先日行った小樽の土曜市で、積丹町にある「のんのん・ふぁーむ」さんというところの平飼い卵を買ってきました。
お値段、10個で400円。
積丹町はさすがに札幌から遠く、なかなか行く機会もないので、小樽で買えるというのはとてもありがたいことです。
積丹町「のんのん・ふぁーむ」の平飼い卵
こちらのチラシによると、積丹岳の美味しい水と自然いっぱいの環境で育った健康な鶏が産んだ卵とのことです。
確かに、あのあたりまで行くと、もう自然しかないという感じですよね。そんなところの卵は本当に美味しそう。
鶏は「もみじ」という品種だそうです。平飼い養鶏というと茶色い卵を産む外来種のボリスブラウンという品種をよく聞きますが、もみじは国産種なんだそうですよ。
チラシには、餌にゆで卵を与えることもあると……。それは結構衝撃的……。卵には鶏に必要な栄養素が入っているのかしら。哺乳類が後産(出産後に排出される胎盤その他)を食べるのと同じ?
さてさて、卵です。
割ると、レモンイエロー。殻が柔らかいということはありませんでした。
これは目玉焼きにして食べます。蓋をして、黄身の表面に膜が張るくらいまでじっくり焼き。
そしてご飯と、昨日の残りのミートボールのトマト煮と。
トマト煮と卵を一緒に食べると味が分からなくなりそうなので、まず卵だけで食べます。
黄身があっさりしている気がします。味が薄いということではなく、サラッとしている食感というか、口に残らないというか。
白身は噛み応えがあり、ちゃんと味がする。パリパリに焼けたところはとても香ばしくて美味しい。
そして卵の臭みがないですね。チラシに「生卵は苦手だったという方たちから美味しいといわれるやさしい味」と書かれているのですが。まさにその通り。
卵特有の臭い、黄身のねっとり感、逆に白身の水っぽさなど、卵嫌いが苦手に思うであろう要素が少ない。
そして健康的な育ちという付加価値も加われば、これはとても需要がありそう!
目玉焼きだけで味わった後は、トマト煮と一緒に頂きました。トマトの酸味が卵の優しい味で和らいで、とても食べやすかったです。
トマト味に合うということは、オムライスにすると美味しいかもしれない。
ちなみに、少し醤油をかけて食べてみましたが、淡白な味わいの卵だったせいか、醤油が勝ってしまいました。でも、それでもご飯に合って美味しいことは間違いない。
のんのん・ふぁーむさんでは定期配達や地方発送もされているそうです。
気になる方は、一度土曜市で現物を見て買って食べてみてくださいね。
土曜市は一度行ってみるべき
今回は卵を買いに土曜市に行ったのですが、ついでにのんのん・ふぁーむさんのわさび菜(一束200円)も買いました。
このわさび菜が新鮮で、旬の野菜特有の鮮烈な風味があって、柔らかいのに張りがあってすごく美味しかったです。
無農薬だとわかる、虫食いありの野菜ですが、ここでしか買えないものだなと思いました。
近くにお住まいで自然食品に興味がある方は、一度行ってみるといいですよ。
ということで今回はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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