最近はプレーンな食パンばかり焼いていますが、今日はちょっと手を加えて、抹茶マーブル食パンを焼いてみました。
昨日作ったダルゴナ抹茶の泡部分(クリーム部分?)が抹茶ホワイトチョコのような味だったので、これはパンに入れたら美味しそうと思ったのがきっかけです。
そして、ただ抹茶と全粉乳と砂糖と水を混ぜたものを塗るよりも、ダルゴナ抹茶の要領で泡立てて固いクリーム状にした方が塗りやすそうと思ったので、そのように作ってみています。
ダルゴナ抹茶マーブル食パン
抹茶にしろチョコにしろ、マーブル食パンは市販の折込シートを使って作るのが一般的。
その方がきれいに作れるし美味しいですもんね。
でも、今日は、多少の仕上がりの乱れを覚悟して、自作の抹茶フィリングを巻き込んで作りたいと思います。
材料(1斤分)
【パン生地】
強力粉(菓子パンにも食パンにも向くヴァンドゥノール使用)300g
インスタントドライイースト 2g
砂糖 10g
はちみつ 10g
牛乳 100ml
水 100ml~120ml(こねながら柔らかさを見て調節する)
バター 20g
塩 5.2g
【抹茶クリーム】
抹茶 大さじ1.5
全粉乳 大さじ8
砂糖 大さじ3
熱湯 大さじ3
作り方
- 強力粉とドライイーストを混ぜ込んでおく。牛乳、水、砂糖、はちみつを溶かし、上から強力粉を入れてゴムベラでざっくり混ぜ、ラップして30分ほど放置。
- 1をHBのパンケースに入れてこねる。10分経ったらバターと塩を入れてこね完了までお任せする。つまんでみて、水分が足りないようなら水少々(手を濡らして触れる程度)を加える。
↑これはこねに入る前。 - こね上がった生地を丸めてタッパーに入れ、室温で1時間→冷蔵庫の野菜室で4時間ほど発酵させる。
- タッパーがちょっと小さかったせいで、蓋に生地がひっついてしまいました……。
これを台に移し、丸め直してガス抜きしてから40分のベンチタイム。
- ベンチ終了直前に抹茶クリームを作る。抹茶、砂糖、全粉乳、熱湯を混ぜてハンドミキサーで泡立てる。
- 混ざり合ったらボウルの底を氷水に当て、クリームが固くホイップ状になるまで泡立てる。
- 4の生地を台の上でのばし、抹茶クリームを塗る。巻きやすくするために縁2~3cmくらい残しておく。
- で、ここからしばらく画像がないのですが……、7の生地を3つ折りにしてさらにのばし残りの抹茶クリームを塗って端からくるくる巻く。抹茶が手について、スマホ操作ができなかったのです。
- 8の生地を2等分にし(真ん中に糸を巻いて切ると断面がきれい)、油を塗った1斤パン型に入れて室温で二次発酵させる。1時間強かかりました。
- 型の8分目くらいまで生地が膨らんだら、180℃に予熱したオーブンで40分焼いて、できあがり。
きれいな渦巻き状のマーブルパンにはなりませんでしたが、思ったよりちゃんとした見た目。
成型の際にかなり抹茶まみれになって、どうなることかと心配していましたが、なんとか焼き色でごまかせています。
断面。
結構抹茶を入れたつもりが、焼いてしまうと少なく見えますね。もっと濃い抹茶クリームにして、何層にもなるように巻き込んだ方が良かったかも。
焼きたてのものは生のまま食べて、翌日はトーストして頂きました。
思ったより抹茶が控えめという印象。でも、巻きを細かくしなかったせいか生地がふわっとしていて、抹茶はそれほど強くなく、小麦の美味しさが潰されていないパンになりました。
全粉乳たっぷりの抹茶クリームはやっぱり抹茶ホワイトチョコに似た味で、ふかふかのパン生地によく合います。
次はもう少しクリームを濃くして、生地を薄く延ばして層が多くなるようにして作ってみよう。
抹茶パンはコーヒーに合う
抹茶味のスイーツは何と食べるべきか?ということを、いつも迷います。
風味が近い緑茶?それとも牛乳?コーヒーでいいのか?と考えてしまいますね。
でも、最近私が出した結論は、抹茶味が入っていても、洋菓子ならばコーヒーが一番合うということです。
バターやチョコの油脂分があると、日本茶では弱くてコーヒーの方が渡り合える感じがするし、抹茶×紅茶だと何だか喧嘩してしまう感じ。似たところがあるからぶつかり合うのか?
抹茶とコーヒーも喧嘩しそうですが、紅茶ほどは気になりません。
個人の好みもあるでしょうが、今日焼いた抹茶食パンはコーヒーと一緒に食べようと思います。
ということで今回はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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