スペルト小麦でパンを焼く(8)フォカッチャ

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フォカッチャ スペルト小麦
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発酵後

久々にスペルト小麦でパンを焼きます。

今回はイタリアの食事用パン、フォカッチャに挑戦します。

スペルト小麦はそのものが風味豊かなのでハーブやスパイス、オリーブの実などは使わず、生地とオリーブオイルの味だけで勝負してみます!

 

前回は天然酵母で焼きましたが、今回はまたイーストに立ち返って発酵させます。

今の季節は室温が高いから、長時間発酵させるやつはちょっと心配なので……。

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香ばしさが命のフォカッチャをスペルト小麦で焼く

うちで使っているスペルト小麦粉は、北海道産の石臼引き全粒粉です。稀少なものゆえ欠品することが多いのですが、海外産よりも安心感があります。

 

スペルト小麦の生地はダレやすいのですが、仕込み水の一部を硬水に差し替えることでやや締まった生地になるそうです。

ということで、コントレックスを25%入れてこねてみます。

材料

材料

スペルト小麦粉(北海道産石臼引き全粒粉) 250g
砂糖 20g
塩 5g
インスタントドライイースト 3g
オリーブオイル 25g
水(水道水120+コントレックス30) 150ml

仕上げ用オリーブオイル、塩適量

作り方

  1. 仕上げ用のオイルと塩以外の全ての材料をHBのパンケースに入れ、15分こねる。スペルト小麦はやっぱりべとつくなぁ。
    HB
  2. 生地を丸め、タッパーに入れて室温(26℃くらい)で2.5倍程度になるまで一次発酵させる。最近、タッパーに入れて発酵させた方がやりやすいなと感じる。途中で冷蔵庫発酵に切り替えやすいしね。
    発酵前
    発酵後
  3. 一次発酵後、丸め直してガス抜きし、20分室温でベンチタイムを取る。この時点で結構高さが出て、生地が締まっている感じ。コントレックスのおかげかな?
  4. オーブンシートの上に軽く打ち粉をし、生地を乗せて厚さ1.5~2cmくらいにのばし、二倍の高さになるまで室温で二次発酵させる。(乾燥防止のためにビニールシートなどかぶせておく)
    二次発酵前
  5. 生地に粉をまぶした指で穴をあけ、オリーブオイルを表面にたらしかけて軽く塩を振る。シートごと天板に移す。
    焼く前
  6. 200℃に予熱したオーブンで15~20分焼いてできあがり。
    フォカッチャ

砂糖が多めの生地なので焼き色が付きやすいです。焼き始めてから15分経過したあたりから、焦げていないか見るようにした方がいいです。

カット

ハーブやオリーブを載せなくてもスペルト小麦の風味だけで十分香ばしいフォカッチャが焼けました。

スペルト小麦のパン生地はダレやすいのですが、普通小麦で焼くときよりも水を少なめにしたおかげか、硬水を使ったおかげかふんわりと焼き上がりました。

気泡もきれいに入り、断面の見栄えも悪くないです。

そして食事にもよく合います。もちろんフォカッチャだけで食べても、それだけで美味しい。スペルト小麦の苦みというかえぐみのようなものはありますが、食べ慣れるとこれも美味しさのうちと思えます。

オリーブオイルと粉チーズを混ぜたものを付けて食べるのがすごく美味しかった。

あとは蜂蜜を付けたやつ。表面にまぶした塩と蜂蜜の甘じょっぱさがたまらないです。

スペルト小麦のパンの魅力を再確認

フォカッチャはハード系パンとは言い難いですが、小麦の味がハッキリ出るパンという意味では、同じ系統ですよね。

やっぱりスペルト小麦はバターやミルクが入るパンよりも、こういうパンの方が美味しくできる気がする。

最近のパン作りは失敗続きだったのですが(ここに載せられる仕上がりにならなかったもの多数)、久々に美味しく焼けて良かったです。

 

次は食パンにチャレンジするべきか?黒糖パンも合いそうだな~。

 

ということで今回はここまで。

最後までお読みいただきありがとうございます。

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