昨日、すながわスイートタイムに参加してきた件について書きましたが、その後まっすぐ札幌に帰るのももったいないな……と思い、砂川から滝川まで進んで友人のおすすめカフェでコーヒーとチーズを頂いてきたのです。
そのお店がとても雰囲気が良く、素敵な佇まいだったのでご紹介します。
江部乙にある週末限定カフェ「ギャラリー陶居&カフェ オルノ」
場所は道の駅滝川のすぐ裏手あたり、周りは畑や森ばかりという閑静な地帯にあります。
確かに、陶芸をするのなら街中ではできないですね。
ピザもやっているんですね。
建物は民家を改装したような造りで、お庭も素敵です。
ところどころに陶芸作家の大野耕太郎さんの作品が展示されていて、二階にはギャラリーが。
青磁のような、青くなめらかな焼き物で、水面のような美しい作品が目立ちます。
ちなみにカフェ担当は奥様だそうです。カフェで使用する食器は全て大野さんの作品のようです。
メニューを見てびっくり。
や……、安い!ペペロンチーノ500円!フレッシュモッツァレラを使ったスパゲッティが700円!なんと良心的。
ところどころに興味を惹かれるものがあるのもいいですね。(ホットコーヒーまたはカルピスのセットとか……)
こちらのお店はチーズにこだわりがあり、今は「コンテチーズ」というフランスのチーズフェアを行っています。
スイーツメニューも気になりますが、スイートタイムの直後で口の中は甘く……。
でも、がっつり食事もできない腹塩梅なので、「アシェット・ド・フロマージュ(チーズ盛り合わせ)」とコーヒーを注文します。
奥様がおひとりでされているお店なので、提供までに時間がかかるという注意書きがメニューにあります。
待っている間外の景色を見たり、
二階のギャラリーを見たりして過ごします。他にお客さんがいなかったので、あれもこれも見たいとうろうろしてしまいました。
コーヒーが先に到着。
小さくないカップになみなみと注がれています。カフェランバンの豆だそう。これで400円!スイーツ(チーズも含む)とセットにすれば300円で飲める。
このカップ、素敵なんです!手前は黄みががかった色で、チューリップのような膨らみがあり、奥のは星座の模様。光に透かすと薄い部分が光って、本当に星座みたいに見えるんです。
見た目だけではなく、手になじむなめらかさ、そして重さ。口に当たる柔らかさ。ただコーヒーを飲みに来たつもりが、食器の素晴らしさも味わえるなんて……。
感動しているうち、チーズも運ばれます。こちらも美しいお皿に盛られています。
奥のは灰(木炭だったかも)が挟まったセミハードなチーズ、真ん中がコンテチーズ、手前が羊乳のブルーチーズだったかな?
右にはドライフルーツと栗のはちみつが。
奥のチーズはとてもクリーミーで、灰の部分は少しざらっとしますが苦いとかえぐいとかはありません。
今フェア開催中のコンテはほろほろ感のあるハードチーズ。そのままだと口に残りますが、コーヒーで流すとうま味だけが広がる。
ブルーチーズがしょっぱい&癖が強いんですが、はちみつを付けたり、ドライフルーツと食べたりすると甘じょっぱさがマッチしてすごく美味しい。
チーズの塩気、特にブルーチーズのしょっぱさは、甘いものを食べまくった後の舌をきれいにリセットしてくれます。
また、発酵食品が持つアミノ酸のうま味が凝縮されているので、少量のチーズでもずっと口の中が美味しいんです!本当に偉大な食べ物だわ!
とても居心地が良い中、チーズを一口、コーヒーを一口……と繰り返すと、あっという間に時間が過ぎていきます。
ずっと居たいのですが、これから札幌に帰らねばならないので、完食したところで惜しみつつ店を出ました。絶対また来るぞ!
カフェは金土日祝しか営業していないので、ご注意を
思いがけず、使うことによって得られる陶芸作品の魅力を知ることができました。素敵なコンセプトのお店だと思います。
オルノは営業日が少なく、営業時間も短いので行かれる際はご注意ください。
道の駅滝川のすぐ近くですし、碁盤の目状に道が引かれている地域なので、辿り着くのは難しくありません。
ギャラリー陶居&カフェ オルノ
住所 滝川市江部乙町832-1
TEL 0125-75-6568
営業時間 <4~9月>11:00~18:00
<10~3月>11:00~17:00 金土日祝のみ営業(5~6月の菜の花シーズンは他の日も営業しているそうです)
次はお食事を頂きたい!
ということで今回はここまで!
最後までお読みいただきありがとうございます。
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