップとか
作り方
- スペルト小麦粉~インスタントドライイーストまでを全て合わせて泡立て器でぐるぐる混ぜる。
- 卵と牛乳を合わせて泡立て器でしっかり混ぜる。
- 1のボウルに2を注ぎ入れ、ダマがなくなるまで混ぜる。
- 溶かしバターを混ぜ込んでしっかり混ぜ、
ボウルにラップをして冷蔵庫で一晩発酵させる。
- 翌朝(10時間後くらい)。パンのようには膨らみませんが、生地の体積が増えています。バッチリ発酵している。
- ワッフル型を熱し、バターを塗り、5を流して火が通るまで焼く。
↓
型から外すときはフニフニと柔らかいのが、冷めると表面カリッとサクッとしてきます。
中は気泡が入って軽い質感になっている。
スペルト小麦の素朴な味とバターのコクがよく合い、軽い食感も相まっていくらでも食べられそう。朝食やブランチにちょうどいいボリューム。
昔どこかで食べた蕎麦粉のワッフルにも似たような、粉の香ばしさ。全粒粉というのも味わいに奥深さを与えていますね。
このままでも美味しいのですが、砂糖をまぶしてもう一度型に戻し、砂糖が溶けるくらいまで焼き直したものもカリッとして香ばしくなり、美味しいです。
二度焼きしたものは、熱いうちにアイスとホイップを添えました。焦げた砂糖の苦さをアイスやクリームが和らげて、すごく美味しい。
このほか、フルーツ、ナッツ、チョコなど、トッピングに凝ればおもてなしのスイーツにも向きます。
生地自体は簡単に作れるのに、トッピング次第でお店のワッフルみたいな仕上がりにできます!
スペルト小麦パンよりもハードル低め!
ブリュッセルタイプのワッフルは、リエージュタイプのベルギーワッフルよりも水分と空気を含んで、サックリふんわりとした食感が得られてとても美味しいものでした。
それでいて、ベーキングパウダーで膨らませるアメリカンワッフルよりも発酵のうま味が出ていて、軽いのに食べ応え十分なのもよかった。
また、スペルト小麦の活用法としても優秀だと思いました。
これまで、素人ながらいろいろなスペルト小麦パンを焼いてきましたが、今回のワッフルはそのどれよりも簡単で、気軽に作れるものでした。
生地は混ぜるだけだし、発酵は冷蔵庫だし、成形も必要ない。そして焼きもワッフルメーカーを使うなら機械任せでいけるので、技術的なハードルは全くなしでできます!手も汚れにくいですしね。
生地に卵と牛乳が入るのでアレルギー対応食としては使いにくいですが、健康のためにスペルト小麦を摂りたい方にはおすすめです。
ぜひお試しあれ。
ということで今回はここまで!
最後までお読みいただきありがとうございます。
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