あまりここで記事にすることはないですが、普段からコーヒー豆を焙煎して飲んでいます。
サンプルロースターという道具を使用してカセットコンロで煎るという素人作業ですが、技術がどうあれ、煎りたてというだけで香りが良くて美味しいものです。
いつもはパプアニューギニアか中南米の豆を買っていますが、先日珍しくアフリカの方から、タンザニアにあるキリマンジャロ農園産の生豆を買ったので、その感想をレポします。
松屋珈琲というところで5kgずつ生豆を買っています
生豆はここ数年は群馬県にある「松屋珈琲」さんから購入しています。
個人消費者に嬉しい1kgから麻袋入りの60kgまで対応しているほか、スタンダードからプレミアム、COE入賞の豆まで幅広く扱っています。
私がずっと松屋珈琲さんを利用する理由は、たくさん買うほどお安いという点。
1kg、5kg、20kgの境目で単価が変わるので、私はいつも5kgを2種類または10kgを1種類購入しています。
群馬県ですから北海道まで送料が1000円ほどかかりますが、5kg以上の単価なら送料を含んでも安い。
5kgでも10kgでも送料は1000円で済むので、半年くらいで消費できる量として一度に合計10kg買うようになりました。
タンザニアのキリマンジャロ農園の豆はどんなかな
普段はパプアニューギニアのエリンバリGOLDという豆を好んで買いますが、今回は残念ながら、ちょうど品切れのタイミングでした。
それで、いつもはあまり手を出さないアフリカのタンザニア産を5kg(とエルサルバドル産豆を5kg)買った次第です。
タンザニアってどのへんかというと、
アフリカ大陸の東側、かの有名なキリマンジャロ山があるところです。
キリマンジャロといえばキリマンジャロコーヒー。この銘柄はタンザニア産のアラビカ種を指し、日本では喫茶店ブームが始まった頃からこの名前で流通していました。
そのせいか、喫茶店デートなどで青春を過ごした世代にはタンザニアという呼び名よりもキリマンジャロの方がピンと来るようです。
今回購入したのはタンザニアのキリマンジャロ農園産。まさにキリマンジャロコーヒーです。
酸味とコクが特徴と言われているこの生豆を焙煎していきます!
ハンドピック~焙煎
生豆を見た感じ、いつものパプアニューギニアエリンバリよりも欠点豆が多そうな。
私の欠点豆審査基準が正しいかは定かではありませんが、500g中、これだけの欠点豆がありました。
何粒かは数えなかったけど、いつものパプアニューギニアより格段に多い。
まあいっか、選別した豆をサンプルロースターで焙煎していきます。
外が寒いのでキッチンで。煙いけれど、あまりに外気温が低い中でやるとロースターがいつまでも温まらないのです。
ロースターは予熱せずすぐに豆を投入し、湯気が出るまで強火で、そこからじわじわ加熱して茶色くなったら強火にして爆ぜさせる。
そして2ハゼ直前くらいでやめました。何分かはちゃんと計っていません。
ここで焙煎後のハンドピックして完了。
せっかく酸味のある豆なので浅めの煎り加減を目標にしていたが、ちょっと煎りすぎましたね。
シティローストってとこでしょうか。
92℃くらいのお湯でペーパードリップして飲む
煎ってすぐではなく、翌日まで豆を放置してからペーパードリップで淹れて飲みます。
豆26g、90℃のお湯360ml。
ちょっと濃かったかしら。
「煎りすぎた?!」と思った割には酸味がしっかり残っていて、苦みも出始めているくらいです。
タンザニア産は酸味とコクが特徴というだけあって、どちらもしっかり味わえるコーヒーになりました。
ある意味バランスのいい、キリっとした味になったと思います。
果物の汁みたいな味も感じられます。香りも花のようで心地いい。
普段のパプアニューギニアは穏やかで飲みやすいのですが、それとは全く違う特徴があります。どちらも美味しいことは間違いないですが。
コーヒー豆の個性って本当に奥深いですね。
次はハイローストを目指したい
次はもう少し手前で止めて、ハイローストくらいを目指したいと思います。
ハイローストだともっと酸味が残るんでしょうね。楽しみです。
若い頃は深煎りに牛乳をドボドボ入れて飲むのが大好きでしたが、年取ってからは中~浅煎りが好きになってきました。
今回一緒に買ったエルサルバドルの豆も、近日同様にレポしたいと思います。
今回はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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