半年~一年弱に1度くらいのペースで、10kgくらいの生豆を買い足しています。
今回はタンザニアのキリマンジャロ農園のもの(数日前にレビュー済み)、
そして中米のエルサルバドルから、エルカルメン農園という生産者のものを5kgずつ買いました。
私がいつも利用している松屋珈琲さんは5kg、10kgとまとめ買いすると安くなり、ビニール袋詰めの生豆が段ボールに直接入れられた状態で届きます。(トップ画像のビニール袋に貼ってあるラベルは、段ボールから自分で貼り替えてます)
エルサルバドルもタンザニアと同じく初めて買う産地の豆なので、生豆の状態や焙煎時の様子、味などの感想を記録として書きとめておきます。
エルサルバドルはこのあたり!
いつものように地球儀でエルサルバドルの位置を確かめます。
中米、コーヒーの名産地グアテマラのお隣にエルサルバドルはあります。
グアテマラやホンジュラスと同じくコーヒーの生産が盛んな国で、コーヒー生産が国の主要産業とされているそうです。
ハンドピックして焙煎する 欠点豆は多め
エルカルメン農園は数あるコーヒーの品種の中からブルボン種を栽培し続けている農園だそうです。
ブルボン種は栽培が大変と言われていますが、上品な酸味があり、香りが高くコクと甘味もあるという味に優れた品種だそうです。
ではハンドピックをしていきます。
お、よく見なくても欠点豆が結構あるな。
欠点豆は500g中にこれくらいありました。
うーん、これくらいは多い方ではないのかな?扱い慣れたパプアニューギニアエリンバリがあまりにもきれいで粒ぞろいだから……。
大きさが極端に違う豆もありました。小さい方は除く。
選別が終わったら、サンプルロースターで焙煎します。
前回のキリマンジャロ農園は思ったより煎りすぎてしまったので、今回は「ここだ!」と思う手前でやめて、ハイローストとシティローストの間くらいを目指します。
最初からロースターに豆を入れてしまってから湯気が出るまで強めの火力、そこから火を弱めて豆が締まって茶色くなるまで水分を抜くように焼き、強火にして爆ぜさせる。
1ハゼが終了してから2ハゼが始まる前あたりで取り出して冷ます。
おお、いい感じだ。狙った通りのシティローストに仕上げられました。
味見は2日後
すぐには飲まず、2日置いてハンドドリップ。
煎りたてよりコーヒーらしい香りが立つようになりました。挽いただけで部屋中にコーヒーの香りが漂います。
32gで抽出量320mlくらい、約2杯分くらい淹れました。お湯は大体90℃くらい。
ちゃんと酸味が残り、苦みも少しあり、コクと甘味が感じられるよい加減です。
とても美味しく煎ることができ、美味しく抽出できたので大満足です。
いつも飲んでいるパプアニューギニアエリンバリよりも酸味があるので、メリハリを感じられるコーヒーになりました。
色々な産地の豆に挑戦するのは楽しい
今思えば、焙煎を始めた頃は色々な生産地の豆を1kgずつ買っては少しずつ手網焙煎するのが楽しかった。
最近は一度煎りやすいと思った豆をリピートするばかりで、新しい産地や農園にチャレンジすることを忘れていました。
これからは、買ったことがない豆を買って、経験を積んでいきたいと思います。
ということで今回はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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