赤い部分を粗方取り除いた新生姜。
ここから紅生姜とジンジャーエールの素を作ります。
ガリは昨日作り、紅生姜は過去にレシピをご紹介しているので、今日はジンジャーエールの素を。
新生姜をたくさん買ったら、是非ジンジャーエールも楽しんで
今年はお店に並んだ新生姜が高い&あまり良くないので、思い切って通販で4kg購入しました。
これだけあると、紅生姜だけではなく一年分のガリも作れて、おまけにジンジャーエールの素も作れる。
新生姜は8月くらいまでは売っているお店もあるようですが、時期が進むにつれて品質が落ちるという口コミもあります。
なので、これから買う方はお早めに!
すりおろし生姜を砂糖とスパイスと煮詰める、ジンジャーエールの素
今はカフェなどのメニューで「自家製ジンジャーエール」と書かれているのをよく見かけますが、このレシピはお店ごとに違うようです。
スライス生姜を蜜に漬け込んだ上澄みを炭酸で割ったり、すりおろし生姜を煮詰めたジャムを炭酸で割ったり、生のすりおろし生姜と砂糖と炭酸をその場で混ぜたものだったり。
今回は、すりおろしジャムタイプを作ります。
ジンジャーエールの素はNHKの「グレーテルのかまど」で紹介されていた「くるりのジンジャーエール」を元に、自分好みの味にレシピと作り方を変えています。
まず新生姜!これは新生姜の根元にある種生姜だった部分(ちょっとシワが寄って筋っぽい部分)欠片が小さいとか色が汚いとか鮮度が良くないなどの部分を選んで切り取って使います。
つまり、紅生姜に適したきれいな部分を取った残りですね。
どうせすりおろすので、小さいものの寄せ集めでも、多少見た目が汚くてもいいんです。
これだけで300gくらい。
そして材料。先ほどの新生姜300gに対して砂糖200g、はちみつ60g、レモン汁50ml、スパイス各種。
スパイスは実山椒、シナモン、唐辛子、カルダモン、クローブ、八角を入れています。元のレシピには山椒もカルダモンも八角も入っていないのですが、どれも甘いものに使われるし、生姜にも合うはず。
カレーにも使われるスパイスなので、この組み合わせなら余った素をカレーの隠し味にも使える。
洗った生姜をざく切りにしてフードプロセッサーでみじん切りにする。
みじん切りになったら琺瑯の鍋に移し、砂糖とはちみつを加えて、ハンドブレンダーでペースト状にする。
グレーテルのかまどレシピではFPだけでペーストにしますが、FPだけでは粗くて……。ダメ押しのハンドブレンダーです。
ペースト状になったらスパイスを混ぜ込んで30分以上置く。
30分経過後、鍋を中火にかけて煮詰めていく。沸騰してからはかなり跳ねるので、弱火にして煮詰める。
新生姜は水分が多いので長めに煮詰めます。
10分くらい経ったらレモン汁を加え、さらに5分煮る。
レモン汁の酸で、全体がピンク色になります。これもガリがピンクになるのと同じ原理。
ここから5分くらい煮たら、スパイスごと煮沸消毒した瓶に入れて冷まし、そのまま冷蔵庫へ。スパイスは飲むときに取り除きます。
ちょっと舐めると、辛い!新生姜はあまり辛くないと言われていますが、これは辛いよー。大人の味!
冷めたところで炭酸で割って頂きます。大き目のコップ1杯分の炭酸に対して大さじ2杯くらいかな。
生姜ジャムが沈むので、太目のストローで飲むといい。
甘いんだけどスッキリ、辛い、スパイシー!そしてちょっとしびれる感じがあるのは、山椒のせいですね。いいアクセントだ。
そして生姜の発汗作用なのか、冷たいはずなのに身体が熱くなります。エナジードリンクみたい。身体に良さそう……!
冷蔵庫で1か月くらいはもつので、7月いっぱい楽しもうと思います!(残ったら生姜焼きとかカレーとか、料理に使う)
脳内では「ばらの花」が流れるよね
グレーテルのかまどでも紹介されていましたが、くるりの「ばらの花」という曲にジンジャーエールが登場します。
この曲に出会ったのが二十歳そこそこの頃で、この曲の影響で当時はジンジャーエールばっか飲んでたわ……。
その当時の気持ちが、「ばらの花」と共に脳内に再生されたのでした。
ちなみに、私は自分の結婚式のBGMにくるりの曲を何曲か使わせて頂いています……。
ということで今回はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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